Twitterは世界中で多くのユーザーから利用されているSNSの一つ。
企業アカウントも持つことができるため、Twitter活用を始めることでビジネスチャンスを生むことができると言われています。
実際にTwitter広告を運用するにあたっては、Twitter広告の種類や入札の仕組みを把握し、自社の目的に合わせて配信する必要があります。
この記事では、Twitter広告の種類や入札の仕組みについて徹底解説します。
目次
Twitterの利用率について
Twitterは10代20代の利用率が66.7%、76.1%となっており、多くの若者が利用しています。
そのため、若者に向けて広告を配信するにあたってはTwitter広告が向いてるということが言えるでしょう。
10代や20代よりも利用率は低いですが、30代や40代も情報収集を目的として使用していることも少なくないため、幅広い年代層へのリーチも可能です。
参照:平成30年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書
Twitter広告の種類
ここでは、Twitter広告の掲載面の種類について解説します。
1)プロモツイート
「プロモツイート」は、Twitterのタイムライン上をはじめ、検索結果ページの上部や、プロモトレンドの検索結果、アカウントのプロフィールなどに表示される広告のことです。
主に、WEBサイトへの誘導やスマートフォンアプリのダウンロードを促すことが目的とされ、クリックされやすいのが特徴です。
2)プロモアカウント
「プロモアカウント」はツイートではなく、アカウント自体をプロモーションするための広告です。
プロモアカウントを利用すると、「このアカウントをフォローしませんか?」という広告が表示されます。
フォロワー数の増加を狙いたいときや、ブランド認知度を向上させたいときに活用しましょう。
3)プロモトレンド
「プロモトレンド」は、トレンド欄に設定したキーワードやハッシュタグが表示できる広告です。
ユーザーがキーワードやハッシュタグをクリックしたとき、キーワードの検索結果が表示されます。
トレンド欄においてはこまめにチェックしているユーザーも多いため、自社の商品やサービスに関するキーワードを指定することで認知度向上やCV獲得につながる可能性が高まります。
Twitter広告の出稿方法
ここでは、Twitter広告の出稿方法を簡潔に説明します。
1)ツイートの用意と配信目的の設定
Twitter広告を出稿するとき、まずは広告で利用するツイートを投稿します。
投稿した時点では通常のツイート扱いですが、後に広告として活用されます。
また、Twitter広告では目的ごとに複数のキャンペーンが用意されているため、自社のマーケティング戦略にあわせて選択できます。
2)キャンペーン詳細と広告グループの設定
配信目的の設定ができたら、次はキャンペーン詳細の設定をします。
ここでは、キャンペーン名や配信期間、予算、支払い方法などを決めていきます。
広告グループの設定では、広告グループごとの配信期間や予算の設定が可能ですが、こちらの設定は任意です。
3)ターゲティングの設定とツイートの選択
ターゲティングの設定では、目的に合わせて細かなターゲティングが可能です。例えば、言語や地域、キーワードなどでターゲティングができます。
ターゲティングができたら、次に配信するツイートを選択しましょう。
1回目の広告は事前にツイートしたものから選ぶ必要がありますが、2回目以降は広告用ツイートの作成画面から新規で作成できます。
最終に確認画面で「キャンペーンの開始」ボタンをクリックすることで、配信が開始されます。
Twitter広告の入札の仕組み
ここでは、Twitter広告の入札の仕組みについて詳しく解説します。
1)品質スコア
Twitter広告のオークションでは、入札額のみならず「品質スコア」も考慮されます。
例えば、
- ・ツイートに対してリツイートが頻繁に行われているか
- ・ツイートの内容がユーザーの興味関心にマッチしているか
などが品質スコアに含まれています。
2)入札の種類
Twitter広告の入札には「自動入札」「上限入札単価」「目標入札単価」の3つの種類があるため目的にあわせて使い分けましょう。
自動入札 | 予算内で最大の結果が得られるよう、入札額が自動で最適化されるものです。 |
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上限入札単価 | 請求対象となるアクションごとに、上限の金額を設定します。 |
目標入札単価 | 「フォロワー数」「クリック数」などを目的とするキャンペーンで利用します。 |
3)ターゲティング
Twitter広告には、「付加的ターゲティング」と「制限的ターゲティング」の2種類のターゲティングカテゴリーがあります。「付加的ターゲティング」は、条件が多くなるほど出稿範囲が広がります。
例えば、キーワードターゲティングで「野球」「サッカー」と指定した場合、いずれかを満たすユーザーに広告が配信されます。
一方、「制限的ターゲティング」は付加的ターゲティングと異なり、性別や年齢、端末、言語、地域など、指定した条件すべてを満たすユーザーのみに配信されます。
4)キャンペーンの予算の設定方法
予算の設定では、「総予算」と「1日の上限予算金額」を設定できます。
「総予算」は、キャンペーンに投入する費用の合計金額で、「1日の上限予算金額」はキャンペーンに投入する1日あたりの金額のことです。設定した金額に到達したとき、広告は自動的に停止されます。
まとめ
Twitter広告の入札タイプやターゲティング方法にはさまざまな種類があるため、特徴を把握し、目的にあわせて設定することが大切です。
また、Twitter広告は入札単価だけでなく、広告の質や普段の運用実績もオークションに反映されることを意識しておきましょう。
最後に、Twitter広告において動画広告を検討している場合は、動画制作のためのツール選びに注力するのもおすすめです。
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