最近は、SNSを通じた動画でのプロモーションが主流になっています。それに伴い、プロモーションに特化した動画編集ソフトが豊富にリリースされていますが、正直なところどれを選べばいいのか分からない方も多いでしょう。
こちらの記事では、初心者の方にも分かりやすい選び方を踏まえて動画編集ソフトの中からおすすめの7つをご紹介します。選び方のコツを理解すれば、失敗することなく使いやすい動画編集ソフトを見つけれるでしょう。
目次
Mac対応の動画編集ソフトとは
動画編集ソフトにはMacとWindowsの両方のOSに対応したものもあれば、どちらか片方だけに対応したものもあります。何も確認せずに動画編集ソフトを選んでしまった場合に間違ってWindowsのみに対応したソフトを選ぶと、Macでは全く使い物にならないということもよくあります。
Macを使用している人は、Mac対応の動画編集ソフトを選ぶ必要があります。そのため、動画編集ソフトを選ぶときは、対応しているOSを確認するのがはじめのステップとなるでしょう。
動画編集はMacとWindowどちらで行うのが良いのか
これまでの業務ではWindowsを使っていたけれど、いざ動画編集をするとなるとクリエイティブなイメージのあるMacがいいのではないかと考える方も多いでしょう。とはいえ、使い慣れたWindowsの方が作業しやすい気もして、なかなか選びきれないという気持ちも共感できます。
結論から言えば、MacとWindowsそれぞれに利点があるため一概には言えません。一昔前はクリエイティブな作業はMacの方が抜きに出ていた印象がありますが、最近はWindows対応のハイクオリティなソフトも多く出ています。ひとまず動画編集をしたいということであれば、普段使っているPCに合わせたソフトを選ぶ良いでしょう。
Mac対応の動画編集ソフトの選び方
Mac対応の動画編集ソフトに絞ったとしても、そのバリエーションは豊富です。自分に見合ったソフトを選ばなければ、モチベーションが下がってしまうこともあるでしょう。楽しく動画編集するためにも、ソフト選びはとても大切です。どんな点に気を付けて動画編集ソフトを選べばいいのかをひとつずつ確認していきます。
自身の編集レベル
動画編集する人の編集スキルレベルはさまざまです。プロ並みの編集ができる方もいれば、右も左も分からない初心者レベルの方もいます。
プロ仕様のソフトは機能も多く、初心者の方がいきなり使うと複雑で何をしていいのか全く分からないということもあり得ます。Windows やMacを使うにしても、自身の編集レベルを把握しないままソフト選びをしないように注意しましょう。まずは、レベルにあった動画ソフトを選んで、動画編集自体を楽しむことが大切です。
ライセンス費用
動画編集ソフトには、無料と有料の2パターンがあります。いわゆるライセンス費用と呼ばれるものです。Mac対応の動画編集ソフトも無料・有料共にありますが、目的によっては無料でも十分な場合もあります。ただし、無料ソフトの場合は動画にソフトメーカーのロゴが入るケースもあるので気を付けたいところです。
一方、機能性の高さは無料のものよりも断然有料タイプが優勢でしょう。また、有料タイプも一度買ったらずっと使える買い切りタイプと月額タイプの2パターンに分かれているので要注意です。月額タイプだとランニングコストがかかりますが、毎月新しい音源や画像が追加されるといったメリットがあります。
編集機能
動画編集ソフトによって機能のバリエーションはさまざまです。どこまでの機能を選ぶかは、最終的にどういった作品に仕上げたいかによって変わってくるでしょう。たとえば、音楽を入れたいとか文字を入れたいといったシンプルなイメージなら、手軽なタイプの動画編集ソフトで十分と言えます。
反面、たくさんの効果を使って視覚的・聴覚的な演出を盛り上げたいと考えている場合は、機能が豊富なソフトを使わなければ理想通りの動画に仕上げることができません。
PCのOSとの相性
Mac対応の動画編集ソフトを選んだはずなのに、うまく使えないといった問題が起こることもあります。ここでポイントとなってくるのがOSのバージョンです。
