2019/12/06
株式会社アクティオ 福田様、高橋様、寺脇様
LINEを活用し、学生に寄り添った動画で採用の活性化を実現!

株式会社アクティオでは、採用動画を効果的に活用しています。学生に馴染みのあるLINEを使ってSNSの気軽なコミュニケーションに動画を取り入れています。
目次
タイトな採用スケジュールにも対応可能な点に惹かれる
――動画活用を検討した背景を教えてください。
高橋様:現在、学生にとってYoutubeなどの動画コンテンツを閲覧することが日常的な行動になっています。学生の生活習慣・スタイルに合わせた採用活動を行いたいと考えていました。そこで、学生の情報取得媒体が文字から動画に変化していることを踏まえ、インハウスでの動画制作を検討しました。
福田様:去年から、学生との連絡手段がメールからLINEに変わったことも導入のきっかけになりました。メールとは違い、LINEなら気軽に動画を送付できるので、また違ったコミュニケーションができると感じていました。
――Video BRAIN導入前に動画を利用しようとしたことはありますか。
高橋様:会社説明会に参加できなかった学生に向けて、代わりとなる動画を配布していました。これはWEBセミナーのような形で、会社情報を伝えるだけで、学生との関係構築を図るものではありませんでした。また、会社説明会のオープニングやエンディングに流す動画を外注制作することもありました。その他、商品説明や会社全体の広報を目的とした動画の活用はしていましたが、学生とのコミュニケーションの一環としての動画活用は行っていませんでした。
――内製ではなく、外注での動画制作を検討したことはありましたか。
高橋様:検討していましたが、制作会社に依頼して動画を1本制作するのに何十万円もかかるため、費用対効果が出しづらいと感じていました。さらに、こちらの意図している部分が制作会社には伝えづらく、完成したものは直しがきかないという点が大きいです。また、制作段階で意図とは少し違うと思っても、それを直すのに日数が思った以上に必要になるので採用活動時期のピークを逃してしまうと心配もありました。とはいえ、社内に動画を作るスキルがある人がいないため、自社制作も難しい、という状態でした。
――Video BRAINを検討した経緯を教えてください。
福田様:web広告でVideo BRAINを見て、問い合わせをしました。外注制作に課題を感じていたので、社内で簡単に作れるツールがあるなら便利だと思いました。
――その他導入の決め手になったことはありますか。
高橋様:専門知識や複雑な編集作業が必要ないことが決め手の一つでした。未経験でもすぐに動画を作り始めることができるというのは大きな魅力でした。これならタイトな採用スケジュールにも対応できるくらい、スピーディかつ簡単に制作できそうだと感じました。
――動画の制作経験はありましたか。
高橋様:仕事以外で、ムービーメーカーを使って動画を作ったことがある程度です。他のメンバーも、プライベートでスマートフォンのアプリで少し……という程度で、きちんとツールを使ってビジネス向けに動画を作った経験がある人はいませんでした。
社内で作るからこそ、学生が感じる「企業の本来の姿が見たい」に応えられる動画に
――現在はどのように運用していますか。
寺脇様:現在、主に制作しているのは、若手社員のインタビュー動画です。約70人分のインタビューを人事部で撮影し、Video BRAINで編集しています。チーム内で大まかな構成を決め、それを元に作成した動画を社内でさらに練り、構成を考えている段階です。その構成が完成次第、素材とテロップを入れ替え、70人分を制作します。完成したものは、12月初旬からLINE@で何回かに分けて学生が見られるようにしていきます。学生と年齢の近い若手社員の生の声を聞けることで、学生が入社後のイメージを抱きやすくなり、アクティオに親近感を持っていただけると思います。
福田様:今後は社員インタビューだけではなく、様々な採用活動や研修での利用を考えています。学生の入社前の不安を払拭するために、社内イベントや内定式の様子を動画で送るなど、色々なことができると感じています。また、アクティオは全国各地の支店に採用に関わる社員が多くいるのですが、今年の採用コンセプトを伝えるための動画を作成し、意思統一を図るなども行いました。
