2021/05/11

シナネンホールディングス株式会社 小栗様、木村様

社内外の広報を動画に!グループ企業でも内製化を実現

外注への依頼→動画経験0からの内製化を実現

今年、創業95年の歴史を誇る「シナネンホールディングス株式会社」。エネルギーや住まいと暮らしに関わるサービスを幅広く提供しています。社外に向けた広報活動の強化をはじめ、本格的なSNS運用を行う上で動画を活用したいと考え、Video BRAINを導入しました。

 

外注で発生するストレスをなくすため、Video BRAINを導入

――部署と業務内容を教えてください。

小栗様:私たちは経営企画部の広報・IRチームに所属しています。業務の一つとして社内報も制作しており、私がウェブ版を担当、木村は紙版をメインに担当しています。そのほか、社会貢献活動や社外向けのメディア広報も担っています。

――これまでに動画制作は行っていましたか。

小栗様:会社として動画制作ツールを使っていなかったため、内製ではほとんど行われていませんでした。社内イベントの際、動画制作の経験がある社員が有志で制作を担当してくれたことがあった程度です。
外注の制作は以前、弊社の受付のサイネージで配信する会社紹介動画を依頼したことがあります。ただ、1本制作するのに数百万とかなりの費用がかかり、さらに納品後に細かい修正や社名や事業変更を行うため、追加費用や依頼の工数もかかっていました。

――会社紹介動画は、どのような狙いで制作されたのですか。

小栗様:弊社の事業をわかりやすく伝えられるよう、長い期間使えるような動画を作ろうと考えていました。しかし、出演している社員の異動等が発生すると、その度に動画を大きく編集しなくてはいけません。
コストを気にせず、動画でいろいろな表現に挑戦しながら最適解を探していくには、外注では難しいと感じていました。

――Video BRAINを導入した経緯を教えてください。

小栗様:当社の事業内容をより多くの人に知ってもらうため、動画を使った社外に向けた広報活動の強化やSNSの本格運用を行いたいと考えていました。やはり今は動画の時代なので、社外の方にわかりやすく伝えるためには動画は無視できないと思います。


定期的な広報活動やSNS投稿に動画を活用するには、外注の場合は1本あたりの単価が高いだけでなく、外注先との説明にも工数がかかり、細かい変更が生じた際にコストが都度発生するため、継続的に依頼するのは現実的ではありませんでした。
これらの問題から内製を考えはじめたものの、社内に動画制作のスキルがないため、習得できるのだろうかと懸念していました。
その中で動画編集ツールなどを調べていたとき、他社の広報の方から「Video BRAINなら簡単に動画が作れるようだ」と紹介されました。

――Video BRAINを導入する決め手になったポイントはありますか。

小栗様:動画編集ツールは慣れるまで時間がかかりそうなイメージだったのですが、実際にトライアルとして操作を体験してみて「はじめたばかりでも、直感的に操作できる」と感じました。
Video BRAINは初心者でも使いやすく、プロが使用するような本格的な編集ツールよりも操作が簡単だという意見が部署内で一致したため、導入の決め手になりました

社内報の動画化を実現

――現在はどのような動画を制作していますか。

小栗様:私たち2人で担当しており、これまでに動画編集は未経験でした。現在はグループ企業の事業紹介動画をはじめ、プレスリリースや社内報、noteで更新している記事に掲載する紹介動画を制作しています。
また最近では社内報として、書道家・現代アーティストの武田双雲氏に、社員がポジティブに、よりよく働くための考え方やアドバイスについてインタビューを行い、そのようすを動画にしたこともあります。
また、弊社代表のメッセージ動画やグルーブ事業の紹介動画なども定期的に制作しています。

グループ事業イメージ動画

――動画制作時に気をつけていることや工夫している点はありますか。

小栗様:情報を詰め込みすぎないように気をつけています。動画が長くなりすぎると伝えたいメッセージが分散してしまうため、1シーン1メッセージで納めるようにしています。PowerPointで資料を作るときと同じように「伝わりやすくするために1スライド1メッセージに納めて作成する」というイメージで制作しています。
Video BRAINはシーンごとに編集が可能なので、各シーンのメッセージを意識しながら編集できます。

