音楽やBGMは、動画に華やかさを添えてくれるため、動画制作において欠かすことのできない演出の1つです。しかし、どのようにして動画に音楽やBGMをつけるのか、方法を知りたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、動画に音楽・BGMをつける具体的な方法、さらにおすすめのアプリを紹介します。音楽・BGMを加える方法を知ることで、動画のグレードをアップさせることが可能です。
BGMを付ける場合の著作権についてまとめた記事は以下から参照ください。
目次
動画に音楽・BGMをつける方法
動画に音楽・BGMをつける主な方法としては、パソコンの標準ソフトを使う方法と、アプリや編集サービスを使う方法の2種類です。それぞれの方法について詳しくご紹介します。
パソコンの標準ソフトを使う
パソコンの標準ソフトを使って、動画に音楽・BGMをつける方法について、WindowsとMacのそれぞれのOSに分けて紹介します。
・Windows:「フォト」アプリ内の「ビデオエディター」を使用
・Mac:「iMovie」を使用
Windows10では、標準搭載している「フォト」アプリを使用することで音楽・BGMをつけることが可能です。
「フォト」には動画編集用の「ビデオエディター」が備わっているため、この機能を利用すれば、動画内に複数の音楽を追加できます。
Macには「iMovie」が搭載されており、この機能を利用して動画に音楽・BGMの追加が可能です。また、「GarageBand」という音楽編集に特化したアプリを使用すれば、オリジナルの音楽を作成できます。
アプリや編集サービスを使う
アプリや編集サービスを利用して、動画に音楽・BGMをつける方法もあります。それぞれ、どのような方におすすめなのか見ていきましょう。
・アプリ
無料で使用できるアプリも多く、個人向けの動画編集をしたい場合におすすめ
・編集サービス
音楽・BGMの素材が豊富なため、企業向けの動画編集をしたい場合におすすめ
動画に音楽・BGMをつける場合、アプリは手軽に使用できる点が便利です。その反面、多くのユーザーが使用しているため、作成した動画の差別化は難しいでしょう。
しかし、編集サービスを利用した場合は、音楽・BGMの素材を豊富に取り揃えているため、企業のオリジナル動画を作成したい方におすすめです。
動画編集アプリの選び方
動画編集用のアプリを選ぶ際に、チェックしておくべきポイントは以下の4つです。
・有料・無料
・対応OS
・素材として使用できる曲数
・動画編集アプリの操作性
動画をいくつも作成する場合、動画編集アプリの操作性は大きなポイントとなります。なぜなら、毎回の動画作成に多くの時間を割く必要があると、それだけ人的コストがかかってしまうためです。また、使用できる曲数が多いほど、動画のバリエーションもつけやすいため、アプリ選びのポイントとして覚えておきましょう。
音楽・BGMを簡単につけられるおすすめアプリ5選
動画に音楽・BGMをつけられるアプリとして、おすすめの5選を紹介します。編集アプリには多くの種類があるため、動画作成の目的に沿ったものを選ぶことがポイントです。有料か無料か、対応OS、曲数に関しても表にまとめていますので、アプリを選ぶ前に確認しましょう。
InShot
無料・有料 | 有料 |
OS | Android、iOS、iPadOS、macOS |
曲数 | 多数 |
InShotは、主にスマートフォンで使用可能な動画編集アプリです。アプリ内にある多数のBGMの他にも、mp3ファイルや複数の形式の音楽を動画につけることができます。動画編集に関しては、トリミングや再生速度の調整なども直感的な操作で簡単です。
費用は、年間1,400円とリーズナブルで、3日間の無料トライアルもあるため、ひとまずアプリを搭載して試用ができます。YouTubeやInstagramに投稿する動画用のアプリとして使い勝手がよいです。
VivaVideo
無料・有料 | 有料 |
OS | Android、iOS、iPadOS |
曲数 | 多数 |
VivaVideoは、世界中で8憶人以上にダウンロードされたという実績があります。スマートフォン1つあれば動画編集ができ、アプリ内にある多数の音楽・BGMの中から選択して、動画に追加することが可能です。無料で使用することもできますが、編集できる動画が最大5分までとなっており、有料版にすれば制限が解除されます。
