Twitter広告キャンペーンの種類とは?それぞれの特徴や選び方について

SNSマーケティングの展開を検討している人は、拡散力が高いTwitter広告を利用してみてはいかがでしょうか。Twitter広告を利用するときに気を付けたいのが、キャンペーン目的の選び方です。

自社のマーケティング目標に合った適切な目的を設定しなければ、高い広告効果は得られません。まずはTwitter広告にどのようなキャンペーンがあるのかを知り、それぞれの特徴を理解しておくことが大切です。

この記事では、Twitter広告のキャンペーンで設定できるマーケティングの目的と、それぞれの特徴や課金形式についてご紹介します。

Twitter広告のキャンペーンで設定できるマーケティングの目的

Twitter広告は「アカウント」「キャンペーン」「広告グループ」という3つの階層から構成されています。
広告を出稿するためにはアカウントにログインし、キャンペーンの設定を行う必要がありますが、最初に決めるのがマーケティングの目的です。
Twitter広告のキャンペーンで設定できる目的は8種類ありますが、大きく「認知度向上」「検討」「コンバージョン」の3つに分類できます。
ここからは、目的によって分けられる8種類のキャンペーンの特徴を分類ごとに見ていきましょう。

参照:Twitter広告キャンペーン

「認知度向上」に分類されるキャンペーン

ここでは、Twitter広告で「認知度向上」に分類されるキャンペーンについてご紹介します。

リーチキャンペーン

「リーチキャンペーン」は、Twitter広告におけるリーチを最大化し、より多くのオーディエンスに広告を届けることを目的として行います。
新商品を発表したり、定期的なコンテンツ更新を知らせたりするときに適したキャンペーンです。
課金形式は、インプレッション1,000回につき1回課金されるCPM(Cost Per Mille)です。

参照:リーチキャンペーン | Twitter

「検討」に分類されるキャンペーン

「検討」に分類されるキャンペーン

ここでは、Twitter広告で「検討」に分類されるキャンペーンについてご紹介します。

動画の再生数キャンペーン

動画の視聴をユーザーに促し、広範囲にわたってリーチする効果的な広告を配信したい場合は「動画の再生数キャンペーン」が適しています。
Twitter社の調査によると、動画が載せられたツイートは通常のツイートよりもエンゲージメントが10倍多く、リツイートされる可能性も高い傾向にあります。
このキャンペーンでは動画の再生数に応じて課金が発生しますが、再生数のカウント方法は自動入札を選択した際、「動画の100%が画面に表示されて3秒経過した時」、「動画の50%が画面に表示され2秒以上視聴した時」、「動画の50%が画面に表示され6秒経過した時」の3種類から選択可能です。

この3つの課金形態全てにおいて動画を拡大表示したり、ミュートを解除されたことも課金対象となります。その他にも上限入札単価を設定することができます。
これは動画の再生ごとに支払う金額を設定できる課金方式となり、設定した金額を越えて課金されることはありません。

参照:動画の再生数|Twitter

プレロール再生数キャンペーン

プレロール広告とは、動画コンテンツの前に挿入される短い動画広告のことです。
YouTubeなどの動画サイトを利用するとき、目にしたことがあると思います。
「プレロール再生数キャンペーン」では、Twitterと提携しているコンテンツパートナーの動画本編の前に自社の動画広告を流すことができ、効率的にブランドメッセージを伝えられます。
課金は「動画の再生数キャンペーン」と同じ形式で行われます。

参照:プレロール再生数 | Twitter

アプリのインストール数キャンペーン

自社のアプリに幅広い注目を集めたいときは「アプリのインストール数キャンペーン」が最適です。
アプリストアに遷移するリンクを広告に挿入できるため、アプリに興味があるユーザーのクリックを促すことができます。
課金形式は、ユーザーがアプリへのリンクをクリックした回数に応じて課金されるCPC(Cost Per Click)と、インストールが行われた時に課金されるCPI(Cost Per Install)があります。

参照:アプリのインストール数キャンペーン | Twitter

ウェブサイトのクリック数キャンペーン

特定のウェブサイトの訪問者数を増やしたいときは「ウェブサイトのクリック数キャンペーン」がおすすめです。プリ同様、ウェブサイトに遷移するリンクを広告に挿入することができ、効果的にユーザーのアクションを促進できます。
課金形式は、ユーザーがリンクをクリックした回数に応じて課金されるCPC(Cost Per Click)です。

参照:ウェブサイトのクリック数キャンペーン | Twitter

エンゲージメントキャンペーン

Twitterの拡散力を利用して認知度を高めたい場合は「エンゲージメントキャンペーン」を展開すると良いでしょう。エンゲージメントは、「いいね」や返信、リツイートなどのユーザーのアクションです。
広告へのエンゲージメント数が増えることでブランドが話題にされやすくなり、実店舗の販売促進などにもつながる可能性があります。
このキャンペーンでは、ユーザーが行ったエンゲージメントの回数に応じ、課金が発生します。
しかし、他のユーザーにRTや「いいね」された広告に第三者が反応しても課金の対象とはなりません。

参照:エンゲージメント数キャンペーン | Twitter

フォロワー数キャンペーン

「フォロワー数キャンペーン」は、主に自社アカウントのフォロワーを増やす目的で行います。
フォロワーを増やすことは、自社の活動に対して継続的に関心を抱いてくれる良質なオーディエンスを形成することを意味します。
フォロワー数キャンペーンにより適切な相手に情報を提供できるようになったり、無駄な広告出稿によるコストも削減できるでしょう。
このキャンペーンでは、広告を通じて新しいフォロワーを獲得したときに課金が発生します。

参照:フォロワー数キャンペーン | Twitter

「コンバージョン」に分類されるキャンペーン

ここでは、Twitter広告で「コンバージョン」に分類されるキャンペーンについてご紹介します。

アプリのリエンゲージメント数キャンペーン

「アプリのリエンゲージメント数キャンペーン」は、すでにアプリをインストールしているユーザーに向けて、アプリの利用再開やアプリ内での行動を促すために展開します。
直接アプリを起動できるリンクを貼った広告を既存ユーザーのタイムラインに表示させ、継続的にアプリを印象づけることができます。
このキャンペーンでは、アプリへのリンクがクリックされるたびに課金が発生します。

参照:アプリのリエンゲージメント数キャンペーン | Twitter

まとめ

Twitter広告でキャンペーンを作成するときは、適切な目的を設定することが大切です。
設定した目的によって最適化の対象や課金形式が変わってくるため、広告のパフォーマンスも大きく変動するでしょう。

Twitter広告のキャンペーンで設定できる目的には8つのバリエーションがあり、それぞれに異なった特徴が備わっています。
Twitter広告でキャンペーンを展開するときは、今回紹介した内容を目的選びの参考にしてみてください。


 

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