2021/01/13

社会医療法人 河北医療財団 山口様

ウェビナーの動画編集時間を3分の1に短縮!

東京都杉並区にある「社会医療法人 河北医療財団」。90年以上の歴史があり、河北総合病院を主軸に臨床研修病院や地域医療支援病院として、地域医療を担っています。そのほか、リハビリテーション病院・健診・透析・介護老人保健施設・在宅支援も含めて運営しています。

PR活動の一環として動画を活用したいと考え、今回Video BRAINを導入しました。

動画は必要不可欠だと感じ、Video BRAIN導入へ

――以前から動画制作は行っていましたか。

山口様:ほぼ作っていませんが、外注で数本制作したことがあります。初期研修医を募集する際の採用活動の一環として『動画を活用したい』と現場から声があったからです。

――動画活用を検討した背景を教えてください。

山口様:地域住民の方とのコミュニケーションのひとつに「河北健康教室」という勉強会があり、年に40回ほど開催していました。西館地下講堂を使用し、多いときで100名近くの参加者がいましたが、新型コロナウイルス感染拡大により、集客型のイベントが軒並み中止となってしまいました。河北健康教室を楽しみにしてくださっていた皆さまから「再開はまだですか?」とお問い合わせをいただくほど人気でしたので、何とか皆さまにお届けできないかと考えていました。

広報課では、サイト運営や採用動画の制作をしており、河北健康教室を利用しているお客様向けにオンラインでも学べる動画の制作したいと考えました。

主にひとりで制作していましたが、元々動画制作の経験がなかったため、ウェブデザインやプログラミングを学べる学校に通い、そこで編集の勉強をし、1年ほど前から看護師、薬剤師、セラピストの採用を目的としたイメージ動画を自社で制作するようになりました。やはりコスト面から、動画制作は外注ではなく、内製したいと以前から考えていました。

――Video BRAINを導入した経緯を教えてください。

山口様:学校にも通い、知識をつけたのであらゆる制作をしてきたなかで、テキストと写真だけで説明することよりも、音と動きがある方が情報が頭に入りやすく、そして記憶に残ると思い、これからの時代に動画は必要不可欠になっていくものと感じていました。とはいえ、当院はシニア層の患者さんが多いため、紙媒体が主流でした。そのため、紙媒体に馴染みがある方々にも、いかに動画を届けられるかが課題でした。そのような時、30秒ほどの短尺動画を使用することで、凝縮した内容で印象付けもでき、幅広い層に理解してもらえると考えました。そのような中、Video BRAINの広告を目にし、興味を持ちました。

――導入の決め手になったことはありますか。

山口様:ほかの会社の動画編集ソフトとの比較も行いましたが、未経験者でも簡単に動画制作ができるという点と、AIを活用した新しいサービスであること、データの共有が簡単で自社のサーバーに負荷がかからないことが決め手になりました。

私以外の社員にもいち早く動画制作を覚えてもらい、分担できる体制づくりが重要でした。

直感的な操作で、未経験者でも楽しめる動画制作

――現在はどのように運用していますか。

山口様:私ともう1名の社員で運用しています。先ほどもお話しした通り、私は学校で学んだので多少の知識はありますが、もう1名の社員は未経験者です。実際に動画を作りながら、Video BRAINの操作や動画制作に慣れていくという状況です。

――動画の素材等はどのようなものを使用していますか。

山口様:広報課のメンバーが撮影を行い、それを素材として使用しています。主に写真がメインですが、最近は勉強会の動画が多くなりました。基本的に、企画の立案や撮影、編集まで、全て一人で担当することが多いです。

――現在はどのような動画を制作していますか。

山口様:30秒ほどのCM動画をSNSに配信しています。週に1〜2回配信していますが、配信予定も含めると、月に10本以上制作しています。

主に「河北健康教室 web 版」が多く、全て動画化する予定です。また、今までテキスト配信だったものも極力動画にしていきたいと考えています。

――作成した動画はどのように活用していますか。

山口様:主にYouTubeとFacebookにて活用しています。YouTubeでは長尺の動画を掲載し、FacebookではYouTubeに掲載した動画を、Video BRAINを活用し、30秒ほどのCM動画にして配信しています。

動画を活用し、スマホ世代にアプローチ

――動画を取り入れた効果はありましたか。

山口様:今までは紙媒体が主流でしたが、動画を活用しながらSNS配信を行うようになり、新しい層にアプローチができています。従来の集客型河北健康教室のターゲットのようなシニア層とは異なり、スマートフォンから情報を得ているママ層などの若年層、いわゆる“スマホ世代”にも情報を届けることができています。

また、YouTubeに動画を頻繁にアップロードするようになり、チャンネル登録者数は着実に増加してきていますね。これから採用が始まるので、若い方々にアプローチをかけるためにもYouTubeに加え、来月から採用サイトにも動画を掲載する予定です。

――Video BRAINを導入したことによる変化などはありますか。

山口様:動画の文字起こしを自動でしてくれるスピーチダイジェスト機能が、河北健康教室の動画の編集に役立っています。

Video BRAINを導入する前は、動画の文字起こしに動画の尺の3倍くらいかかっていました。120分の動画を編集することもあるのですが、その場合は大体6時間ほどになってしまいます。Video BRAINを活用することにより、少なくとも3分の1近くは時間が削減されたと実感しています。漢字の間違いなどはあるものの、こちらの機能は大変助かっています。

また、未経験の社員は、動画を完成させた際の達成感や直感的に操作ができることにやりがいを感じており、「動画編集が楽しい」と言っています。今は数をこなすことが課題になってしまっているのですが、動画を作り続けていく上で、表現の幅を広げていくことや、作りたいものを作れるようになっていければと考えています。

――今後の展望をお聞かせください。

山口様:Video BRAINを導入したからには、動画を最大限に活用していきたいと思っています。今は動画制作に慣れてきている段階なので、これから使いこなせるようになり、来期はもっと動画制作のペースを上げていきたいです。

※記事は2020年12月インタビュー時の内容です。

社会医療法人 河北医療財団

業種:病院、医療機関
事業内容:医療業、総合病院の運営
財団職員総数:常勤職員数 1,952人 ( 杉並事業部 1,494人 / 多摩事業部 458人 )、非常勤職員数 859人 ( 杉並事業部 576人 / 多摩事業部 283人)(2020年12月末日現在 )
所在地:東京都杉並区阿佐谷北1-7-3  
https://kawakita.or.jp/

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