有料版では月額280円で、エフェクトやトリミングなど多くの機能を利用でき、HD4K解像度の画質の動画編集もできるのが魅力です。また、自動編集機能があることもポイントで、ユーザーが選択したテーマに合わせた動画を自動で編集してくれます。
FilmStory
無料・有料 | 無料 |
OS | Android、iOS、iPadOS、macOS |
曲数 | 50曲以上 |
FilmStoryは、50曲以上のオリジナルのBGMを動画につけられるのが特徴です。mp3,、m4aファイルの音楽データの追加もでき、オリジナル性の高い動画の作成に役立ちます。その他の特徴として、動画に字幕を加える機能もあるため、より高いクオリティの動画へ仕上げることも可能です。
基本的には無料で利用できますが、その場合は動画の書き出しが30秒に制限され、動画には「Powered by FilmStory」のウォーターマークが入ることになります。月額490円のFilm Story プロ版を利用すれば、それらの制限を外せるので、気になる方は課金を検討してもよいでしょう。
iMovie
無料・有料 | 無料 |
OS | iOS、macOS |
曲数 | 80曲以上 |
iMovieは、Apple製のiPhoneのiOSや、MacのmacOSなどで利用することのできる動画編集アプリです。動画の長さに合わせて曲の長さを調整できる機能も魅力的で、さらにサウンドエフェクトの追加も可能となっています。曲数も80曲以上あり、もちろん自分の所有している音楽データを挿入することも可能です。
iMovieでは4Kの解像度にも対応しているので、より高画質な動画を作成したい場合に重宝します。iPhoneとMacに対応しているため、スマートフォンとパソコンで動画データを共有して、スムーズな動画編集ができる点も見逃せません。
VideoShow
無料・有料 | 無料 |
OS | Android、iOS、iPadOS、macOS |
曲数 | 数百曲 |
VideoShowは、ライセンスを取得している数百曲の音楽・BGMを動画に挿入できる編集アプリです。動画の音声を抽出することもでき、オリジナルの動画へとカスタマイズして仕上げられます。
その他の機能として、撮影前にBGMを選択することで、映像と音楽を同期させた動画作成も可能です。VideoShowは基本的に無料でも利用できますが、月額800円の有料コースを利用すれば、アプリ内に表示される広告やウォーターマークを削除して快適に使用できます。
音楽・BGMをつける際の注意点
音楽・BGMをつける際には、以下の点に注意する必要があります。
・動画内で流す場面に合った音楽を選定する
・音楽・BGMの著作権に気をつける
動画に音楽・BGMをつける際には、対象のシーンに対して違和感のないものを選ぶ必要があります。また、音楽・BGMには著作権があることにも注意しなければなりません。YouTubeや、TwitterなどのSNSに投稿する動画に使用する音楽・BGMは、必ず著作権を侵さないものを利用する必要があります。
まとめ
動画に対して音楽・BGMをつけるには、動画編集アプリ・サービスを使用する必要があります。それぞれのアプリやサービスでは、オリジナルの曲数に違いがあるため、自社のコンセプトに合うものを選択することがポイントです。また、音楽・BGMの著作権は侵さないようにしなければなりません。
企業のPR動画に華を添えてくれる最適な音楽・BGMをつければ、より集客力の高い動画を作成できるでしょう。
手軽に高クオリティの動画を作るなら「Video BRAIN」
数ある動画自動生成サービスの中でも、特におすすめなのが「Video BRAIN(ビデオブレイン)」です。
ビデオブレインは、高性能なAIサポートによりわずか5分で動画編集が可能。素材をアップロードするだけで、ハイクオリティな動画のひな形が完成します。また、抜群の操作性と国内最大級のテンプレート数、そして多様な編集機能により、未経験でもイメージ通りの仕上がりを実現できるのも魅力。
約800万点を超える無料素材を利用できるため、撮影ナシの動画制作もOK。さらに、月額定額制で制作本数の制限もありません。そのほか、「SNS投稿分析機能」を備えており、制作した動画の配信結果をスピーディーに分析・検証できるのもメリットです。
誰でも簡単に動画が作れる、そして配信効果をチェックしながら動画活用ができる「ビデオブレイン」。商品・サービス紹介はもちろん営業資料や採用・求人まで、あらゆるビジネスシーンで活用してみてはいかがでしょうか。
関連記事
この記事をシェアする