アニメーション制作を外注したいと検討する際には、制作会社をよく比較して厳選することが大切です。アニメーションに強い制作会社は多くありますが、それぞれ特色や実績は異なるものです。
そこで今回は、アニメーション動画制作に強い企業を5社紹介していきます。あわせて選び方・依頼するメリットとデメリットを解説していくので、自社に合ったアニメーション制作会社選びに役立ててみてください。
動画制作に関して初心者の方は、こちらの記事をご参考ください。
目次
アニメーション動画の依頼する企業の選び方
アニメーション動画制作が可能な企業を選ぶとき、特に初めて依頼する場合には、選び方の基準に困るものです。どういった実績があるのか、得意分野は何なのか、そして費用感はどの程度なのかなど、会社を選ぶ際に気になる点はさまざまあります。
制作の予算から決める
アニメーション動画は、非常に高額な費用がかかることが多いです。実写映像を使った動画編集ではなく、オリジナルのアニメーションを制作するため、実写よりも制作依頼費用がかさむことがほとんどとなります。
そのため予算を決めたうえで、できるだけリーズナブルな費用で作成を受け付けてくれる企業を見つけることが大切です。ただ、あまりにも安い値段を提示してきた企業に依頼すると、思ったような仕上がりにならない可能性もあります。いずれにしても、どのような企業なのか、事前によく調べておくことが重要になります。
制作会社の実績や絵柄で決める
アニメーション制作会社は、実績、対応できる絵柄の種類など、企業によって大きく違いが出てきます。
安心できるのは、やはりプロモーション動画や社員向けの研修動画など、ビジネス向けアニメーション動画を今までに多く制作してきた企業です。
これまでの仕事内容が依頼したいものとマッチしていると、仕上がりのイメージがつきやすくなり、打ち合わせもスムーズに進みます。
ビジネス向けアニメーション動画は、絵柄も重要となります。アニメーションというと、いわゆる萌え系といった可愛いテイストの絵柄を思い浮かべる人も多いでしょう。
しかし、そういった絵柄はビジネスの場では不向きです。あらゆる世代の人に受け入れられやすい絵柄に対応できる企業を選んでおくと安心です。
ターゲットや配信する媒体から決める
具体的にどのような内容の動画を、どのような目的で作成するのか決まっているのであれば、そのターゲットや配信する媒体を考慮して動画制作会社を選ぶこともできます。
例えば、Twitterでアニメーションを使った商品プロモーション動画を発信していきたいときには、Twitter向けのアニメーション動画に強い制作会社を選びましょう。
また、先ほど萌え系テイストはビジネス向けには不向きとお伝えしましたが、アニメ好きの層をターゲットにして商品・サービスのプロモーションを実施する場合は、むしろそういった絵柄のほうが効果的な場合もあります。
アニメーション動画の制作におすすめの企業
ここからは、アニメーション動画の制作について相談・依頼しやすい企業を紹介していきます。それぞれの特色や実績を踏まえたうえで、予算、絵柄などをチェックし、自社にぴったり合う制作会社を探していきましょう。
Crevo株式会社
Crevo株式会社は、2000社以上、4000件の動画制作実績を持つ動画制作会社です。特にアニメーション動画に強いです。
また他社よりも安い費用での制作にもこだわっており、コストパフォーマンスに優れた依頼が実現する可能性が高い企業です。
住所 | 東京都目黒区中目黒2-10-15フロンティア中目黒3F |
電話番号 | 050-1742-3575 |
会社HP | https://crevo.jp/ |
株式会社ワールド
株式会社ワールドは、主に集客用動画・映像の制作を行っている制作会社です。主に法人向けに動画を制作してきた為、ビジネス向け動画の制作について、相談しやすいのがポイントです。
映像クオリティをさらに上げてインパクトを出したい場合には、3DCGの制作も可能となっています。
住所 | 大阪市都島区都島本通1-7-19 都島楠風ビル705 |
電話番号 | 0120-16-2126 |
会社HP | https://vision-world.biz/ |
株式会社プルークス
動画制作・動画マーケティングを行う制作会社です。制作実績が豊富で、万人受けしやすい落ち着いた絵柄のアニメーション動画にも対応しています。
実際にどのようなアニメーション動画を制作したことがあるのか、実績動画を見ることも可能です。
住所 | 東京都中央区日本橋大伝馬町14-17大伝馬町千歳ビル4階 |
電話番号 | 03-6260-6882 |
会社HP | https://proox.co.jp/ |
株式会社サムシングファン
株式会社サムシングファンは、年間1300件以上の動画制作依頼を受け付けている人気の制作会社です。クリエイティブな雰囲気のある公式ホームページでは、トップページからおしゃれな制作動画を確認することができます。
もちろんアニメーション動画制作についても相談できます。多くの企業向け動画を制作しているからこそ、柔軟な対応にも期待ができます。
住所 | 東京都千代田区九段南3-1-1 久保寺ビル7階 |
電話番号 | 03-6261-5375 |
会社HP | https://www.somethingfun.co.jp/ |
モキュート株式会社
