動画に効果(エフェクト)を付けることで、より魅力的な演出にすることができます。制作した動画をより多くの人に見てもらうためには、効果(エフェクト)を付ける一工夫は欠かせません。しかし、効果(エフェクト)の付け方までは分からない、という方も少なくないでしょう。
そこでこの記事では、動画に効果(エフェクト)を付ける方法や、無料のおすすめソフトについて紹介します。制作した動画にマッチした効果(エフェクト)を付けることで、多くの人に見てもらえる魅力的な動画を制作できるでしょう。
目次
動画に効果・エフェクトを付ける方法
動画に効果(エフェクト)を付ける場合、自分で素材を集めるか、編集ソフトを使用するかのいずれかの方法になります。動画の雰囲気にマッチした素材を自分で用意することで、こだわりの動画が制作できるでしょう。
素材を集める時間や手間がかけられない方でも、効果(エフェクト)が事前に揃っている編集ソフトを使用すれば、クオリティの高い動画が制作できます。
素材集め
自分で素材を集める方法としては、効果(エフェクト)が付いている素材を配布しているサイトで集めることをおすすめします。無料で素材を配布しているサイトは数多くありますが、サイトによってはかなりの数を配布しているところもあり、場合によっては検索結果のチェックに時間と手間がかかってしまいます。どんな効果(エフェクト)が欲しいか、事前に細かくイメージしてピックアップしておきましょう。
初心者の方は、無料のサイトのみでも十分なクオリティの動画が制作できます。さらに高いクオリティを求めるのであれば、有料サイトの利用も検討してみましょう。効果(エフェクト)を一から付けることが難しい方にとって、素材サイトで集めることはおすすめの方法だといえます。
編集ソフトで効果・エフェクトを付ける
編集ソフトの中には、基礎的な効果(エフェクト)が備わっているソフトがあります。初心者で動画編集を行う際に、どんな効果(エフェクト)が欲しいのかよく分からないという方でも、基礎的な効果(エフェクト)が揃っている編集ソフトがあれば、素材選びに迷うことなく編集作業が可能です。
編集ソフトの数は多く、無料版でも十分な機能を備えているソフトも多数あります。どれを使用すれば良いのか迷っているという方は、まずは無料版編集ソフトを使用してみてはいかがでしょうか。
素材サイトの選び方
効果(エフェクト)が付いている素材を無料配布しているサイトは数多くあります。しかし、規約事項を守らない場合、トラブルに発展する可能性もあるので、素材サイト選びには注意が必要です。
・クレジット表記が必要か
・商用利用が可能か
・素材の編集が可能か
上記の3点については、サイトを利用する前に確認しましょう。フリー素材と記載されているサイトでも、商用利用はできない場合もあります。企業が動画制作を行う場合、お金がかかってきますので、動画制作後のトラブルを防ぐために、素材サイトの利用規約を隅々まで確認しましょう。
エフェクトの素材集めにおすすめの無料人気サイト5選
各サイトで利用規約が異なるので、利用する前に確認しましょう。基本的には無料ですが、使い方によって料金がかかる場合もあるので注意が必要です。また、サイトによって配布素材の傾向が異なります。以下の5つのサイトを比較して、効果(エフェクト)が付いている素材を無料で配布しているサイトを探してみましょう。
Pond5
・素材数1,000点以上
・クレジット表記なしで利用可
・商用利用可
・素材編集可
Pond5で配布されている素材は、パブリックドメインプロジェクトであれば無料で利用可能です。世界的に利用されている素材サイトで、大手企業も利用している実績があります。高品質な素材を探している方におすすめのサイトです。
サイトは英語表記で日本語は未対応です。有料版を利用した場合、明細書や領収書は日本語化されています。利用する際には注意しましょう。
Mazwai
・素材数100点以上
・クレジット表記なしで利用可
・商用利用可
・素材編集可
風景やスローモーション動画など、動画編集に使いやすい素材が豊富に取り揃えられています。Mazwaiの素材は、ショートバーションとロングバージョンがあります。動画をクリックするとロングバージョンのダウンロード画面が表示され、サムネイルを右クリックするとショートバージョンのダウンロードが可能です。
サイトは英語表記のみなので、利用規約を確認する際は注意が必要です。
Video Pexels
・クレジット表記なしで利用可
・商用利用可
・素材編集可
海外風のおしゃれな素材が欲しい場合には、Video Pexelsは要望に合った素材サイトです。サイトの検索機能には、トレンドトピックや類似カテゴリーの表示など、独自の機能が搭載されています。幅広い素材検索が可能で、動画編集の幅も広がるでしょう。
ユーザー検索も可能なので、お気に入りのクリエイターを見つけて素材を探すこともできます。水中撮影やドローン撮影など、高い技術で迫力のある素材が多数あるので、一味違った高品質な動画制作ができます。
MotionElements
・クレジット表記なしで利用可
・商用利用可
・素材編集可
