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コスメ・化粧品業界で動画マーケティング戦略とは

デジタル化の推進により、インターネットの高速化が実現した現代では、動画サイトが身近な存在となりました。そのため、コスメ・化粧品のマーケティング活動においても、動画を活用するケースは増加の一途をたどっています。化粧品業界のプロモーションに適した動画の種類をよく理解して、潜在顧客のファン化を実現させましょう。

コスメ・化粧品のプロモーションに動画を活用するメリット

最近ではTVCMやYouYubeだけでなく、様々な女性向けのメディアやアプリで動画広告を見る機会が多くなり、気づかないうちにブランドの認知やイメージを消費者に植え付けているケースも多く見受けられます。コロナや外出自粛も多かったことからインターネットで化粧品や通販で購入する機会も多くなり、特に肌への相性を気にしなくても良いコスメや基礎化粧品などは定期的にリピートを維持するのが難しいと考えられます。

メーカーであれば、直接消費者と接触することが少ないことから、ブランドの潜在層の獲得やファンを維持するために自然にブランドの良さや世界観を知らないうちに短時間で視聴される動画の活用は有効な手段と言えます。

また昨今では、あらゆるモバイルデバイスから動画コンテンツが視聴できるようになり、様々な媒体からのプロモーション活動の効率化に大きく貢献します。よりターゲットユーザーがどのような情報を必要としているのかを入念にリサーチし、訴求性の高い動画を配信すれば、成果向上に結びつく可能性が高まります。

1)ブランドイメージの向上が見込める

非常に抽象的なのがブランドイメージであり、テキストのみで伝えるのは困難です。しかし動画を活用すれば、概念的なものであったとしても、直感的かつ効果的にユーザーへ届けられます。「エレガント」「ナチュラル」「フェミニン」「クール」といったイメージを、視覚・聴覚に訴えかける動画により、強く印象づけられるでしょう。

またユーザーにとって、長文のテキストから情報を取得するよりも、短時間の動画を視聴するほうが手軽で負担がかかりません。自ら読んで理解するという手間のいらない動画は、より多くのユーザーに見てもらいやすいのと同時に、拡散の可能性も見込めるため、認知度のアップも期待できます。

2)使用感を伝えやすい

化粧品・コスメを購入する際に、ユーザーがもっとも気にしているのが使用感です。化粧水の場合、トロッとしていたり、サラッとしていたりなど、文章では説明の難しい情報もあるでしょう。色味といった情報もテキストでは伝えにくいため、視覚を通したほうが的確に情報を届けられます。

テキストで情報を発信した場合、ユーザーは求めている情報にたどり着くまでに文章を読み進めていく必要があります。短時間でテキストよりも多くの情報を伝えられる動画は、このようなユーザーの負担を軽減するのにも効果的です。

3)シェアされやすい

視覚と聴覚にダイレクトに語りかける動画は、ユーザーの共感が得やすいといった特性も持ちます。ユーザーの共感が得られると、SNS等で「いいね」や拡散などのアクションにつながりやすいため、幅広いユーザーに自社商品を知ってもらえる機会が創出できるでしょう。「いいね」の獲得数は、購入を検討しているユーザーの後押しにもつながりやすいとされています。

動画の拡散効果を狙うのであれば、インフルエンサーの起用も効果的です。タイアップ動画として、インフルエンサーのチャンネルで配信してもらえば、効率的に多くのユーザーに向けて商品をアプローチできます。

最近ではTwitterや様々なSNSで○○人限定のプレゼントキャンペーンなどで、フォローするだけで簡単い応募ができるなど、気軽にユーザーとの接点を持てるようになり、シェアもされやすくなっています。

4)文字よりも多くの情報が伝えられる

動画コンテンツが身近となった昨今では、テキストのみのサイトが敬遠されがちです。文字と画像の視覚のみから得る情報と比較して、聴覚にも訴えられる動画は、はるかに多くの情報を伝えられると同時に、記憶にも残りやすいのが特徴です。このようなことからも、動画は商品の魅力を伝えるために非常に有効なコンテンツだといえるでしょう。