主にアニメーション動画やテーマソングの制作を受け付けている制作会社です。これまでに企業PRやサービス紹介用のアニメーション動画を数多く制作してきており、直感的に伝わる動画を制作するのがモットーです。
制作工程やギャラリーを事前に見ることができるため、仕上がりのイメージがつきやすいのがポイントです。
住所 | 東京都江東区亀戸5-6-21 UIW9ビル4階 |
電話番号 | 03-6427-1313 |
会社HP | https://www.mokyu-to.com/ |
アニメーション動画を作成するメリット
アニメーション動画で商品やサービスのプロモーションを行うことには、多くのメリットがあります。動画制作の際にアニメーションを取り入れるべきか迷ったときは、以下のメリットをチェックして、コンセプトに合うかどうかを考えていきましょう。
内容がわかりやすい
アニメーション動画は内容をわかりやすく伝えられるという点で大きなメリットがあるといえるでしょう。アニメーションはどの世代にとっても内容が伝わりやすく、多くの人に製品・サービスを知ってもらうことができます。
作業工数・コストを抑えられる
アニメーション動画は、CG技術を使った高度なアニメーションを除き、コストを抑えて制作することも可能です。そのため予算的に余裕がない場合でも、クオリティについて詳しく相談・見積もりをすれば、予算内でのわかりやすいアニメーション動画が制作できます。
また、少ない静止画の構成で済むアニメーション動画は、作業工数もそこまで多くありません。そのため短期間での納品も企業によっては可能です。短期間でアニメーション動画を用意したい時でも、柔軟に相談を受け付けてもらえる可能性があります。
実写で表現できない部分を描ける
アニメーション動画は基本的に3DCGや2Dイラストを使って制作されるため、実写ではどうしても表現が難しいようなことも描くことができます。
例えば、演出として少しファンタジックな表現をしたいといった要望があるときも、アニメーション動画であれば、演出について十分にこだわることが可能です。
実写ではどうしても表現の選択肢が限られてしまうため、あえてフィクション的要素を入れて動画内のストーリーを盛り上げたいときは、アニメーション動画のほうが向いています。
アニメーション動画を作成するデメリット
アニメーション動画作成には多くのメリットがあり、内容が伝わりやすく多くの人になじみやすいという点では、魅力的なPR動画・会社紹介動画などに仕上がる可能性があります。
ただ、コンセプトや用途次第では、アニメーション動画は不向きとなる場合もあるため注意は必要です。あらかじめアニメーション動画におけるデメリットや注意点を確認しておきましょう。
企画・構成の難易度が高い
アニメーション動画は、実写と違い、一からストーリーを創作していくかたちになります。実話や商品説明をベースにして作成する場合でも、セリフやシチュエーションをしっかりと考えることが大切です。
そのため企画・構成の難易度の高さはデメリットの一つといえるでしょう。制作会社とは細かく打ち合わせをしたうえで、希望通りのストーリーを仕上げてもらうことが大切です。
抽象的な印象を与えやすい
アニメーション動画には内容がわかりやすいというメリットがありますが、一方で、抽象的な印象に見えてしまうといったデメリットにもつながりやすいため注意が必要です。
難しい表現ができるアニメーション動画で抽象的な表現を多用することで、イメージがつきにくくなる可能性があります。
例えば、オリジナルの動物キャラクターを使って商品紹介を行えば、可愛いイメージもあって内容が伝わりやすいことも多いですが、一方でリアルに感じられにくいというデメリットにもつながる可能性があるということです。
そのためアニメーション動画を制作するときには、抽象的でイメージしづらい表現は多用しないことが大切となります。
アニメーション動画の作成にかかる費用
アニメーション動画作成の費用は、製作を依頼する企業のプラン、自社が希望するクオリティ次第で相場が変わってきます。表現や演出が細かく、多くの静止画を作成する必要のあるアニメーション動画は、高額になりやすいです。
参考情報ですが、費用の目安は以下のとおりです。
・スライドショー:10万円~
・モーショングラフィックス:30万円~
・会話劇:50万円~
・フレームバイフレーム:300万円~
・3Dアニメーション:300万円~
簡単なスライドショーであれば、10万円以下の費用で収まることもあります。モーショングラフィックスは2Dのイラストの一部に動きをつけることで、アニメーションのように動いているように見せる技術です。
キャラクター同士がインタビューのように質問・会話しているように見せるのが会話劇、テレビなどで放映されている一般的なアニメのような仕上がりのものをフレームバイフレーム、そして3Dキャラクターを動かしてアニメーションを作る技術を3Dアニメーションといいます。
このようにプランによって費用は大きく変動することを、事前に認識しておきましょう。
まとめ
アニメーション動画は内容が入ってきやすいというメリットがあり、プロモーション動画や会社紹介動画などで、アニメーションを一部もしくは全体に使う企業が多くなってきました。
自社制作を検討しているなら、動画自動生成ソフト市場シェアNo1の動画制作・編集ツール「Video BRAIN」もご検討ください。VideoBRAINなら素材とテンプレートを入れるだけで動画の制作が可能。テンプレートも豊富で未経験の方でも今すぐ動画制作を始められます。
関連記事
この記事をシェアする