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新卒採用の手法を徹底比較!各手法のメリット・デメリットやトレンドを紹介

新卒採用方法は、近年大きく変化しています。高齢化や産業のDX化などにより求める人材が変化したり、人材の確保が難しくなるなど、頭を悩ませている採用担当者は少なくないでしょう。

また今後の新卒採用では、オンライン化がますます広がるなど、従来の採用方法だけでは対応しきれなくなっているのも事実です。複数の採用手法を組み合わせて、効率よく採用活動を行う必要があるでしょう。

この記事では、従来の新卒採用手法と近年注目されている採用手法を比較し、特徴やメリット・デメリット、どのような問題を抱えている企業におすすめなのか紹介します。

新卒採用の手法を徹底比較

新卒採用の現場では従来の手法もまだまだメジャーですが、他の手法と組み合わせながら、各社いろいろな施策を行なっています。さまざまな手法がありますが、すべてを実施することは現実的ではありません。それぞれの手法の特徴を理解したうえで、戦略的に採用活動を進めていく必要があります。

まずは、紹介する新卒採用手法について一覧表で比較していきましょう。

新卒採用手法コス利用しやすさ求人の露出度ターゲットの狙いやすさ
就職サイト
(80万円〜)
新卒紹介サービス
(80万円〜)
合同説明会・イベント
(会場費用程度)
インターンシップ
(無料)
自社サイト
(サーバー代低度)
大学就職課
(無料)
ハローワーク
(無料)
ダイレクトリクルーティング
(40万円〜)
リファラル採用
無料
採用代行業者
(一部委託:数万円〜)
(全業務委託:40万円〜)
ミートアップ
(無料)
ソーシャルリクルーティング
(無料)
※△、○、◎の3段階で表示

新たな手法を取り入れることで、これまでとは違った人材へのアプローチへつながる可能性もあります。それぞれの特徴をふまえて検討すると良いでしょう。

主な新卒採用の手法

ここでは代表的な新卒採用の手法の特徴やメリット・デメリットを紹介します。どのような課題を解決したい人におすすめの手法なのかまとめました。自社が抱える課題と照らし合わせてみましょう。

就職サイト

学生が就職活動を始める際に、最初に登録するのが新卒採用サイトだといえるほど、で最もメジャーな手法でしょう。代表的な就職サイトにはリクナビや、マイナビなどが挙げられます。

企業側は自社の企業情報を掲載し、求人募集やDMなどを活用して、学生へアプローチすることができます。学生も業界や業種、細かい条件検などを通して、希望の条件に合う企業を探すことができます。企業が掲載する情報やイベントに対して学生が応募するというかたちで選考が進んでいきます。

メリットデメリット
・何人採用しても追加費用は不要
・利用者が多いため、幅広い人材が見つかる
・費用対効果が見込めないこともある
・登録企業数も多いので、埋もれる可能性がある

採用予定人数が多く、幅広い人材を確保したいという場合におすすめです。

新卒紹介サービス

新卒紹介サービスとは、就職専門のキャリアアドバイザーを通して、企業と学生のマッチングをおこないます。新卒紹介サービスは、扱っている人材を絞っていることが多く理系やIT系に特化した人材が登録しているため、自社のターゲット層に合うサービスを選択する必要があります。エンジニア職に特化したジョブトラや、地方の理系の学生に特化した「ちほりけ」など様々なサービスがあります。

基本的には企業の採用担当の代わりに、新卒紹介サービスのアドバイザーが会社説明などを行うため、採用活動や集客活動にあまり時間を割けない企業や専門的な職種である企業におすすめです。また認知度が高くない企業でも、情報が埋もれてしまう心配はありません。

メリットデメリット
・効率的にターゲットとマッチングできる
・成果報酬型である場合が多い
・認知度が高くなくても、情報が埋もれにくい
・1人採用にかかる単価は高め
・就職サイトよりも利用者が少ない
・紹介会社と認識のズレがあると、ミスマッチが生まれる可能性がある

合同説明会・イベント

合同説明会やイベントは、企業側が会場やブースも設け、興味を持った学生が企業のイベントに参加する流れで実施されます。マイナビやリクナビなどの就職サイトが主催するイベントなどもあり、多くの人が集まるため幅広い層の学生に出会うことができます。複数の企業が参加するため、就職サイトなどでは接触できない学生と出会えるケースもあるでしょう。