日本語対応であるため、日本語で素材検索を行えます。日本人クリエイターが制作した素材を豊富に取り揃えているので、動画サイトでよく見かける動画素材の利用が可能です。カスタマーサポートも日本人の方が対応していますので、安心して利用できます。
馴染みのある素材が使いたい、日本語対応で安心のサポートを受けたいという方に、MotionElementsはおすすめのサイトです。
YouTuberのための素材屋さん
・クレジット表記なしで利用可
・商用利用可
・素材編集可
サイト名にYouTuberと記載されていますが、YouTube以外での利用が可能です。利用報告不要で、初心者の方でも安心して使えます。ポップで明るいイメージの素材が多いので、キャッチーな動画を作りたい方におすすめのサイトです。
ただし、素材は不特定多数が参加可能な共有サーバーに保存できないので、素材の取り扱いには注意しましょう。商用利用は可能ですが、動画素材をメインコンテンツとして作品を配信するのは禁止されています。
動画に効果を付ける編集ツールの選び方
素材サイトを使って効果(エフェクト)を付けるのが難しいと感じた場合、編集ソフトの利用がおすすめです。基本的な素材が備わっているので、サイトで検索する手間が省けます。編集ソフトを選ぶ際は、以下のポイントを押さえておきましょう。
・パソコンのスペックに合ったソフトを選ぶ
・利用するフォーマットに対応しているか確認
・編集のレベルに合わせてソフトを選ぶ
無料ソフトを使う場合、中にはウイルスの原因となるソフトが含まれていることがあります。利用者数が多い、実績があるなど、信頼性のあるサイトで配布されているソフトを選びましょう。
動画に効果を付けるおすすめ無料編集ソフト3選
有料版、無料版を合わせると、動画編集ソフトは多数存在します。無料の編集ソフトでも一定の品質を保った動画制作が可能です。編集ソフト選びに迷っている方は、以下を参考にしてみてください。
AviUtl
・対応OS Windows
・言語 日本語
編集ソフトの中でも歴史があり、多くの方に利用されてきた実績があります。非常にシンプルな機能ですが、余分な機能がないので初心者の方でも使いやすいソフトといえるでしょう。
機能が足りない場合は拡張プラグインの導入、スクリプトコードの入力で機能拡張が可能です。編集レベルに合わせてカスタマイズできる編集ソフトとなっています。他のソフトとの互換性が高いので、複数のソフトを使う場合にもおすすめです。
VideoProc
・対応OS Windows、Mac
・言語 日本語
トリミングや字幕、効果(エフェクト)など、基本的な編集機能が充実しており、初めて編集作業をする方でも使いやすいソフトです。編集ソフトの中には動作が重く、作業にストレスを感じてしまうソフトもありますが、VideoProcは動作が軽いので、素早くストレスフリーな編集作業ができます。
編集画面はシンプルなボタン配置で見やすいデザインとなっているので、直感的な操作がしやすいのが特徴です。有料版はすべての機能が無制限で使用できますが、無料版でも一定の品質を保った編集ができます。
iMovie
・対応OS Mac
・言語 日本語
Macにあらかじめインストールされている編集ソフトです。編集の専門知識がなくても扱えるシンプルな操作性で、初心者の方にとっておすすめのソフトとなっています。スライドや音楽などの素材も豊富で、高品質な動画編集が可能です。あらかじめインストールされているソフトであるため、安全性が高く、ウイルスなどの心配もありません。
iOSでも編集が可能なので、外出先でiPhoneを使って編集作業が可能です。さらに充実した編集ツールを利用したい場合は、iMovie で制作した動画を有料のFinal Cut Proで編集できます。
動画に効果を付けるのが難しそうに感じるなら
無料の素材サイトや編集ソフトを難なく使いこなすことで、プロ顔負けの動画編集が可能です。しかし、これらの方法を使っても、動画に効果(エフェクト)を付けるのが難しいと感じる方もいます。自分で動画に効果(エフェクト)を付けるのが難しいと感じた場合、AIを使った編集方法がおすすめです。
動画自動生成ソフトに搭載されているAIを活用することで、動画内容にマッチした効果(エフェクト)を自動的に付けることができます。編集にかかる手間や時間を省くことができるので、スキルや時間のない方でも気軽に動画編集が可能です。
動画の制作を自社で行うなら動画自動生成ソフト市場シェアNo1の動画制作・編集ツール「Video BRAIN」もご検討ください。Video BRAINなら素材とテンプレートを入れるだけでプロモーション動画の制作が可能。テンプレートも豊富で未経験の方でも今すぐ動画制作を始められます。
まとめ
動画に効果(エフェクト)を付けるのは難しいというイメージを持っている方は多いかもしれません。しかし、無料で使える素材サイトや編集ソフトは多く、使い方によっては素人でも一定の品質を保った動画編集が可能です。
動画に効果(エフェクト)を付けたいけれど、何から始めればいいのか分からないという方は、無料サイトやソフトを使ってみることをおすすめします。効果(エフェクト)の付け方によって動画の印象は大きく変わってくるので、動画内容にマッチした素材や編集ソフトを見つけて、より多くの方に見てもらえる魅力的な動画を作ってみましょう。
関連記事
この記事をシェアする