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社内報のテーマを決める方法は?ネタに困らない企画の集め方

社内報を定期的に発行していると、新たなテーマが浮かばなくなってしまい「ネタ切れ」状態に陥ってしまうことも。社員に興味を持ってもらえる社内報を作り続けるには、「テーマを探すコツ」をおさえることが大切です。

この記事では、社内報におけるテーマ例や企画の集め方について解説します。

ネタに困らない!社内報のテーマ8選

社内報のネタに悩まされず、継続的にコンテンツを制作するには、テーマのレパートリーを増やすことが大切です。ここでは、社内報で使える主なテーマをご紹介します。

社員紹介を盛り込む

社員紹介のコンテンツは、社内報で用いられる定番ネタの一つです。毎回異なる社員を紹介することで、楽しめるコンテンツを提供し続けられるでしょう。

また、過去に取り上げられたことのある社員であっても、別の角度から新しい企画を考え、再登場してもらうことも可能です。例えば、「新入社員として紹介した社員に、今度は職場紹介で出てもらう」「プライベート面を掘り下げて語ってもらう」「座談会に出てもらう」など、さまざまなバリエーションが考えられます。

社員紹介は切り口によって新しいコンテンツを生み出せるため、ネタ切れに悩む担当者にとって強い味方と言えるテーマです。

時事ネタ・季節の話題を取り入れる

時事ネタや季節の話題、最新トレンドを社内報のテーマに取り入れることは、読者の興味を引きつけるのに非常に有効です。インターネット検索やSNSで急上昇しているキーワードに注目するなど、タイムリーなネタを探すように工夫しましょう。

一例として挙げられるのは、以下のようなテーマです。

【時事ネタ】
・自社の海外拠点がある国の最新行事:(例)本場アメリカのハロウィンパーティーに参加した駐在員レポート、中東地域のラマダン月の過ごし方など
・コロナ関連:(例)コロナ禍における最新の話題、感染拡大防止に向けた自社の取り組みなど

【季節の話題】
・スポーツイベント:(例)毎年3月に開催される東京マラソンなど
・花火大会:(例)全国の花火大会情報、自社のある地域で開催される花火大会の特徴など
・地方支店がある地域のお祭り:(例)博多山笠に参加した福岡支店社員に密着取材など

【最新トレンド】
・韓国特集:(例)韓国グルメのトレンド、社員から人気の高い韓国ドラマなど
・サウナ:(例)サウナの健康効果、編集部がおすすめする会社近くのサウナ施設など

社員にアンケートを取る

企画に参加型の要素を採り入れることは、読者の興味を集めるために有効です。社員に社内報で取り上げてほしいネタや企画をアンケート形式で募ることにより、「自分も参加しているのだ」と、自分事として社内報をとらえてもらえるでしょう。

また、アンケート結果をもとに、社員が興味を持つテーマについてランキング形式で発表するのもおすすめの方法です。一例として、以下のようなテーマが挙げられます。

・社員紹介で取り上げてほしい社員(上位にランクインした社員は、次回の社内報で取り上げる候補とするのも○)
・社食の人気メニュー
・東京オフィス周辺の美味しいランチ
・社員が選ぶ!おすすめのビジネス書 など

担当者のプライベートからネタを見つける

社内報の担当者が日常生活の中からネタを集めて、コンテンツ化するのも一つの方法です。例えば、プライベートの旅行で観光地を訪れた感想やおすすめグルメリポートなどが挙げられます。

また、マラソンやトライアスロンなど競技大会に出る担当者がいれば、連載形式にして出場を決意した経緯やトレーニング風景、大会当日レポートといったように、大会までの道のりを紹介しても良いでしょう。

仕事関連のコンテンツとテイストが異なりますが、あえて違った要素を加えることも大切です。ライトな内容ばかりでは社内報の目的を果たしにくい場合がありますが、かと言って真面目な内容ばかりではカジュアルなコミュニケーションを生み出すのが難しくなるもの。。読者となる社員から社内報に対して親近感を持ってもらえるようなテーマ選びがポイントです。

過去のコンテンツを参考にする

過去に制作した社内報で人気を集めたコンテンツを参考にしてテーマを考えるのも、おすすめです。過去の企画を踏襲するのも一つですが、新たな切り口からコンテンツを作ることが大切です。

人気があったコンテンツを比較して「読まれる」共通点を見つけ出し、新たな企画の参考にしても良いでしょう。

仕事の現場を回る

社員紹介と同じように、特定の部署をピックアップして紹介することも良いでしょう。「社内コミュニケーションの促進」という社内報の目的を果たしやすくなるテーマです。

例えば、その部署がどのような業務を行っているのか。あるいは「○○部あるある」のような、部署ならではのローカルルールや特徴、実際にその部署で働いている社員へのインタビューなどを紹介するなども良いでしょう。

社内報制作担当者の目から見た部署紹介として、シリーズ化するのも一つの方法です。

ベテラン社員の失敗談

通常の社員紹介とは別に、幹部をはじめベテラン社員の失敗談やかつて直面したピンチなどについて特集するのもいいでしょう。長年勤めてきたベテラン社員が若かりし頃に味わった挫折やミス、それをどう乗り越えたかという点は会社の歴史とも重なり、読者である一般社員にとって興味を引かれる内容です。

「あの人にもそんな時代があったんだ」という新鮮な驚きを与えることができ、現在進行形で一般社員が直面する悩みを解決するヒントになるかもしれません。社内コミュニケーションを促進し、社員を奮起させる効果も期待できるでしょう。

