企業のロゴやデザインに動きを加えることで、さまざまな表現が可能なモーショングラフィック。
近年では、webやデジタルサイネージなど、モーショングラフィックを使った動画広告をよく目にすると思います。
本記事では、モーショングラフィックスのメリットや企業事例、作成の流れについて紹介します。
目次
モーショングラフィックスとは
モーショングラフィックスは、ロゴやテキスト、イラストなどに動きと音を加えた動画のこと。
ユーザーの興味を惹くことができるだけでなく、ロゴや図形など静止画では伝えにくい情報やイメージを伝える事ができます。
そのため、商品やサービス、企業イメージを伝えるためにモーショングラフィックスを動画広告に利用する企業が増えてきています。
モーショングラフィックスの3つのメリット
モーショングラフィックスにはどんなメリットがあるのでしょうか?
ここからは、モーショングラフィックスのメリット3つをご紹介します。
的確に情報を届けられる
文字や写真に動きや音を加わえることでよりメッセージ性の強い動画となり、視聴者に的確に情報を届けることができます。
また、異国の言語が分からなくてもジェスチャーで通じ合えるように、モーショングラフィックスは言葉の壁を越えて情報を発信することが可能です。
制作者の意図が通じやすいので、動画広告として効果的といえます。
動画コンテンツの中でもコストが安い
動画コンテンツの中でも比較的安価に制作することができます。モーショングラフィックスは、動画編集ソフトで作成することができます。
有料や無料、さまざまなソフトが数多くあるため、機能を比較しながら選ぶといいでしょう。
ユーザーに与える印象が強い
モーショングラフィックスは静止画と比較すると、ユーザーに与える印象が強いです。
動きや音でメッセージを伝える手法のため、文字数を抑えることもでき、シンプルに情報を伝えたいときにも向いています。また、動画にすることでユーザーの印象にも残りやすいです。
モーショングラフィックスの事例
モーショングラフィックスを活用している企業事例をご紹介します。
Apple
モーショングラフィックスを用いて、製品の紹介をしています。
ドットの動きに合わせて効果音が挿入されており、BGMがシンプルなピアノ音で、アニメーション効果が印象的です。
ANA
飛行機の動きが線によって表現されており、曲線をメインにした動きや世界各地に移動する様子が印象的な動画です。語り手のタイミングに合わせてアニメーションがつけられているので、思わず最後まで目で追ってしまいます。
Pixel
Pixelのモーショングラフィックスには人物が登場し、ストーリー性のある内容になっています。
登場人物を中心とした滑らかなモーションと挿入されたエフェクトにより、どのような結末を迎えるのか気になってしまうコンテンツです。
STARBUCKS
おなじみのロゴにアニメーションがついていて、ユーモアたっぷりの動画になっています。
全て英語表示ですが、数字を小まめに使っているため情報が視覚的に見やすくなっています。
数字で情報を発信したい場合の参考にするといいでしょう。
モーショングラフィックスの作成の流れ
次に、モーショングラフィックス作成の流れをご紹介します。ぜひ、作るときの参考にしてください。
ストーリーを決める
まずはストーリーを決めて、ユーザーにどのようなメッセージを伝えたいのか明確にしましょう。
動きを入れる対象が多かったり動きが複雑すぎたりすると、視聴者はついていけなくなってしまいます。
ストーリー構成は分かりやすいように、なるべくシンプルにするのがポイントです。
デザインやテイストを決める
ストーリーの次は、デザインやイラストを決めます。
伝えたい情報に合わせて動きやデザインの絵コンテを書きましょう。
動画にしやすいようになるべく細かく動きを確認しておくと作業がスムーズに進みます。
動画を編集する
絵コンテを書いたら、編集ソフトで動画にしていきます。
一通り動画が完成したら、アニメーションに合わせて音や効果を挿入していきましょう。
長文がある場合は、ナレーションを入れると、より分かりやすい動画ができます。
まとめ
モーショングラフィックスは、ロゴやイラスト、文字などに音や動きを加えることで、より効果的に情報を届けることができます。
動画コンテンツの中でも制作コストを抑えることができるため、動画広告に最適です。
動画の制作を自社で行うなら動画自動生成ソフト市場シェアNo1の動画制作・編集ツール「Video BRAIN」もご検討ください。Video BRAINなら素材とテンプレートを入れるだけで動画の制作が可能。テンプレートも豊富で未経験の方でも今すぐ動画制作を始められます。
関連記事
この記事をシェアする