直接学生に声をかけて呼び込んだり、具体的に説明をしたり、学生のニーズや疑問などを察知しやすい点も魅力でしょう。

メリットデメリット
・普段接触できないような層の学生と接触できる
・1日で多くの学生と出会える
・認知度が高くない企業も、直接声をかけて呼び込みできる
・イベントの実施に終日拘束される
・呼び込み力で差が出ることがある
・天候や開催地によって参加数が変動する

インターンシップ

インターンシップには、大きく分け以下の3種類があります。

・短期インターンシップ(1日):就労体験、学生同士のグループワークなどをおこなう
・短中期型のインターンシップ(2日〜1ヶ月):就業体験
・長期インターンシップ(3ヶ月〜1年):学生を会社で雇って就労する

人数を絞って実際にワークをこなしたり、就業体験、就労したりするため、学生のスキルや適性をしっかり知ることができることが大きな特徴です。実際の業務を体験することで、お互いに入社後のイメージもわかるためミスマッチが起こりにくいでしょう。インターンシップに参加する学生は志望度が高くマッチした学生が多いため、質の高い母集団を作ることができます。

採用後のミスマッチで困っている企業は、インターンシップの導入を検討することをおすすめします。

メリットデメリット
・学生のスキルや適性をよく理解できる
・意欲の高い学生を発掘できる可能性が高い
・ミスマッチを防止できる
・インターンシップの企画に時間がかかる
・指導役の社員に負担がかかる

自社サイト・オウンドメディア

自社サイトやオウンドメディアを持っている企業は多いでしょう。運用するサイトを利用し、コラムを執筆したり、求人募集をかけるなどして、学生の採用活動を行います。

自社でサイトの運営を行うため、費用はかかりませんが、運用の負荷がかかります。知名度の高い企業であれば、応募者を集めやすい一方、BtoBや中小企業では自社サイトだけで採用活動を進めるのは難しいでしょう。

メリットデメリット
・自社にマッチした人材を見つけられる
・自社に採用活動の能力が蓄積される
・他社と差別化がしやすい
・長期的に運用する必要がある
・ある程度、コンテンツのボリュームが必要
サイトの認知度を上げる施策が必要

大学就職課

大学に設置されている就職課や研究室を通して学生に直接アプローチできます。学内イベントなどを行い、特定の大学の生徒をターゲットに呼び込むことができます。そのため特殊な学部や研究分野など、求めている人材のスペックを絞り込むことができるでしょう。学生側にとっても大学を指定されている安心感があるため、スムーズに採用活動が進められます。

職種が限定的な場合や、学部が絞られている場合などは、大学に直接アプローチする方法が効率的です。

メリットデメリット
・ターゲットを絞って接触しやすい
・社員にOBなどがいたら、スムーズに認知できる
・コストをおさえられる
・接点のない大学と関係性を構築しにくい
・似たような人材が集まりやすい

ハローワーク

ハローワークには無料で求人案内を掲載することができます。ハローワークの最も大きな特徴は利用者数が圧倒的に多く、1日に17万人という調査結果があります。全国およそ540箇所に設置されていますが、地域密着型のサービスを提供しているため、全国から応募を募りたい場合には不向きでしょう。

ただし、ハローワークの掲載は、就職サイトなどと比較すると登録に手間がかかる点はデメリットかもしれません。近しい地域で採用したい企業をはじめ、できるだけコストをかけずに応募者を募りたい方にはおすすめです。

メリットデメリット
・採用コストをおさえられる
・利用者が多い
・掲載期間が延長しやすい
・地域密着なので広域求人には向いていない
・雇用保険に加入している必要がある
・登録に手間がかかる

注目を集める採用手法新卒採用の手法

ここからは、注目を集めている新卒採用の手法の特徴やメリット・デメリットを紹介します。
メジャーな手法と、これまであまり利用してこなかった手法などを複数組み合わせて採用活動を進めることで、よりマッチした人材との出会いが期待できるでしょう。

ダイレクトリクルーティング

ダイレクトリクルーティングとは、企業側から学生に対してアプローチをかけて採用する方法で、通常の採用活動とは逆の流れになっています。学生が登録している情報やアピールポイントを検索し、自社に合うと思う人材と直接やりとりすることができます。

就職サイトだけでは自社の情報が埋もれてしまい、なかなか思うような人材に出会えないという企業におすすめです。

メリットデメリット
・成果報酬型などの体系が多いので、トータルの採用コストをおさえやすい
・自社に合った人材にアプローチできる
・ミスマッチを防止できる
・事前にターゲットを明確にする必要がある
・一人一人と向き合うため、時間的なコストがかかる
・ノウハウが蓄積されるまでは成果が出ない可能性も

