2021/06/14

株式会社ルネサンス 則本様、前田様

月間100本以上の動画制作の量産化を実現!会社全体で動画を活用を推進

東京都を拠点とし、全国各地でスポーツクラブを運営している「株式会社ルネサンス」。同社では、介護や法人向けの健康事業のサポートなども行っています。低コストで動画を量産したいと考え、Video BRAINを導入しました。

低コストで動画を制作するためにVideo BRAINを導入

――部署と業務内容を教えてください。

則本様:コミュニケーションデザイン部に所属しています。メンバーは私と前田を含めて13名おり、主に販促やプロモーション全般を担当しています。私は記事コンテンツ記事やSNSプロモーション、チラシなどの紙媒体の販促プロモーションツールの制作を担当。前田はウェブ関連の制作を行っています。

――以前から動画制作はされていましたか。

前田様:外注も内製も行っていました。各部署で必要な動画を各々制作するかたちでしたね。「社外向けの動画は外注」「社内向けマニュアルなどの簡易的なものは動画ソフトを使用し、内製」としていました。

私たちが所属するコミュニケーションデザイン部は、基本的に社外向けに動画を活用するため、外注で制作していました。ただ、外注となると1本制作するにも数十万のコストがかかるため、予算を確保しないと制作できない状況でした。

動画が必要でも予算が確保できず、すぐに制作することが難しかったため、他部署が制作した動画を共有してもらうケースもありました。動画はYouTubeに掲載し、自社サイトにも展開していました。

――外注ではどのような動画を制作していましたか。

前田様:施設紹介動画や新プログラムのプロモーション動画になります。新プログラムなどの新しいサービスを開発する部署があり、その部署で外注することが多かったですね。

――Video BRAINを導入した経緯を教えてください。

前田様:動画を活用したくても、作る度に高いコストがかかってしまうのが懸念点でした。YouTube広告の運用も行いたかったものの、コスト的に広告で使う動画が用意できなかったため、なかなか着手できませんでした。

低コストで手軽に動画を制作できるツールを探していた際にVideo BRAINを見つけ、問い合わせました。

――Video BRAINを導入する決め手になったポイントはありますか。

前田様:直感的に編集ができる点と、手元にある素材で動画を作れる点が決め手ですね。導入前はVideo BRAINのようなクラウドサービスと、安い動画編集ソフトのどちらを使おうかと迷っていました。しかし、色々と調べていくうちに、動画編集ソフトの場合はパソコンに依存してしまい、属人的になってしまうことがわかりました。

一方、クラウドサービスならば、インターネット環境とパソコンがあればどこでも使えるため、手軽に動画制作が可能であると思い、Video BRAINを導入しました。

月間100本以上制作

――現在はどのように運用していますか。

則本様:私が中心となって運用しています。他のメンバーもVideo BRAINを利用していますが、動画編集の経験がないメンバーがほとんどです。
Video BRAINは初心者でも操作が簡単で、触っていくうちに理解して動画を作れるので導入当初からストレスなく使えました。

前田様:2年前の2019年6月に導入しましたが、そのころよりも機能が良くなっているのを実感しています。アップデートされる度にできることが増えるので、毎回驚きますね。こちらの要望を聞きながら、どんどん改善されているので、非常に使いやすいです。

――動画の素材はどのようなものを使用していますか。

則本様:プログラムの説明動画や施設の紹介動画を作る際には、プロのカメラマンに撮影してもらい、その素材を活用しています。納期が短いときなどは、私たちがスマートフォンで撮影したものを使うこともあります。

――どのような動画を制作していますか。

則本様:サイトやSNSで、新システムや新商品の紹介、ECサイト上の商品紹介などを動画にしています。コロナ禍により、展開スピードが上がったため、それをお客様へいち早く、わかりやすくお届けできるように心がけています。

――月にどのくらい動画を制作していますか。

則本様:最近は月に100本以上動画を制作しています。誰でも簡単に動画を制作できるため、このように社内で動画を量産することを実現できるようになりました。

導入当初は私たちの部署のみで使う予定だったのですが、動画の使い勝手が良いことが社内で広まり、他部署からの動画制作依頼が多くきたため、3年目の更新のタイミングである2021年5月からアカウント数を30個に増やし、10部署以上で運用していこうとなりました。カスタマーサクセスの方に講習会をしてもらい、各部署で動画を制作していく予定です。