化粧品・コスメ業界の動画の種類

化粧品・コスメのマーケティングやブランディングで活用される動画には、いくつかの種類があります。用途ごとに適した種類を見極めて選択し、動画作りに取り組めば、高い効果が見込めるでしょう。まずは動画の種類により、どのような違いがあるのか、詳しく解説します。

1)ブランディング動画

ブランディング動画とは、企業がユーザーに対して与えたいイメージを打ち出す動画です。視聴したユーザーが、ブランドに対してどのような印象を抱くのかが大きなポイントとなります。ブランドのイメージ向上を図る目的で用いられ、初見でいかにユーザーの心を掴むのかを意識して作ると効果的です。

原料や品質などの詳しい解説を盛り込むのではなく、視聴したユーザーのブランドに対する憧れや共感を引き出すような内容で構成すると、視聴者の心を動かせるでしょう。また、競合他社のブランドと差別化を図ったり、認知度アップを目指したりする場合にも、ブランディング動画は適しています。

2)商品の紹介動画

商品の紹介動画は、成分の特徴や使い心地、品質面での魅力を伝える目的で公開する動画です。ユーザーからの理解を得ると同時に、興味関心を育成する効果も期待できます。配合されている成分や従来商品との違い、効果や売り上げ実績といった具体的な情報を盛り込むと、信頼獲得につながりやすくなるでしょう。

商品の魅力やこだわりなどの情報を届けたいときには、テキストよりも動画を使ったほうがスムーズに伝わります。音や動きが加わることにより、商品の特徴が視聴者の記憶に残りやすくなるのもメリットです。

3)ハウツー動画

商品の使い方を解説した動画は、ハウツー動画と呼ばれます。実際に商品を使っている様子を動画で伝えることにより、ユーザーはより具体的なイメージを持てるのです。たとえば、スキンケア商品の場合、使う順番や効果的な使用方法について、モデルを起用したりイラストを用いたりして解説する動画がこれに該当します。

またコスメ商品の場合には、商品の特徴だけでなくワンポイントアドバイスなども取り入れると、ユーザーの購入意欲向上につながるでしょう。ハウツー動画は、新規顧客だけでなく、既存顧客へのアプローチとしての効果も見込めるため、リピーターの獲得にも有効です。

4)ユーザーレビューを盛り込んだ動画

レビューを参考にして購入を決めるユーザーは数多く存在します。商品を実際に使った感想は貴重な情報です。さらに、自社独自のアンケートを実施すれば、その企業でしか得られないより価値の高い情報が集まるでしょう。そのようなユーザーレビューを効果的に組み込めば、視聴したユーザーの安心感・信頼感につながり、購買意欲の促進が期待できます。

【事例4選】コスメ・化粧品業界で動画を活用している企業

動画マーケティングで目指すのは、潜在顧客のファン化とリピーターの増加です。そのため、顧客目線での動画制作、長期的な視点での戦略立案を重要視しなければ効果にはつながりません。ここからは、動画の種類別に企業の成功事例を紹介します。

事例1. RMK 新作3WAYアイシャドウでつくるアイメイク(ブランディング動画)

ひと目で商品の魅力を訴求するのがブランディング動画の目的です。RMKでは、ホリデーコレクションにふさわしいラグジュアリー感を演出した動画を配信しています。テキストでは伝えるのが難しいグリッター感や、グロスの艶やかさなどをうまく表現し、ユーザーの興味関心を引き付けています。かっこよくエレガントな女性像を打ち出すことで、ブランディングの向上を図っている動画です。

事例2. 資生堂 初心者向けコスメ3選(商品・サービス紹介動画)

資生堂では、美容部員を起用した商品紹介の動画を公開中です。美容部員の方は、普段からお客様に対して商品の紹介を行なっています。だからこそ、商品の特徴や使い方がわかりやすい動画へと仕上がっています。実際に店舗に訪れることが難しい方にとっても、商品購入の参考になるでしょう。

