Twitterのインプレッションの確認方法やアップするためのポイントを紹介!

現代のSNSは広告メディアの価値観を大きく変えるまでに広がっており、世界に名を馳せるような一流企業が、SNSを宣伝に要することも珍しくなくなりました。その中でもTwitterは、特に若者への幅広いリーチが見込めるSNSとして人気を集めています。

今回は、Twitterでのプロモーションにおいて重要な「インプレッション」について、詳細や確認方法、インプレッション数をアップさせるための戦略をご紹介します。

TwitterなどのSNSの基礎知識とマーケティング活用について詳しく知りたい方は、こちらの資料をご参考ください。

Twitterのインプレッションとは?

インプレッションとは「表示された回数」を意味するマーケティング用語です。Twitter上では、自社の投稿が各ユーザーのタイムラインに表示された回数を表します。

つまり、アカウントのフォロワー数や、投稿を見たユーザーがその投稿を拡散する「リツイート」の数が多ければ多いほどインプレッションが増え、広告が多数のユーザーの目に触れていることになります。Twitterを使ったプロモーションで成果を得るためには、このインプレッションを把握し、数を上げていく施策が必要です。

エンゲージメントとの違い

インプレッションと共に使われる用語として知っておきたいのが「エンゲージメント」です。インプレッションが表示回数を意味するのに対して、エンゲージメントは「ユーザーのアクション数」を表します。Twitterであれば、「クリック」「いいね」「リツイート」「返信」「フォロー」など、投稿に対して行われたアクションの総数を表しています。

エンゲージメントの数は、プロモーション施策の成否に直結します。インプレッション同様、必ず意識すべき指標です。

インプレッションの確認は「Twitterアナリティクス」で行う


それでは、Twitter上でインプレッションやエンゲージメントなどの各指標を確認する方法を見ていきましょう。確認には、無料の投稿分析ツール「Twitterアナリティクス」を使用します。

1.Twitterアナリティクスの開き方

Twitterアナリティクスを使用するには、まずはインターネットブラウザからTwitterにアクセスし、画面左側のメニュー一覧にある「もっと見る」をクリックします。すると「トピック」「モーメント」などの項目一覧の中に「アナリティクス」が表示されますので、それを選択すればアクセス完了です。

2.Twitterアナリティクスで確認できる項目

アナリティクス上で分析できる項目について、それぞれ簡単にご紹介します。

1)インプレッション

全ツイートに対する総インプレッションや、個別ツイートごとのインプレッションが確認可能です。ほかにも、今月の自社ツイートのなかでもっともインプレッションを獲得した「トップツイート」が表示されるため、マーケティング戦略の立案に役立ちます。

2)エンゲージメント

総数はもちろん、「いいね」「リツイート」など詳細項目の分析にも対応しています。文章のみのツイートは「いいね」が少ない、動画付きのツイートは「リツイート」やリンクのクリックが多いなど、傾向を把握できればプロモーションを大きく改善できるでしょう。

3)エンゲージメント率

Twitterアナリティクスでは、エンゲージメントをインプレッションで割った数字である「エンゲージメント率」も確認可能です。ツイートを見たユーザーのうちどれだけの人数が行動を起こしたかを表しており、割合が高いほどユーザーへの訴求に成功しているといえます。

4)ツイートアクティビティ

指定期間における各種データ(ツイート数、フォロー数、インプレッションやエンゲージメントの詳細など)をグラフ付きで表示できる項目です。効果的に稼げている曜日や日付など、各指標を視覚的に理解しやすく、マーケティングの最適化に役立ちます。

2.投稿したツイートからも簡易的に確認できる

なお、個別ツイートのインプレッションやエンゲージメントはTwitterアナリティクスを開かなくても閲覧できます。ツイートをタップして詳細を開き、「ツイートアクティビティを表示」を選択するだけで確認可能です。

ただし、上記と同じ「ツイートアクティビティ」と名づけられてはいますが、こちらは簡易版です。当該ツイートのデータしか表示されず、日付ごとの分析もできません。厳密な分析を行うためにはTwitterアナリティクスを活用しましょう。

インプレッションを増やす方法

次に、実際の運用においてインプレッションを増加させる方法を見ていきましょう。

ツイート数を増やす

ツイート数を増やせば、インプレッションは自然に増加していきます。こまめなツイートはフォロワーの増加につながることも期待できるため、一石二鳥です。月に数度しか更新しないアカウントと毎日ツイートを行うアカウントでは、月日と共に明確な差が現れます。可能な限りこまめな更新を心がけましょう。

ハッシュタグを付ける

「#○○○」とツイートにハッシュタグを付けると、そのタグを経由してフォロワー外のユーザーの目に留まることがあります。また、「タグ付きで商品の感想をツイート!」のようにユーザーのツイートにタグを含めてもらうようにするのも認知の拡大に効果的です。

タグ付きの投稿は数が増えるとトレンドに掲載されますので、うまくいけば爆発的なインプレッションを獲得できます。

投稿に画像や動画を付ける

Twitterは、ツイートに画像や動画を付けるだけでタイムラインの上位に表示されやすい仕組みとなっています。ユーザーの目に触れる機会を増やすためには、基本的にすべてのツイートに添付をするようにしましょう。

リツイートを狙う

「リツイート(拡散)」は、特定のツイートを自分のフォロワーのタイムラインに流す機能です。
ユーザーによる拡散はSNSでのプロモーションにおける大きな魅力の一つです。拡散されやすい動画の準備は、プロモーション成功への第一歩といえます。
インパクトのある動画を添付したツイートが二次拡散、三次拡散と広がっていくことも珍しくありません。

インプレッションとエンゲージメントどちらが大切?

インプレッションとエンゲージメントの重要性は、宣伝の目的によって変動するものです。単に認知度の向上を目指しているのであれば、インプレッション数を増やすことで一定の成果を挙げたといえるでしょう。

一方、商品・サービスの購買が目的であれば、エンゲージメントを獲得しなければあまり意味がありません。必要なエンゲージメントを稼げているのか、常に意識しながら広告を改善していくことが、プロモーション成功の秘訣です。

まとめ

このページでは、Twitterでの宣伝におけるインプレッションの重要性や確認方法、エンゲージメントとの違いやインプレッション数をアップさせるためのポイントをご紹介しました。

広告で成果を挙げるためには、インプレッションの増加が必要不可欠です。ツイート数を増やす、投稿にインパクトのある動画を付けてリツイートを狙うなど、要点を押さえた施策を考えましょう。

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