アプリを動画で紹介したい!動画活用のメリットとポイントとは

アプリのPRに動画を活用する企業が増えています。動画を使うとどのような効果が期待できるのでしょうか。この記事では、動画でアプリ紹介を行うメリットや、作成する際に注意したいポイント、さらに活用方法などをご紹介します。

 

アプリ紹介を動画で行うメリットとは

はじめにアプリなどのPRに動画を使用すると、どんなメリットがあるのかみていきましょう。

 

メリット①アプリのサービス内容を伝えるのに最適

アプリの中身がダウンロードするまでわからない、そもそもダウンロードの仕方がわからないという人にとって、アプリ紹介動画はとても便利なツールとなります。

例)お客様側の悩み

  • 本当に便利なのかどうかわからないのでダウンロードするか迷っている。
  • 検索の方法がわからない。
  • とりあえずダウンロードしてみたものの、使い方がわからないまま放置している。
  • ずっと使っていなかったのでアンインストールした。

 

こうしたお客様の悩みに対し、アニメーションやストーリー仕立ての動画を見てもらうことで興味を持ってもらい、ダウンロード後の問題なども解決することができます。ターゲットとなる、お客様が感じている「不」の付く言葉(不満、不潔、不安、不明、不便、不経済など)を解消するサービスであることをわかりやすく伝えることができれば、お客様にとってインパクトのある動画になるはずです。

メリット②操作方法を明確に伝えることができる

ふたつめのメリットとして、ダウンロード後の離脱率や、アンインストール率を下げられることが考えられます。アプリをダウンロードしたものの、操作方法がわかりづらいと、そのまま放置されたり、「操作がわかりにくいアプリ」という低評価を受けたりする可能性があります。こうした問題に対して、操作方法や活用方法をPRの段階から動画で伝えることが有効です。

操作画面などが盛り込まれた動画を事前に見ることでユーザーは全体の仕組みや操作方法がある程度イメージできるので、ダウンロードしてからもスムーズに操作できることが期待できます。

また、操作方法などを説明する動画では、動画グラフィックやナレーション、アニメーションなどを駆使してわかりやすく伝えると、訴求力アップにもつながるでしょう。

メリット③アプリの世界観を存分に伝えることができる

3つ目のメリットとして、アプリの魅力となる世界観を伝えられることが挙げられます。特に似たようなタイプのアプリが多い場合は、グラフィックやBGMなどが入った動画でコンセプトや世界観を表現することでお客様の目をひき、使ってみようかな?とユーザーの気持ちに働きかけることができます。

そのためアプリ紹介動画を制作する場合は、事務的な操作方法だけでなく、世界観を表現した映像なども盛り込むとよいでしょう。実際にダウンロードするまでに至らなかった場合でも、アプリのイメージにつながる世界観がSNSでシェアされる可能性があります。こうした不特定多数の人に拡散されることも、動画でアプリ紹介を行うメリットのひとつです。

メリット④伝えたいことがたくさんあるときこそ動画が有効

4つ目のメリットは、多くの情報をスムーズに伝えることができることです。例えば、通信教育教材のアプリを紹介したい場合、以下のような内容を伝えたいとします。

 

例)伝えたいこと (通信教育教材のアプリを紹介したい場合)

  • スマホに連動したアプリが用意されているので隙間時間で勉強がしやすい仕組み。
  • 通信教育は続かない、というイメージを払拭する楽しさのある教材を提供している。
  • 他社の商品に比べて価格もお手頃。
  • わからないことがあればサポートしてくれるサービスがある。
  • 長年にわたる通信教育のノウハウがある。

 

これらをテキストで伝えるにはかなり細かく説明する必要があり、読む側も大変です。しかし動画ならば、自社に対する情報を持っていない人にも多くの情報を、短時間で一度に伝えることができるので、わかりやすい動画を作ることができれば、ポジティブな第一印象を持ってもらえることが期待できます。

動画が多くの情報を伝えることができる理由のひとつとして、画像や文章、または口頭だけで伝える場合に比べて、視覚と聴覚に一度に働きかけてくれることが挙げられます。これは、人間が元々、動くものに視線を奪われやすい性質を利用しています。

 

■正方形を認識する例

【引用】movie TIMES「なぜ「動画」なのか?――動画が持つ4つの価値を知り、動画マーケティングの効果を最大化する」https://www.movie-times.tv/basic/7098/