シーン毎の編集画面イメージ

――Video BRAINの中で、使いやすい機能などはありますか。

小栗様:最近のアップデートにより、今まではシーンの切り替えに使うトランジション効果でしか動きをつけることができなかったのですが、新たに「スタンプ機能」が追加されて動きをつけられるようになりました。動画に変化をつけることができたので、良かったです。

スタンプ機能の画面イメージ

また、すでに動画制作のかたちができているので、写真やテキストを入れ替えるだけで動画が完成する「テンプレート機能」もよく活用しています。イチから構成を練って作るよりも時間が短縮でき、クオリティの高い動画ができていると実感しています。

テンプレート機能の画面イメージ

グループ企業でも動画を内製することに

――制作した動画の活用方法や効果はありましたか。

小栗様:社内で共有するほか、YouTubeでも配信を行っています。
受付にあるサイネージで流している動画は、社員からの評判が良く、グループ企業からも「採用活動にこの動画を使いたい」と言われることもあります。
また、ウェブの社内報には“いいね”をつけられる機能があるのですが、新入社員に自己紹介動画を作ってもらい、社内報に掲載したところ、通常の倍ほどの“いいね”がつきました。
多くの社員が動画を見てくれており、動画の可能性を感じてくれているところがうれしいです。とくにコロナ禍で地方の拠点間で直接交流することが難しい昨今、写真や文字だけでは伝わりにくい雰囲気を伝える上で、動画は非常に効果的だと感じています。
社内に動画を広めていった結果、他部署やグループ会社にもVideo BRAINの存在が認知されたことで、「自分たちも使いたい」という声があがり、さらにVideo BRAINの活用が社内に広がっています。

――新たにグループ企業のアカウントも追加されていますが、その経緯を教えてください。

小栗様:グループ企業に向けて「Video BRAINを導入し、動画を制作したい場合は連絡ください」と案内を出したところ、思いのほか反響がありました。最初は私たちが依頼を受けて制作していたのですが、依頼される本数が増えてきたため、アカウント追加をした方が効率的ではないかと考えていました。
グループ企業に確認したところ「導入したい」という手が挙がったため、アカウント追加を行いました。

――現在、弊社のカスタマーサクセス担当者とは、どのようなコミュニケーションをとっていますか。

小栗様:新しいツールを導入すると、大抵教育コストがかかってしまいますが、カスタマーサクセスの方がVideo BRAINの使い方や動画の効果、注意点などに至るまで丁寧に2時間ほどの研修を行ってくれるため、その後もグループ企業から私たちに問い合わせが来ることもなく、教育コストほぼゼロで動画の制作をグループ企業に広めることができました。
Video BRAINでは新機能追加など大きいアップデートが頻繁に行われるため、新しく追加された機能等を毎回丁寧に説明してくれるため、さまざまな機能を活用することができています。
また、サービス利用中にわからないことや問題が起こった際の問い合わせへの対応が早いことが印象的で、すぐに対処してくれるので助かっています。
月に1度、定例会を開催しており、定期的に背中を押してもらえる存在がいることで、制作意欲を保つことができているため、カスタマーサポートが手厚いことに感謝しています。

――今後の展開をお聞かせください。

小栗様:これまで以上に広報とIR活動で動画を活用していきたいと考えています。動画は他の広報物との相性が良いことをVideo BRAINを導入を通して学ぶことができたので、本格的にSNSにも活用したりと様々な活用の組み合わせてで動画を制作していきたいです。

※ 記事は2021年5月インタビュー時の内容です。

シナネンホールディングス株式会社

業種:卸売業
事業内容:BtoC事業(エネルギー卸・小売周辺事業)、BtoB事業(エネルギーソリューション事業)、非エネルギー及び海外事業
従業員数:連結 / 1,630名、単体 / 59名(2020年3月31日現在)
所在地:東京都港区三田3-5-27 住友不動産三田ツインビル西館6階
https://sinanengroup.co.jp/

シナネンホールディングス株式会社ロゴ

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