――実際に使ってみていかがでしたか。
高橋様:社内の採用関係者向けに動画を流した際は、パワーポイントよりも動画のほうが伝えたい内容を形にできると感じました。BGMや動きをつけることで、よりモチベーションが刺激されると思います。このように、自分たちで考えているものが素早くアウトプットできるというのは非常に良いです。
福田様:採用広報の動画も、自分の作りたいものがすぐ作れるというのはやはり魅力の一つです。外注で作成した動画は良い点がありますが、「学生に入社後のリアルなイメージを持ってもらえるようなコミュニケーションを行う」という目的を果たすにはいまひとつだったと感じます。映像がきれいに作られすぎている分、真実味が薄れてしまうという懸念もありましたので、その点は解決できると思います。
高橋様:学生側も「企業の本来の姿が見たい」と思っています。その目的のためには、Video BRAINで作成した動画のほうが、見やすさや品質は担保しつつ、「本来の姿」という印象に近いと思います。採用においても、あるツールの学生と企業のマッチングシステムでは、サイトに載せた企業の動画を見て、学生と採用担当者の双方が「いいね」をするとメッセージのやり取りができるものがあります。アクティオでは現在導入していませんが、Video BRAINを使えばそちらのツールでの採用活動にも幅が広がると思います。
――動画の素材はどのように用意していますか。
寺脇様:若手社員インタビュー動画は、70人と人数が多かったので、人事部で複数人が撮影を担当しました。特殊な機材や技術を持った撮影チームなどが社内にはいないので、撮影アングル等を試行錯誤しながら、皆で役割を分担しながら撮影しました。
福田様:そのほか、採用パンフレットを制作した際の写真を使った動画もあります。今ある写真素材からも簡単に良い動画を作れるため、便利だと感じています。
――機能についてはいかがですか。
高橋様:シーントランジションが沢山あることがありがたいです。ワンクリックで質の高い動画にできます。また、編集機能は数パターンありますが、直感的に操作することが出来て、シンプルでマニュアルをほとんど読まずに利用できています。
寺脇様:動画のトリミングを0.1秒単位まで設定ができることも、インタビュー動画の制作では役に立っています。動画のサイズ・位置調整ができるのも嬉しいです。細かいところに手が届くので、助かっています。
全国規模での採用活動。直接会えなくても、動画で繋がりを持てる
――LINE@での動画活用のゴールは何でしょうか。
寺脇様:12月から動画配信を開始するため、まだ効果は把握できていないですが、学生の閲覧数やLINE@のアクション数を見ながら判断していきたいと思います。
福田様:採用では、実際に動画を利用したことによる効果を数値として確認することは難しいという現状があります。ですが、全国の学生を採用しているので、遠方でなかなか会うことのできない学生と繋がりを持つためのツールとしては効果的です。Video BRAINは採用でも様々な場面で利用できると思います。
編集の自由度が高く、使い道が幅広い。様々な場面で利用していきたい
――今後の展開をお聞かせください。
高橋様:採用には、応募のきっかけを作る段階、志望度を高める段階、内定から入社までの不安を解消する段階、など様々な段階があります。それぞれのフェーズに対して適切な情報を、時期を捉えて細かく提供していくことが大切だと思っています。その情報提供についても、Video BRAINで制作した動画を使っていきたいと考えています。また、会社説明の動画やコンセプトムービーも作っていきたいと思います。
福田様:会社説明会では、従来パワーポイントで説明していたものを動画にも取り入れて見てもらいたいとも思っています。その他、社内活動のイベントレポートを学生向けに作って配信することも考えています。そのほか、Video BRAINの使い道は幅広いので、様々な場面で利用したいです。
※ 記事は2019年11月インタビュー時の内容です。
株式会社アクティオ
業種:レンタル・リース
事業内容:建設機械レンタル
従業員数:8,359名(2018年12月31日現在)
所在:〒103-0027 東京都中央区日本橋3-12-2 朝日ビルヂング7階
https://www.aktio.co.jp/