たとえば、古いOSのMacを使っていると、最新の動画編集ソフトには対応していない場合もあります。対処するためにはPC自体をアップデートするか、対応するソフトに選びなおす必要があるでしょう。
また、OSが対応していてもスペックが低いPCを使っていると、データ容量が足りなくなってフリーズしてしまうこともあります。動画編集がスムーズにできるだけのスペックがあるかを確認することも大切です。
他デバイスとの連携
Macで動画編集をする場合、他のApple製品との互換性があるため、iPhoneやiPadユーザーにとってはデータ共有や連携が取りやすいといったメリットがあります。
たとえば、iPhoneで撮影した画像をMacに送る場合、AirDropを使うと瞬時に共有することが可能です。さらに、Mac同士でのデータのやり取りにも使えるため、社内で動画のチェックをする際に役立つでしょう。
また、動画編集ソフト自体もMacだけではなくiPhoneアプリとの連携しているものもあり、より便利に使うことが可能です。
セキュリティ
セキュリティ面で見ると、WindowsよりもMacの方が優れています。とはいえ、Macだからどんなソフトを使っても問題ないというわけではありません。
特に、無料のソフトを使う場合は要注意です。一般的に無料の動画編集ソフトはweb上からダウンロードして使います。その際にウイルスが入り込んでしまう可能性も少なからずあります。心配がある場合は、著名なソフトを選ぶと良いでしょう。
とはいえ、必ずしもすべてのソフトが万全とは言えないので、特に無料の動画編集ソフトをダウンロードする際にはウイルス対策をすることをおすすめします。
初心者が動画編集ソフトを選ぶ際に最も重視した方が良い要素とは
数ある動画編集ソフトの中でも初心者向けなのは、なんと言ってもシンプルで使いやすいタイプです。まずは、簡単な機能が使えるソフトを利用することで、徐々に動画編集に慣れるのが先決でしょう。いきなり上級者が使うソフトを使ってしまうと、自信を失う可能性も考えられます。
上級者向けのソフトの金額は、初心者向けに比べると高額です。そのため、初心者向けの動画編集ソフトに慣れた頃に、次なるステップとして機能の多いタイプに移行することをおすすめします。
そのほか、公式ページやYouTube等で使い方が公開されているソフトも要チェックです。分からないことが視覚的に調べられるので、ステップアップもしやすいでしょう。
Mac対応の動画編集ソフト7選
結局のところ、動画編集ソフトを選ぶポイントは、いかに自身にマッチしたソフトを見つけられるかにあります。Mac対応の動画編集ソフトは、メーカーによってそれぞれ特徴があるため、いくつかを比較してみることも大切です。続いては、Mac対応の動画編集ソフトの中から7種類をご紹介していきます。
iMovie
初めからMacに備わっている動画編集ソフトがiMovieです。Macユーザーなら誰でも無料で使えることから初心者におすすめと言えるでしょう。とはいえ、基本的な機能はしっかり揃っているので十分に満足する動画が仕上げられます。
また、iPhoneやiPadでも同じアプリを入れることができるので、PCがない環境でも気軽に編集できるといったメリットがあります。
難易度 | 初級者向け |
価格 | 無料 |
主な機能 | ・トリミング ・文字の挿入 ・音楽の挿入 ・効果の挿入 ・写真と動画の結合 ・書き出し ・SNS共有 |
Adobe Premiere Elements
写真やイラストのソフトウェアなど、クリエイティブな仕事には欠かせないソフトを提案しているAdobeから出ているのがこちらの動画編集ソフトです。動画編集の基本的な機能が使えるため、動画編集初心者にもおすすめでしょう。また、使い方がシンプルなので馴染みやすいのもポイントです。
基本的には有料となっていますが、無料体験期間が7日間用意されています。初心者にとっては、使えるかどうかを試した上で購入を決められるので安心です。有名メーカーのため、セキュリティも万全と言えるでしょう。
難易度 | 初心者〜中級者 |
価格 | 19,580円(7日間無料体験あり) |