――作成した動画はどのように活用していますか。

則本様:SNSや自社サイトにて活用しています。他にも、動画広告や営業活動などでも使用していますね。営業活動での動画活用は始めたばかりなのですが、担当者からは「説明が可視化されてわかりやすい!」との声をもらっています。
他にも、「商品知識や営業トークのレベルに関わらず、伝えたいことをきちんと伝えることができる」という意見があり、好評です。また、各ジムのサイネージで、新商品や新プログラムの紹介をする動画も流しています。

Instagramの保存数が120%増加

――動画を取り入れた効果はありましたか。

則本様:Instagramのフィードで短尺の動画を投稿すると、検索で見つかるからか、フォロワー外からの反応が良い傾向にあります。腹筋の割り方をレクチャーしているトレーニング動画はとくに反応がありました。
現在の指標は投稿の保存数なのですが、画像より動画の方が120%増加しています。

制作した動画の配信結果を素早く分析・効果検証できるInsight BRAINも同時に活用しているのですが、週に1度、競合のスポーツクラブの投稿を調べて、投稿時間を変更したりしています。Instagramの運用はコロナ禍になってから始めたので、このご時世でも結果を残せていることが嬉しいです。
最近フィットネススクールがスタートしたため、認知拡大のためにYouTube広告も出稿し始めました。広告を出すごとに再生数が伸びつつあるので、こちらは今後も続けていきたいと考えています。」

――Video BRAINの使いやすい機能などはありますか。

則本様:動画のサイズを簡単に変えられるのがとても便利です。YouTubeやInstagramなど様々なSNSに動画をアップロードするので、各SNSに最適な動画を作成できて助かっています。
また、音量を調整できるようになったのはとても助かっています。自分たちでスマートフォンで撮影した際に、お客様やスタッフの声が入ってしまうことがあるのですが、そのような場合は動画の音量を小さくし、BGMでカバーすることで、聴覚的にストレスの少ない動画を制作できています。
さらに、トランジションの種類が増えたことや、画像を回転させたり自由に配置できるようになったので、編集の幅が広がりました。

直近で追加されたテロップを好きなタイミングで表示できる機能も、表現の幅が広がりますし、制作の効率化にもつながる良い機能だなと思いました。
また、全てのユーザーが制作した動画がクラウドに保存されているため、一元管理できる点も便利です。同じような動画を制作してしまうようなことも防げますし、何より編集データや素材の保管場所に悩むことがないのでとても助かっています。」

――動画制作時に気をつけていることや工夫している点はありますか。

則本様:長尺になりすぎないように気をつけています。そのため、伝えたいポイントをまとめてから動画制作に取り掛かっています。また、動画は最初の数秒が肝であると聞いたので、冒頭の2〜3秒のインパクトを大切にしています。トランジションなども使い、飽きのこない動画制作を心がけています。
他にも、動画を見て終わらないように、導線をつけることもこだわりの一つです。

――今後の展開をお聞かせください。

前田様:私たちの所属しているコミュニケーションデザイン部では、動画をどのように活用してサービスを届けていくかというのが課題となっています。その課題解決のため、SNSや広告でより動画を活用していきたいです。
他の部署では、スポーツクラブに置いてあるサイネージや社内での情報共有、マニュアル、BtoB営業資料にも動画を活用していきたいという声が上がっています。
Video BRAINを使い始めて3年目ですが、今後は全社でもっと動画を活用していきたいと考えています。

※ 記事は2021年5月インタビュー時の内容です。

 

株式会社ルネサンス

業種:サービス業
事業内容:フィットネスクラブ、スイミングスクール、テニススクール、ゴルフスクール等のスポーツクラブ事業、自治体や企業等での健康づくり事業、介護リハビリ事業、他関連事業
従業員数:1,541名(2020年3月31日現在)
所在地:東京都墨田区両国2-10-14 両国シティコア 3階 https://www.s-re.jp/

株式会社ルネサンスロゴ

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