事例3. KOSE 「YouTuver」 ×「INFINTY」タイアップ(商品・サービス紹介動画)

株式会社コーセーでは、シワ改善に高い効果が見込めるとして多くのファンを持つ「INFINITY」のタイアップ動画に、人気の高いYouTuberを起用しています。40代・50代の肌悩みを持つユーザーにとって、同世代のYouTuberが発信する情報は、親近感を抱きやすいだけでなく、高い共感・信頼にもつながりやすいものです。視聴者の購買意欲を刺激し、成果向上につながる確率が高まります。

事例4. CANMAKE YouTuver チャンネル(ハウツー動画)

商品のハウツー動画を作成する場合、自社の社員を起用する方法もありますが、ユーザーに身近な印象を与えるYouTuberやインフルエンサーに依頼して商品を紹介してもらうとより高い効果が期待できるでしょう。

「CANMAKE」では、チャンネル登録者数110万人を超える(2021年12月現在)YouTuberのnanakoななこさんを起用したハウツー動画を配信しました。多くのファンを持つYouTuberに情報を発信してもらえば、拡散される可能性も自ずと高くなります。

事例5.日華化学 イーラル プルミエ(商品・サービス紹介動画)

化学品事業・化粧品事業の領域を手がける界面活性剤メーカー、日華化学株式会社。化粧品事業で展開する美容室専売ヘアコスメブランドの「DEMI COSMETICS(デミ コスメティクス)」と「EraL(イーラル)」では、「Video BRAIN」という動画編集ツールで自社の素材を活用した様々な動画制作と配信を行なっています。主にプロ用の美容コスト商品のInstagramでの訴求や施術時の利用マニュアルなどでユーザーにとってわかりやすい内容になっています。

▲「DEMI」にラインナップされている商品「ELEVATE(エレベート)」の紹介動画。コミュニケーションツールとしてのSNSを意識し、あえて素人が撮ったようなきれいすぎない雰囲気を演出しています。
▲ 新商品である「セラムレッド(顔・ボディ用美容液)」の紹介動画。冒頭のシーンでは血液がめぐるイメージを表現し、直感的に商品の魅力が伝わるよう工夫しています。

プロモーション動画を作るなら動画編集ツールがおすすめ

動画マーケティングについて理解したところで、早速プロモーションに動画活用したいと考える方もいるでしょう。しかし、そのためにはまず動画を制作しなくてはならず、制作会社に依頼すると1本あたりのコストやすぐ配信した時に納品までの時間がかかります。さらに自社で編集する場合は社内に専任担当者が必要になるためスキルの習得にも時間がかかります。

そこで、初心者でも簡単におしゃれでハイクオリティな広告動画制作が内製化できる動画編集ツールVideo BRAINを使いましょう。SNS動画広告だけでなく、「商品紹介」「広報・プレスリリース」「イベント・サイネージ」といった用途に合わせた2,700以上の動画テンプレートが用意されており、ストーリー文と素材をアップするだけで動画が簡単に完成します。また、画像・動画・BGMの商用で利用できる素材が豊富に用意されています。

さらにプロが使うような「ナレーション自動生成」「アニメーション」「タイムライン」などの機能も充実しており、多彩な動画の表現が可能です。

まとめ

化粧品・コスメのマーケティングに動画を活用すれば、さまざまな効果が期待できます。動画制作に取り組む際は、企業側の目線だけでなく、ユーザー側の目線もしっかりと意識することが大切です。動画の種類による訴求効果の違いをよく理解し、ターゲットのペルソナに適したプラットフォームで配信すれば、多くのユーザーに商品の魅力を知ってもらえるでしょう。

ECサイトが普及した昨今では、動画から購買のきっかけになる情報を得るユーザーが多くなってきています。この機会にVideo BRAINなどの動画編集ツールを活用して、動画作りに取り組んでみてはいかがでしょうか。


 

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