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YouTubeのVSEO対策とは?すぐに実践できるポイントを紹介

スマートフォンやタブレットの浸透と快適なインターネット環境の整備により動画市場は急速に拡大しています。また、画像広告よりも短時間に多くの情報量を発信できる動画広告を、集客手法として活用する企業も増えています。

動画マーケティングと言えば真っ先に思いつくのがYouTubeではないでしょうか。今回は、Googleに次ぐ世界第2位の検索エンジンであるYouTubeで、動画を上位に掲載されやすくするVSEO対策についてご紹介いたします。

 

VSEO対策が重要な理由

「Video Search Engine Optimization」の頭文字をとったVSEOは、「動画の検索エンジン最適化」を意味します。

一般的なSEOは主にGoogle検索での対策ですが、Googleの検索アルゴリズムは非常に精緻であるため検索上位を狙うのは難しいですが、YouTubeの検索アルゴリズムはGoogleほど精緻化しておらず、まだ対策を取りやすい状態です。

そのため今のうちからVSEO対策をすることで通常のGoogle検索や動画検索において上位を狙いやすくなります。その結果としてユーザーに見てもらう機会が増え、広告コストをかけずに大きな効果を得られます。

動画市場は急速に伸びており、YouTubeには毎分500時間分の動画が投稿されているため、対策を講じなければ膨大な数の動画で埋もれてしまいます。VSEOのポイントを理解せずに動画を投稿しているだけでは、成果を出すことは困難です。VSEOの重要性は主に3つ挙げられます。

 

参照:https://youtube-jp.googleblog.com/2020/02/youtube-15.html

 

1)動画コンテンツの重要性が上がった

スマートフォンの普及や「5Gなど通信高速化の普及により動画視聴がより一般化」してきただけでなく、コロナの影響により家で過ごす時間やリモートワークの活動時間が増えたことにより、静止画だけでなく、ユーザーが動画を視聴する機会が多くなったことから動画活用の重要性が高まっています。

視覚と聴覚に働きかけられる動画は、文字や写真の5000倍もの情報量に相当すると言われています。そのため、気軽に視聴できる動画から情報収集を行う方も少なくありません。動画コンテンツは情報伝達に優れているため、あらゆる場面で利用する企業が増えています。特に多いのがCV(コンバージョン:コンテンツにより獲得できる成果)を目的とした動画コンテンツの活用です。動画を上位表示させて成果につなげれば、コストパフォーマンスを最適化できます。

 

参照:https://www.videobrewery.com/blog/18-video-marketing-statistics/

(アメリカの調査会社、Forrester ResearchのJames L. McQuivey博士の研究結果)

 

2)他企業との差別化

VSEO対策を意識している個人YouTuberは増加傾向にありますが、VSEO対策をしている企業はまだ多くありません。Web記事でのSEO対策は普及しているものの、VSEO対策はSEO対策ほど知名度が高くないため、それほど浸透していないのが現状です。

ちょっとした対策をするだけで他企業よりも検索上位を狙えるチャンスがあります。早期にしっかりとした対策を打つことで、動画からのサイト流入やCV獲得が期待できます。

 

3)さまざまな場所からのアクセスが狙える

Googleで検索した際、YouTubeなどの動画も検索結果の対象になります。つまりYouTubeを公開する際に適切な対策を講じることで、検索エンジンに評価されやすくなり、直接的なアクセスを得られる可能性が高くなります。

特に10代~20代ではブログ・Webサイトよりも動画・SNSの利用時間が増えています。SNSとの連携による拡散も動画のアクセスに有効的です。インフルエンサーから注目されれば、拡散力も一気に増して動画の視聴数が伸びるかもしれません。

YouTubeでは関連動画として自社の動画を表示させるケースも期待できますし、おすすめ動画などさまざまな方法で拡散されることもあります。

 

参照:000765135.pdf (soumu.go.jp)

 