このように、文章で細かく伝えるよりも、一瞬で重要な情報をたくさん伝えることができるのが動画の大きな魅力です。上記の例のように、たくさん伝えたいことがあるときこそ、動画プロモーションが威力を発揮すると言えるでしょう。

 

メリット⑤たくさんの人に同じ情報を効率よく伝えることができる

企業のサービス内容(この場合はアプリも利用してほしいということ)を伝える際に、説明を行う人のトークスキルの差によって、伝えたいことが抜け落ちてしまうことがあります。

 

例)人によって伝えたいことが伝わらないケース

Aさんはアプリが無料なのにとても便利で使いやすく、おすすめのものなのでぜひダウンロードしてほしいと熱意を持って伝えることができます。

Bさんはアプリではなく商品自体の良さを伝えることに重点を置いていて、アプリのことはオマケ程度にカタログの中に書いてあるからいいだろう、と口頭では伝えませんでした。

こうした問題にも、動画は効果的です。例えば、自社のアプリの内容や、検索方法から使い方までのチュートリアル動画の準備をしておけば、重要なポイントを言い忘れてしまうことを防ぐことができます。

また、動画は営業先の社内でデータを共有してもらうことで、不特定多数の人に見てもらえるという特徴もあります。つまり、動画を活用すれば営業担当のコミュニケーション力やスキルなどに左右されず、必要な情報を伝えることができ、さらに営業先の企業内で上司や関係者に効率よく広めることことができるのです。

 


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アプリ紹介動画を制作する方法

動画でアプリを紹介することのメリットは期待できそうだと感じるものの、実際に動画を作るときには準備に何が必要で、どれぐらいの時間がかかるのかわからない……という方も多いのではないでしょうか。そこでここからは、アプリ紹介動画を作る場合に何が必要で、どんな点に気をつけたほうがよいかをご紹介します。

 

一番伝えたいことは何か、順位をつけてみる

はじめに自社内でアプリの中でどの項目を一番伝えたいのか、意識合わせをしておくとスムーズに制作を進めることができます。動画が完成してから「ちょっと方向性が違う」と言われないためにも、制作に入る前に社内で徹底的に打ち合わせを行いましょう。

 

例)打ち合わせのときに決めておくとよい項目

目的:ダウンロード数を増やしたい!

  • アプリ紹介動画の中で一番伝えたいことは何か(無料でダウンロード、わかりやすい、サポートサービスが充実など)
  • ターゲット、伝えたい人は誰か(商品を購入済みのお客様なのか、まだ検討中の段階のお客様なのか)
  • 拡散目的の広告予算も用意できるか(ダウンロード数を増やしたい場合は有料広告との併用が効果的です)

 

目的:ブランドイメージを向上させるようなかっこいい動画を作りたい!

  • デザインや演出のテイスト(テレビCMや他社の動画で自分の描くイメージの近いものをピックアップして見せ合うとスムーズです)
  • 予算はどれぐらいまでかけられるのか(ここは次にお伝えする“発注先をどこにするのか”に関わってきます)

 

目的:まだ動画制作についてよくわからないがこれからいろいろ始めていきたい!

  • 大まかなストーリー(動画の流れ)と尺(動画の長さ)
  • 予算はどれぐらいまでかけられるのか(上限を先に決めておくと安心です)

 

このように一番、伝えたいこと、目的を明確にしておけば、最終的な動画のポイントも整理できて制作をスムーズに進めることができるでしょう。

もっとも伝えたいことを決めるときは、さまざまな方法がありますが、まずは伝えたいことをどんどん書き出していき、その中から優先順位をつけていくと、関係者の納得も得られやすくなります。ひとりで考え込んで決めずに、社内の関係部署や上司を巻き込むことも大切です。特に幅広い視聴者が想定される動画は、さまざまな視点から意見をもらうことが良い動画を作成するポイントになります。

 

外注するのか、内製するのか悩んだときは

動画を作ったことがない人がいきなり動画ソフトを使いこなすことは難しいものです。また、ある程度経験がある人でも動画制作は想像以上に時間がかかることをあらかじめ認識しておく必要があります。作業時間は内容によってまちまちですが、2分程度の短い動画を作る場合でも、動画作成に慣れた人でしっかりした撮影から凝った編集まで行おうとすると、丸1日以上かかるのが通常です。こうしたことを踏まえ、動画を制作するには外注か、内製かを考える必要があります。

 