リファラル採用

リファラル採用とは、自社の社員や知人・友人などから紹介してもらい、選考を進める手法です。採用コストを抑え、知人の紹介なのでお互いによく理解した上で入社を決定できることも魅力の一つです。
中途採用では比較的活発化している手法ですが、新卒採用の現場でも導入している企業が増えてきています。

採用人数が1名や2名程度で、コストをかけずに自社にあう人材を見つけたい企業におすすめの方法です。

メリットデメリット
・新卒生が社風や文化に馴染みやすい
・採用コストを抑えられる
・自社のタイミングで採用できる
・母数が多くないので、時間はかかる
・紹介してくれた社員の負担が発生する
・不採用時のフォローを整える必要がある

採用代行業者

新卒採用代行サービスとは、採用業務の一部もしくはすべてを外部の会社に依頼できるサービスです。採用にかかる時間的なコストを削減できるため、メイン業務に集中することができます。
依頼できる業務は以下のような採用に関わるすべての業務が対象です。

【依頼できる仕事例】
・合同説明会での呼び込み
・エントリー受付・対応、合否連絡などの電話・メール連絡
・説明会や面接の日程調整
・内定者フォロー
・採用課題の抽出、採用要件の定義
・選考データの分析
・採用計画の立案
・インターンシップや説明会の企画立案・運営
・面接官のトレーニング

ただし通常の採用活動のように、自社の担当者が直接接触する場面が少なくなるため、代行業者とのすり合わせは綿密に行いましょう。人材のミスマッチは最も注意をはらいたい要素です。

作業項目ごとに月額料金を算出する料金体系が一般的で、部分的に依頼する場合は月額5万円程度から加算されていきます。業務全体を委託すると月額40万円以上かかるところが多いでしょう。
1シーズンかけて依頼すると膨大な金額になってしまうため、どの業務を依頼するのか、どのようなスケジュールで行うのかしっかり検討したうえで活用しましょう。

メリットデメリット
・通常業務に集中できる
・採用コストを削減できる可能性がある
・代行業者と認識のすり合わせが必須
・採用に関するスキルが自社に蓄積されない
・内定者との関係性を築きにくい

ミートアップ

ミートアップとは、企業が企画する交流会のような仕組みです。説明会よりもカジュアルに行われるため、学生の素の顔を知れたり、説明会では聞けないような質問ができるなど同胞にとって打ち解けやすい場となるでしょう。そのため、会社の雰囲気がより伝わりやすく、学生の死亡度を高めやすいです。

基本的にミートアップでは、毎回5分程度で話せるライトニングトークと呼ばれるテーマを用意して進められることが一般的です。ミートアップを有意義なものにするためには、企画力が必要になります。
より会社の雰囲気を知ってもらいたい企業やミスマッチを極力減らしたい企業におすすめの手法です。学生の本音を知る上でも有効でしょう。

メリットデメリット
・自社に興味を持ってもらいやすい
・会社の雰囲気を知ってもらいやすい
・低コストで開催できる
・企画を考案する必要がある
・集客の手間がかかる
・すぐに選考に進めるわけではない

ソーシャルリクルーティング

ソーシャルリクルーティングとは、TwitterやInstagramなどのSNSを用いた採用活動のこと。新卒の若い世代はSNSの利用頻度も高いため、アプローチしやすいでしょう。またSNSの特徴として、拡散されやすいため、潜在的な層にまで情報を届けることも期待できます。


SNSの運用次第では、効率的かつ低コストで採用活動を進められます。テキストや画像、動画を用いて情報発信できるため、他社と差別化しやすく、自社のブランディングにもつなげやすい点も魅力です。

メリットデメリット
・会社の雰囲気が伝わりやすい
・幅広い層にアプローチできる
・採用コストをおさえられる
・利用ユーザーに拡散してもらえる
・長期的な運用が必要
・炎上などのリスクに気をつける必要がある

まとめ

さまざまな新卒採用の手法がありますが、企業の規模や知名度、職種など企業によってあった手法は異なります。複数の手法を組み合わせて採用活動を行うことで、より効率よく求める人材と出会うことができるでしょう。新たな手法に挑戦することは労力がいりますが、時代にあわせて適応できる柔軟性も現代の採用現場に求められています。


 

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