4)ユーザーの拡散による効果が狙える

VSEO対策により動画が検索上位に表示されるようになれば、より多くのユーザーの目に触れるようになります。そして検索によって訪れるユーザーが増えるということは、拡散される可能性も高まるということです。

検索上位表示による直接的な視聴数増加だけでなく、話題の新商品といった動画の注目度が増えるほど、SNS等での拡散でさらなる新規ユーザー数が期待できます。特に影響力の高いユーザーからの注目を得られれば、拡散によって一気に視聴数が増加することもあります。拡散の可能性が高まるというのも、VSEO対策によるメリットの1つです。

 

5)取り組んでいる企業がまだ少数である

動画コンテンツを活用する企業は増えているものの、VSEO対策まで本格的におこなっている企業はまだそれほど多くありません。そのため現時点からVSEO対策を進めれば、YouTubeなどでの検索上位を狙いやすいです。

VSEO対策をする企業が少ない理由として、SEO対策ほど知名度が高くなく、対策方法がそれほど広まっていないなどが挙げられます。いずれにせよ競争率の低いうちからVSEO対策をすれば、競合他社との差をつけられ、動画コンテンツをより有効活用できます。

 

 

VSEOはYouTubeのアルゴリズム理解から

自社動画の表示順位を上げるには、VSEOを網羅したテクニカルな技術が求められます。一方、表示順位を決める上での評価指標となるYouTubeのアルゴリズム(仕組み)を理解しなければテクニカルな技術も効果を最大限発揮できません。

YouTube検索のアルゴリズムではGoogle検索とは異なり「ユーザーの興味関心」と「動画のパフォーマンス」に基づいて動画の表示順位を決定します。公式からの詳細な情報は明らかになっていませんが、下記の要素が重要とされています。

 

ユーザーの興味関心

・ユーザーが検索したキーワードの検索意図に対し、動画の内容が適切か

・ユーザーがこれまでどのような動画/チャンネルを視聴したか

 

動画のパフォーマンス

・動画の総再生時間

・エンゲージメント数(評価、コメント、シェア、チャンネル登録数など)

・クリック率

 

注意すべきは、パフォーマンスが高く「良い動画」だけでは評価されづらいということです。動画の内容がユーザーの検索意図「疑問」に対し「解」になっていることが求められます。高い評価を得た動画は、同じような課題を持つユーザーの関連動画にも表示されやすくなるため、連鎖的に視聴率が伸びます。

 

VSEO対策を意識した動画制作のポイント

YouTubeのアルゴリズム とVSEOを意識した動画制作には4つのポイントがあります。それぞれご紹介します。

 

1)ターゲットの明確化と理解

YouTubeの動画コンテンツだけでなく、情報発信・マーケティング施策においてターゲットの選定と明確化は基本です。ユーザーの課題・検索意図の解となるコンテンツを制作する場合、ターゲットが定まっていなければチャンネル自体の方向性・内容がブレてしまいます。

後述するキーワード選定・タイトル・テクニカル要素などは、全てターゲット目線で検討・制作します。ターゲットの思考を正しく理解しなければYouTube VSEOの効果は期待できません。

若年層ユーザー(Z世代)では、再生回数やトレンドに影響されることなく、自身が見たい動画や自身の価値観に合う動画を選定し視聴する傾向にあります。動画コンテンツを通じてアプローチしたいペルソナ像の詳細を定め、ターゲットの興味関心や行動パターンを深く理解することがYouTube VSEO最初のポイントです。

 

2)キーワード選定 

ターゲットの検索意図となる課題、キーワードの選定を行います。

企業がYouTubeチャンネルを運用する際は、ターゲットのニーズや企業の情報資産に基づき、チャンネルのコンセプトやキーワード(3個程度)を設定します。チャンネルキーワードにはそのチャンネルのジャンルやテーマを表すビッグキーワードを選びます。

各動画のキーワード選定ではチャンネルキーワードで定めた内容を軸に定めることで、チャンネル全体が一貫性のある情報・コンテンツを発信でき、個別の動画はもちろんチャンネル全体の評価向上にもつながります。