■内製(動画制作ソフトなどを購入して自作)

動画を内製する最大のメリットは、費用を安く抑えられること。一方、デメリットとしては、慣れてスキルが身につくまではクオリティが低い動画になってしまうことや、制作に時間がかかることなどが挙げられます。また、内製で動画制作を行う場合は、高価な撮影機材、動画ソフトを購入したり、動画処理能力を伴うハイスペックなPCに買い替えたりすることも必要になります。

例えば、あまり編集が必要ない定点撮影だけで済むセミナーや社内の記録動画などは、比較的初心者でも制作しやすいテーマになります。凝った演出なども必要がないので、まずはこうした簡単な動画作成で基本スキルを身につけていくとよいかもしれません。

 

動画制作の内製化なら「Video BRAIN」

「Video BRAIN」は、プロが使うような編集機能で誰でも簡単動画を作ることができる動画制作ツールです

 

■外注(動画制作会社)

動画制作を内製することが難しい場合、外注で動画制作会社に依頼することができます。外注する場合のメリットは、クオリティの高い動画ができること。デメリットには、短い動画でも納期が思った以上にかかることや、良いものを作ろうとすると費用が結果的に高くなってしまう点などが挙げられます。例えば、大きな展示会で大画面を使って放映する動画を作りたい、海外の展示会やセミナーでも使いたいなど、動画のクオリティにこだわりたい場合は、外注することを検討してみるとよいでしょう。

 

■企業向けの動画編集ツールを利用してみる

また、将来的に内製していくことを想定したり、ケースバイケースで使い分けたい場合などは、半分外注、半分内製とも言える動画制作サービスを利用してみるという選択肢もあります。例えば、ビデオブレインには、わずか3ステップで動画制作が行えるAIの制作サポート、国内最大級の豊富なテンプレートとBGM、動画制作サポート、また有料でマーケティングサポートまで、さまざまなサービスが準備されています。利用している間に、自然と動画を作成する流れやイメージがつかみやすくなることも特徴のひとつです。

特に頻繁に改訂が行われるサポート動画や、アプリ紹介動画を作りたい場合などにおすすめです。まずは担当者のスキルを冷静に考え、どれぐらいのペースで今後動画を作っていきたいのかを踏まえて、ビデオブレインなどの動画制作サービスを利用することも検討してみてはいかがでしょうか。

内製化を検討するときに参照したい関連記事はこちら

 

完成度が向上!アプリ紹介動画制作のポイント

アプリを作成したからには、ダウンロードして利用もらうことが目的になります。アプリの紹介だけでなく、こうしたダウンロードしてもらう施策やお客様がより快適にアプリを活用してもらうための施策なども動画に盛り込むことが大切です。

 

スマホアプリを紹介したい場合

例えば、スマホアプリを紹介する場合は、動画の中でアプリがダウンロードできるQRコードを入れることをおすすめします。QRコードは無料で簡単に作ることができるので、動画が完成したら名刺や紙の資料に印刷できるQRコードを取得して積極的に活用しましょう。受け取った側は、好きなタイミングで見ることができるので、その場で見てもらえなくてもお客様が思い出してあとで見てくれることも期待できます。

 

■具体的な動画の一例

 

メンテナンスサービスを紹介したい場合

また製品を購入後に故障してしまった場合のメンテナンスサービスなども動画で紹介するとよいでしょう。例えば、自分で修理しようとしてさらに悪い状態になってしまったなどの実例を紹介しながら、そうなる前にサービスを利用してほしいというストーリーを作ってメンテナンスサービスがあることを伝えます。その際に、費用はどれぐらいかかるのか、どれぐらいの時間で解決されるのかなど、お客様が知りたい具体的な情報を盛り込むと、よりお客様の関心をひくことができます。

例えば、24時間以内に駆けつけることを自社のサービスとして挙げているのであれば、時計のアニメーションで24時間過ぎる前に駆けつけているようなイメージを入れると視覚的にも理解しやすい動画になります。

 

まとめ

企業サービス、アプリの内容が多様化する中で、どんなサービス内容なのかをわかりやすく動画で伝えることは、サービスを利用する側にとっては安心感を与えてくれる材料になります。ユーザーが気になる点をうまく解決してくれる内容が盛り込まれた動画を作ることができれば、企業ブランドイメージの向上につながることも期待できます。常に見る側に立って、わかりやすい内容の動画を作ることを意識しましょう。


 

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