社内イベントに関する話題

企業では、新人歓迎会や忘年会、ゴルフコンペや表彰式、社員が参加する地域ボランティアなど、社内イベントが行われているケースが少なくありません。こうした社内イベントの様子を紹介する、あるいは今後行われる社内イベントをアナウンスすることも、社内報の大切な役割です。

例えば、ボランティア活動について紹介するなら、前年度と比較するのも一つの方法。例えば、「昨年は〇人の参加でしたが、今年はなんと3倍の△人が参加しました!」といった社員の意識変化を伝え、次回予定を紹介すれば「次回は自分も参加してみよう」など、興味を持ってもらえる可能性もありますし、シリーズ化できるテーマとして活用できます。

社内イベントで見せる、業務中とはまた違った社員のイキイキとした様子を写真付きで紹介すれば、読者をより引きつけられるでしょう。

社内報のコンテンツを制作するポイント

テーマを決めて実際の制作に入る際には、以下のポイントをおさえることが大切です。

さまざまな部署を登場させる

例えば、社員紹介や部署紹介などのコンテンツを制作する場合には、特定の部署に偏るのではなく、さまざまな社員、あるいは部署を登場させましょう。

どの企業にもいわゆる「花形部署」が存在しますが、そういった部署だけ企業活動をすべて行えるわけではありません。例えば、管理部門や営業事務などのように「縁の下の力持ち」のように企業活動が円滑に進むよう支えている部署もたくさんあります。また、目立つタイプではないけれど地道に、かつ確実に日々の業務にあたっているタイプの社員も多いはずです。

そこで、そういった縁の下の力持ちとして活躍している社員や部署にスポットを当て、社内に「こういう人たちが支えてくれているんだ」と周知するコンテンツを制作することも、社内報の大切な役割だと言えるでしょう。

真面目なテーマと面白いテーマをバランスよく配置する

経営陣からのメッセージや企業理念などは真面目で重要性も高いテーマですが、社内報をすべてそうしたテーマで埋めてしまうと、読者が「また同じ」だと思ってしまうことが少なくありません。こうした内容は一朝一夕で変化するわけではないからです。もちろんメッセージ性の強いコンテンツは非常に重要ですが、偏るのは賢明だとは言えないでしょう。

「読まれる」社内報を制作するためには、コンテンツのバランスをうまくとることが大切です。そこで、真面目なテーマとともに「面白味がある」「ほっと一息つける」ような柔らかいテーマのコンテンツも制作することが大切です。

例えば、社員インタビューや4コマ漫画で社内の風景や社員のプライベートを切り取る、流行しているモノ・コトの紹介や「○○ランキング」など、親近感を持ってもらえるテーマを適度に織り交ぜるのがおすすめです。

完成前の段階で社員に読んでもらって感想を尋ねる

社内報のコンテンツが一度完成したら、発行準備に入る前に、制作担当者だけではなく他の部署の社員に読んでもらい、フィードバックをもらうことも大切です。制作担当者だけでは気付かなかった指摘を受けられるので、読者に届くコンテンツになっているか再確認できます。

この場合、各号のメインターゲットに近い社員を選んで読んでもらうのがポイント。例えば、「仕事と育児を両立させるママさん社員の座談会」をコンテンツに据えた場合には、産休・育休取得経験者である女性社員に読んでもらうといった具合です。これにより、よりメインターゲットに働きかける興味深い社内報に仕上げられるでしょう。

実際の社内報に見るテーマ事例

社内報にふさわしいテーマ選びの際には、他社の事例を参考にすることも良いヒントになります。ここでは、実際の社内報で取り上げられたテーマ例について見ていきましょう。

“社員視点”での社内会議リポート/サイバーエージェント

株式会社サイバーエージェントが発行する社内報『CyBAR』では、「業績を上げる社内報」をテーマに、カルチャー推進室が編纂・発行を担当しています。

『CyBAR』では、同社の名物“捨てる会議”(社内のムダな事業や習慣を仕分ける会議)について、責任者だけでなく会議に参加した社員の視点から社内会議リポートをコンテンツに入れ、会議当日の状況や参加者の声を反映しています。

また、同社のユニークな点は、社内報が1種類だけではないこと。実は、『CyBAR』も含めて8つの社内報を発行しています。社内共通の社内報とは別に、7つの事業部がそれぞれ自発的に社内報を発行しているのが特徴です。

“社外の視点”をコンテンツに/グリー

グリー株式会社が制作する『ジーマガ』は、「外から見たグリー」という企画を設け、社外の視点からグリーについて語ってもらう試みを行っています。

例えば、社外取締役や他社の大物をゲストに迎え、グリーをテーマにして自由に話してもらうコンテンツが好評。こうした社外とのつながりを意識する点がグリーの社内報の特徴です。

社外とのつながりを意識する姿勢は、社内報の配布先にも表れており、紙媒体の社内報は社員の実家にも送られます。

また、社内報の表紙はすごろく風のデザイン。この表紙のすごろくで各事業部を紹介するなど、特色ある工夫を凝らしています。

まとめ

社内報のテーマを毎回考えるのは非常に大変なことです。社内報に相応しいネタを複数念頭に置いておき、さまざまな切り口からテーマを考え、新鮮なコンテンツを制作するのに役立ちます。

また、他社の社内報で話題となっているコンテンツなどを参考にするのも新しい社内報制作のために非常に有効です。ぜひ、「読まれる」社内報制作のヒントにしてみてはいかがでしょうか。


 

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