 

3)キーワードを意識した企画・制作

定めたキーワード自体は単語の羅列にすぎませんが、その単語検索の背景にあるターゲットの検索意図を正しく理解しその解となる内容を企画や制作に落とし込みましょう。

検索意図を理解する方法としては、同一のキーワードですでに上位表示されている動画を参考・研究するのが最も早いです。「上位表示=YouTubeから評価されている」コンテンツとなるため、構成やポイント、ユーザーコメントなどを参考に自社コンテンツへ反映させてみましょう。

動画制作の簡単なポイントとして2点紹介します。

 

冒頭10秒程度はキャッチーな内容に

前述したYouTubeアルゴリズムの重要な評価指標に「動画の総再生時間」があります。より多くのユーザーに、長く動画を視聴いただくには早期離脱を防ぐことが大切です。まずは動画の冒頭10〜15秒でユーザーの心をつかむキャッチーな内容にし、画面転換やエフェクトを含ませるなど飽きのこないストーリー展開を意識してください。

 

ユーザーコミュニケーションを促す

評価項目「エンゲージメント」におけるユーザー評価(「いいね」やコメント)を促せるような企画・制作を意識しましょう。「いいね」は動画内容に依存しますが、視聴するユーザーがコメントをしたくなる問いかけや問題提示など、適宜動画の構成に加えます。

 

4)分析と改善を繰り返す

動画は制作〜投稿して終わりではありません。YouTubeアナリティクスなどを使用して、キーワードからの流入がどれくらいなのか、どこから流入しているのかなどを確認します。予想と違う結果であれば、原因を探り、新たなキーワード選定・コンテンツの制作を検討しましょう。

公開されている高パフォーマンスな動画からクリック率や再生回数・平均再生時間などを確認し、成功要因を見つけることも重要です。

 

再生回数と視聴者

ターゲットに対しどの動画が最も視聴されているか

クリック率

どのタイトル付け・サムネイルデザインが最もクリックされているか

平均再生時間

視聴の維持や離脱要因は何か、どこで離脱しているか

 

動画制作の内製化なら「Video BRAIN」

「Video BRAIN」は、プロが使うような編集機能で誰でも簡単に動画を作ることができる動画制作ツールです

 

明日から実践できるVSEO対策

VSEOを意識した大枠の動画制作のポイントをご紹介しました。では「動画のパフォーマンス」を上げるには具体的にどのような手法が求められるのでしょうか。

明日からできる、動画制作のテクニカルなVSEO対策を見ていきましょう。

 

1)タイトルはキーワードを含んだ内容に

タイトルは動画の内容をユーザーと検索システムに知らせる要素です。ユーザーが検索するキーワードやフックとなるコピーなどを含め、明確で興味をひくタイトルを意識しましょう。

キーワードは可能な限りタイトルの先頭に配置しましょう。含めるべきキーワードは3種類あります。

 

メインキーワード

動画の軸となるキーワードで、特にブランド商品やサービス名など必ずユーザーから認知して欲しいキーワードを指します。

例)

「資生堂 エリクシール 使い方」と検索すると、使い方の動画が上位に表示されるのが分かります。

2021/12/28時点の結果


サジェストキーワード

検索窓に入力したメインキーワードに対し、表示される関連キーワード

「資生堂 エリクシール」と入力した場合「資生堂 エリクシール シュペリエル」「資生堂 エリクシール ファンデーション」などがサジェストキーワードになります。

2021/12/28時点の結果

 

インパクトキーワード

視聴者の興味を引くキーワード。具体的な数字や課題に対しての解や結論を含んだものが挙げられます。

例)

エリクシールの例で言うと、

 

「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ」

「乾燥による小ジワを目立たなくする」(効能評価試験済み)

「ファンデーションのつきやのりやすくなる」

「アンチエイジング」

 

