2021/06/21

神戸電子専門学校 小川様

導入3ヵ月で200本以上の動画を制作!

業種: 教育

今年創立63周年を迎えた「神戸電子専門学校」。日本で初めて設立された、コンピュータに関する技術を専門に扱う学校です。現在はコンピュータのみにとどまらず、コンピュータ技術に関係するゲームや建築、デザイン、音響など多様な分野を学ぶことができる専門学校です。
新型コロナウィルスにより対面でのコミュニケーションが難しくなったことから、動画の必要性を感じたため、Video BRAINを導入しました。

誰でも動画を量産できる体制を整えるべく、Video BRAINを導入

――部署と業務内容を教えてください。

小川様「広報部に属しています。オープンキャンパスをはじめとしたイベントの開催やウェブメディア、SNSでの発信を通して、本校のことを知ってもらい、入学を検討してもらうことが主な業務です。」

――以前から動画制作はされていましたか。

小川様「動画制作の経験がある職員が内製を行っていました。Video BRAIN導入前は様々なツールを活用して制作しました。」

――どのような用途で動画を活用していましたか。

小川様「昨年2020年は、新型コロナウィルスの影響もあり、オフラインでのオープンキャンパスが開催不可能な状況だったため、オンラインオープンキャンパス用の動画の制作・配信を行いました。
当校は学科数が多いため、オープンキャンパス用だけでも、必要な動画の本数が最低16本ほどと多くなります。昨年はZoomで教員が話しているところを、多少編集を加えつつも、ほぼそのまま配信していたので何とか用意できました。」

――Video BRAINを導入した経緯を教えてください。

小川様「昨年のオンラインオープンキャンパスの結果として、志願者数を見てもコロナの影響を殆ど受けていないだけでなく、今まで西日本中心だった志願者層が、東日本にも広がるというプラスの効果もありました。
この結果を受け、今後はオープンキャンパスだけではなく、SNSも含めて本格的に動画を活用し情報を発信していこうという方針になりました。一方、他校もどんどん動画活用を初めて行く中で、当校で制作する動画ももう少しクオリティをあげたいと考えるようになりました。ですが、当時の体制だと、質の高い動画を量産することが困難でした。
動画編集経験がなくても、誰でもクオリティの高い動画制作が行える体制が作れないかと思い、ツールを探しているときにVideo BRAINを見つけました。」

――導入の決め手になったことはありますか。

小川様「誰でも簡単に動画制作ができること、質が高い動画を作ることができることが条件だったのですが、Video BRAINはその条件を満たしていると感じたからです。
他の簡単に使えそうな動画制作ツールとも比較をしたのですが、10秒や15秒の動画しか作れないツールが多く、1時間の動画を作りたい当校の要件とは合いませんでした。また、他のツールはテンプレートに素材を当てはめるだけで、表現できる幅が少ないと感じました。Video BRAINはPowerPointのように自由に編集できるので、そこも魅力でした。」

導入3ヵ月で200本以上の動画を制作

――現在はどのように運用していますか。

小川様「4〜5人で運用しています。動画編集経験はある人とない人がいますね。SNS運用チームは動画制作がメインの業務になるため、メンバーが各々自由に制作しています。Video BRAINは作成した動画の修正も簡単にできるため、導入当初から「とりあえずたくさん作っていこう!」という共通認識で運用しています。」

――どのような動画を制作していますか。

小川様「導入して1年目の今年2021年2〜3月はオープンキャンパス用の動画を制作していました。1学科あたり5〜6本制作しています。
オープンキャンパスの動画でも、オフラインのオープンキャンパスと同じくらいの情報量がないといけないので、喋りがメインの学校・学科紹介のものを制作しました。また、オフラインでは学科ごとに体験入学を行なっているため、こちらも実際の音楽制作やCG制作の授業を体験しているかのようなデモ動画を作りました。
制作した動画はTwitterをはじめ、Instagram、YouTube、LINEなどのSNSにて配信しています。
また、少しずつですが、TwitterやInstagram用の広告動画も制作しています。こちらは時期をみて運用していく予定です。」

――動画を取り入れた効果はありましたか。

小川さま「SNSに動画を投稿し始めてから、エンゲージメント率が増加し始めています。Twitterでもbotで動画を回しているのですが、好調です。
またオープンキャンパスについても、今まで出来なかった取り組みが可能になりました。昨年はZoomの動画を配信する形しかできていなかったのですが、今年は体験デモを動画で見せることができました。
業務全体を通して、数値的な変化はまだ検証中なのですが、思い立ったらすぐに動画を制作できるようになった、やりたいことをすぐ実行できるようになったということが大きいです。」

――月にどのくらい制作していますか。

小川様「月におよそ80本制作しています。導入して3ヵ月ほど経ちますが、配信していない動画も含め、200本以上制作しました。

――どのようにして動画を量産していますか。

小川様「初めに雛型となる動画を1本作り、それをコピーして写真や動画などの素材と訴求内容を学科ごとに入れ替えて量産していく体制をとっています。そのため、1本雛型を作れば、15本ほど一気に制作できます。雛型の動画も各々制作しているので、様々なパターンがあります。」

――動画素材はどのようなものを使用していますか。

小川様「イベント開催時に必ずカメラを入れて、動画や写真を撮っています。動画好きなメンバーがいるので、それぞれで楽しみながら自由に素材を増やしていますね。」

――Video BRAINの使いやすい機能などはありますか。

小川様「Video BRAINに元から入っているテンプレート動画はとても役立っています自分たちで一からスタイリッシュな動画を作るのは知見がないと難しいのですが、Video BRAINは1,000種類以上のテンプレートがあるので、そこから相性が良さそうなものを選んで手を加えていく形で簡単に制作できています。あとは、作った動画をコピーできるので、素材を入れ替えるだけで量産できるのも魅力です。
あとは、直感的に操作が可能なところです。PowerPointを操作する感覚でサクサク編集ができるため、時間をとって講習などを行う必要がありませんでした。
実際に契約する前に3日間トライアル期間を設けてもらったのですが、その間で20本ほど制作できたのも、操作性が良かったからでした。」

――今後の展開をお聞かせください。

小川様「YouTubeチャンネルをもっと盛り上げていきたいです。全国から入学者を募集したいので、例えば“四国の〇〇県の人用の動画”など、ターゲットを絞った動画も制作していきたいです。
また、広報部のメンバー全員がいつでも動画を作れるような体制を構築し、学生同士の対談などの企画動画や広告動画など、新しい動画制作にもチャレンジしていきたいです。」

※ 記事は2021年5月インタビュー時の内容です。

神戸電子専門学校

業種:教育・学習支援
所在地:兵庫県神戸市中央区北野町1-1-8 https://www.kobedenshi.ac.jp/

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