主な機能 | ・トリミング ・文字の挿入 ・音楽の挿入 ・効果の挿入 ・写真と動画の結合 ・書き出し ・SNS共有 |
Video Pad
無料版と有料版のあるソフトで、無料でもある程度の作業が可能です。有料版の動画編集ソフトの中では大変人気が高く、シンプルで使いやすい上に多機能といった魅力があります。直感的に使えるため、初心者でもサクサク使える動画編集ソフトです。
また、本格的な音声編集ツールが搭載されているため、映画のような作品に仕上げることも可能になります。
難易度 | 初心者~中級者 |
価格 | マスター版:159ドルご家庭版:99ドル |
主な機能 | ・音楽挿入 ・ナレーション録音 ・効果の挿入 ・文字の挿入 ・書き出し ・SNSへの共有 |
Final Cut Pro
Apple社が開発するMac専用の動画編集ソフトがこちらのFinal Cut Proです。iMovieの機能が豊富になったバージョンと考えるとイメージしやすいでしょう。とはいえ、初心者でも十分に使えるApple製品らしい直感型の仕様となっています。
YouTuberの多くもこのソフトを使用しており、本格的なショートムービーや会社のプロモーションビデオを作る際にもおすすめです。
難易度 | 初心者〜上級者 |
価格 | 36,800円 |
主な機能 | ・音楽の挿入 ・文字の挿入 ・効果のカスタム ・複数のレイヤー操作 ・色調整 ・書き出し ・SNSへの共有 |
Lightworks
映画の編集にも使われるほど機能性の高い動画編集ソフトです。プロ並みの編集ができるためYouTuberからも絶賛されています。無料版があるので気軽にはじめられるのもポイントでしょう。
中級者以上に向いているソフトではありますが、慣れてくれば無料で存分に機能が使えるのでかなりメリットの多いソフトと言えます。
難易度 | 初心者〜上級者 |
価格 | フリーライセンス:無料プロライセンス:24.99ドル/月 |
主な機能 | ・音楽の挿入 ・文字の挿入 ・100種類を超えるエフェクト ・色調整 ・動画の結合 ・書き出し ・SNSへの共有 |
Filmora
初心者でも操作しやすい動画編集ソフトです。直感的な仕様になっているため、Macユーザーならすんなりと使える可能性が高いでしょう。
公式サイトもあり、エフェクトを一括でダウンロードできるため、テーマを絞って動画を作るのに向いています。無料版もあるので、気軽に試してみることができるのもポイントです。
難易度 | 初心者〜中級者 |
価格 | ビジネスプラン永続ライセンス:14,900円 |
主な機能 | ・音楽の挿入 ・文字の挿入 ・効果のカスタム ・複数のレイヤー操作 ・色調整 ・画面分割 ・書き出し ・SNSへの共有 |
DaVinci Resolve
カラーコレクションが豊富な動画編集ソフトとして人気があるのがこちらのDaVinci Resolveです。プロ仕様の映像を作ることができ、8K編集にも対応しています。なんと、ハリウッドでも使われている優れものです。
かなり高機能な絵動画編集ソフトでありながら、無償版もあるため試しに使ってみるのも良いでしょう。
難易度 | 中級者〜上級者 |
価格 | 有償版:39,578円 |
主な機能 | ・音楽の挿入 ・文字の挿入 ・効果のカスタム ・複数のレイヤー操作 ・画面の切り替え ・色調整 ・画面分割 ・書き出し ・SNSへの共有 |
まとめ
動画広告においてPDCAサイクルは欠かすことができません。日々膨大に投稿される動画コンテンツの中でユーザーの目を引くためにも、投稿して終わりではなく次なるステップに向けて改善しながら進むことが大切です。
そのためには、効果的な作業ができる動画編集ツールを選ぶことは大変重要となるでしょう。Video BRAINでは、動画広告を編集する上で大切なポイントを網羅しています。
それでいて直感的に誰でも利用できる仕組みになっているのも魅力です。Video BRAINを使ってよりスムーズに快適に動画を編集してみませんか?
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