といったようにユーザーの興味を引く具体的なキーワードや広告ガイドラインに抵触しないよう注意して入れると良いでしょう。

多くの場合、キーワードの数が少ないほど(抽象的なほど)検索するユーザーや競合が多くなります。複数のキーワードから流入を得るためにも、サジェストキーワードの調査と選定し、タイトルに必ず含ませた動画制作と配信を心がけましょう。

 

2)サムネイル・アイコン画像を作成する

サムネイルは動画のクリック率を左右する重要な要素です。

色や文字数、配置など可能であればABテストなどで検証し、勝ちパターンを見つけましょう。

1.スマホで十分に読める内容か、テキストサイズか

2.視認性の高い配色か

3.一目で内容を理解できるか、テキスト量が多すぎないか

 

3)動画の説明文を記載

動画の下部に表示される説明文は、動画の内容をより詳細にユーザーや検索システムに伝える役割を持ちます。

キーワードや遷移させたいリンクなどを含みながら、動画の内容を簡潔に紹介しましょう。ただし、不必要な内容や無関係な内容を書くとVSEOの面では逆効果となります。

また説明文の中にタイムスタンプ(特定の時間まで動画をスキップできる機能)を記載することで簡単にチャプタを作成できます。長尺動画や複数のセクションに分けられる動画の場合は、タイムスタンプを活用することでユーザー体験が向上します。

 

4)タグ・ハッシュタグをつける

タグは、動画のジャンルを検索システムに伝える要素です。ユーザーからは見えませんが、関連動画への表示に影響すると言われています。ターゲットキーワードや関連ワードなどをタグとして必ず設定しましょう。仕様上ではタグ数の上限はありませんが、5〜10個程度におさめましょう。

ポイントは下記です。

 

重要なキーワード順に入れる

メインキーワード、サジェストキーワードは必ず設定しましょう。また関連するキーワードも多すぎない程度に入れておきましょう。

 

抽象度の高いキーワード

抽象度の高いキーワードを入れることで、その動画のジャンルやカテゴリを検索システムに認知させることができます。「ダイエットレシピ」がテーマの動画の場合、「料理」といったタグをつけることで動画が料理のカテゴリに属すると伝わります。

 

具体的なキーワードも入れる

抽象的なキーワードに加え、動画内で紹介しているモノやレシピ、メーカーなどの具体的な固有名詞も入れましょう。

 

チャンネル名とチャンネルIDを入れる

チャンネル名とチャンネルIDは、全ての動画共通で入れましょう。公開した動画の関連動画に、自身の他動画が表示される可能性があり、チャンネル内の回遊とチャンネル総再生時間の増加が期待できます。

 

5)タイムスタンプを入れる

タイムスタンプとは、視聴者が見たい時間まで動画をスキップできる機能のことです。半角で時間を入力すると、タイムスタンプを設定できます。

特に長めの動画の場合、自分の見たい部分の始まるタイミングが分かりづらいと、視聴者が動画から離脱するきっかけになってしまいます。

視聴者がすぐに他のチャンネルへ移ってしまわないように見たい部分だけをすぐにスキップできる工夫をしておきましょう。動画がスキップされ、「再生時間が短い動画」だとYouTubeに認識されると検索結果の順位や関連動画の表示回数に影響が起きる可能性があります。

 

まとめ

VSEO対策をとった動画は上位表示が可能になり、高い効果が期待できます。これからYouTubeなどの動画制作を担当される方はもちろん、既に担当されている方も、VSEOの仕組みをしっかり理解して高い効果を生み出す動画制作を目指しましょう。

コスト削減のために動画を自社制作したいけれど、スキルや時間が足りない…!という方には、動画自動作成ツール「Video BRAIN」などの動画活用の初心者でも動画制作をサポートしてくれる動画編集ツールの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

専門的な知識やスキルがなくてもテンプレートを選び、素材を入れるだけで簡単に動画制作が可能です。VSEO対策と掛け合わせて、動画を自社制作すれば大幅なコスト削減とリターンに貢献するサービスがあるため、内製化を検討するときにおすすめです。

 


 

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