2023/10/31
【レポートvol.05】リアルな活用事例を紹介!導入企業のライトニングトーク
今回は第5回目となる「ユーザー懇親会」のレポートをお届けします。
Video BRAINでは「ユーザーコミュニティ」と題して、1つのテーマに沿って動画制作・活用のアイデアを共有するワークショップや交流会を開催し、ユーザー様同士のつながりの場を提供しています。その中で、リアルな場で交流できるのが「ユーザー懇親会」です。
今回は、導入企業様に活用事例をお聞きする「ライトニングトーク」を実施。それぞれ異なる用途にて、動画を活用する以下の4社様が登壇いただきました。
<内容>
(1)用途:マニュアル
登壇者:株式会社オールハーツ・カンパニー様
テーマ:商品のクオリティ管理を実現した、マニュアルの動画活用
(2)用途:広報・IR
登壇者:社会医療法人 河北医療財団様
テーマ:潜在層に向けたブランド想起施策事例
(3)用途:マーケティング
登壇者:日華化学株式会社様
テーマ:SNSマーケティングの成功事例
(4)用途:採用
登壇者:株式会社アクティオ様
テーマ:内定承諾率を上げるための動画活用術
業務マニュアルで商品のクオリティが向上!
まずは「動画マニュアルにより、各店舗のクオリティが向上した」という、株式会社オールハーツ・カンパニー様。ベーカリーやパティスリー事業の中で扱う、主力商品であるパンを、各店舗が安定的なクオリティで作れるようにしたかったと言います。
ただし、各店舗に訪れてOJTを行うと、業務負担がかかってしまうため、現場からも「マニュアルが欲しい」と要望があったそうです。
そこでVideo BRAIN を使い、動画マニュアルの制作に着手。完成した商品の大きさや膨らみなど、紙のレシピでは伝わりにくい内容だからこそ、紙ではなく動画マニュアルが必要だったと話します。
レシピ通りに高いクオリティで作れているのかをチェックするテストを行っており、動画マニュアルを活用後には、合格率も向上。従来は、合格店舗は8店舗中2店舗だった状況から、7店舗まで一気に増加しました。
コンテンツの見せ方を工夫し、病院のブランディングを推進
続いて「潜在層に向けたブランド戦略」を話していただいたのは、社会医療法人・河北医療財団様。ブランドの戦略は露出も肝心である一方、「地域に根差した医療機関」であるからこそ、「地域の方に選ばれるためには、どのような広報を行ったら良いのか」という点を重要視していると言います。
多くの病院がある中で、いざというときに思い出してもらえるよう、健康にまつわるノウハウをSNSで発信しています。
継続して発信した結果、患者さんはもちろん、採用活動を行う学生の方からも反応があったそう。「コンテンツの見せ方を変えることによって、視聴者数も増加した」という成果も生まれました。
また、撮影やコンテンツ制作には、医師や看護師の方の協力も必要となってきます。進行の裏側なども、教えていただきました!
“バズる”投稿を生み出した裏側を紹介!
SNSマーケティングの成功事例として、「 Instagramのリール活用術」について話してくださったのは、日華化学株式会社様。同社では、美容室専売のヘアケア製品を扱っているだけに、各ブランドの商品紹介や店舗への誘導だけでなく、美容師とのエンゲージメント強化を目的として動画を活用しています。
各ブランドのSNSをそれぞれ運用しながら、細かく効果検証を行っているよう。一定以上の発信数がないと検証しにくいことから、継続して投稿する点はもちろん、投稿内容は新規顧客向けと既存顧客向けのそれぞれに合ったコンテンツをまぜて発信しています。
その中で、実際にバズった投稿をはじめ、成果が生まれたコンテンツを紹介し、リアルな企画の裏側を教えていただきました。
スムーズな撮影体制と、目的を達成するための採用戦略を実行
最後に採用広報の戦略を紹介してくださったのが、株式会社アクティオ様。
現在の採用活動において、動画は切り離せない存在となっています。どの企業も動画を制作しているからこそ、細かな戦略が欠かせません。採用活動のフェーズや目的に応じて、配信すべき動画コンテンツを洗い出し、ターゲットに必要な情報を発信している方法を話していただきました。
Instagramで発信している「社員の一日」は、初回に人事で制作し、レギュレーションなどをかためてマニュアルを作成することで、全国各地の社員がそれぞれ撮影を行える体制を構築されています。
また、同社では、動画だけでなく、ラジオの配信も行っています。音声だけだからこそ、登場する社員の方も普段通りに話しやすく、リアルな社内の雰囲気が伝わってくるようなコンテンツとなっています。学生に向けた多様なアプローチに対し、会場からは関心が高まっていました。
◆ ◆ ◆
ライトニングトーク終了後は、ドリンクや軽食を楽しみながら、お楽しみの懇親会タイムへ。普段、オンライン交流会を通じて画面上で会ったことがある担当者の方々も、初顔合わせとなったケースもあったようです。
ユーザー懇親会では恒例となっている、Video BRAIN や動画に関するクイズも行い、盛り上がっていました。
▲最後には、恒例の記念写真!
今回、参加された皆さんからは「ノウハウを惜しまず教えてくださったのが良かった」「事業領域が異なっても、動画の活用方法は大変参考になった」との声がありました。
ライトニングトークの内容に対する質問は、オンライン上で質問できるツールを使用しましたが、時間が足りなくなるほど、会場からは多くの質問が寄せられていたほど、皆さんの関心度も高かったようでした。
引き続き、CXグループ コミュニティ運営チームでは、ユーザー同士の繋がりを生み出し、情報交換をすることで課題を解決しながら楽しめるコミュニティづくりを行ってまいります。
<ユーザー交流会とは>
2019年、Video BRAIN(ビデオブレイン)サービスのリリース後、導入企業様が増加するとともに動画制作の目的や用途の多様化しており、現在では他社事例をヒントに制作を行うご担当者様も少なくありません。
こうした背景から「多種多様な業界・用途で動画活用が広がる中、ユーザー同士が“動画活用”をきっかけに情報交換や交流できる場を提供し、動画による課題解決を加速させていきたい!」という思いから『ユーザーコミュニティ』を発足。ユーザーコミュニティの立ち上げとともに、ユーザー交流会の定期開催がスタートしました。
<Video BRAINについて>
Video BRAINでは、ユーザー交流会のほかにも動画活用に役立つさまざまなサポートコンテンツを企画・提供しています。Video BRAIN 導入までの流れやサポートに関するご質問は、以下フォームよりお問い合わせください。