2021/07/30
株式会社 幹建設 岡様(左)、越智様(右)
注文住宅のイベント告知を動画化し、来場数が増加!
愛媛県松山市を中心に、注文住宅と建売住宅の販売を主に行う「株式会社幹建設」。
動画を活用して情報の発信力を高めていきたいと考え、今回Video BRAINを導入しました。
目次
動画を活用し情報の発信力を高めるため、Video BRAINを導入
――部署と業務内容を教えてください。
越智様:マーケティング課に所属しており、主な業務はサイト管理やチラシ制作になります。
――もともと動画制作は行っていましたか。
越智様:建売住宅の紹介動画を外注していました。ただ、案件があったら制作する形で運用しており、数ヵ月に1本作る程度でした。1本制作するのに2週間ほど時間を要することや、修正などの出し戻しに手間がかかることに懸念がありました。
さらに、動画を制作するまでに物件が売れてしまい、制作した動画を使わなくなってしまうケースもあり、コストが無駄になってしまうこともありました。
――本格的に動画を制作しようと考えた経緯を教えてください。
越智様:動画を活用し、情報の発信力を高めていきたいと考えたのがきっかけです。また同時期に、注文住宅部門のイベント紹介でも「動画を活用できないか」と思っていたのも理由の一つです。しかし、外注だとコストや工数がかかるため、動画を量産できない状態でした。
そんな中で、弊社のコンサルティングを担当する企業からVideo BRAINを紹介してもらいました。
――Video BRAINを導入する決め手になったポイントはありますか。
越智様:AIサポート機能がある点と、「誰でも簡単に動画が作れる」というコピーに惹かれました。調べていくうちに「Video BRAINなら、私たちでも動画制作ができるのでは」と思うようになり、導入に至りました。
住宅展示会の告知に動画を活用し、来場者数アップ
――現在はどのように運用していますか。
越智様:私と岡で動画を制作しています。2人とも動画制作の経験はなかったのですが、Video BRAINに最初から入っているテンプレートが豊富だったこともあり、導入当初からストレスなく動画を制作できました。
岡様:イチから動画を作るとなると、構成から考えないといけないため、動画制作は難しいイメージがありました。ですが、Video BRAINは直感的に操作できるため、マニュアルなどを見ることなく着手できました。
――現在、どのような動画を制作していますか。
越智様:注文住宅のイベントの案内動画や、社内向けのマニュアル動画を制作しています。イベントは毎週行っており、毎月3〜4本の動画の制作を行い、コンスタントに告知しています。
――制作した動画はどのように活用していますか。
越智様:YouTubeやSNS、サイト上で公開しています。
――動画を取り入れた効果はありましたか。
越智様:実際に展示会へ来場されたお客様から「動画を見て来ました」というお声をいただいています。テレビCMも放送しているため、一概にVideo BRAINのおかげとは言い難いのですが、来場者数に貢献していると実感しています。
来場者様向けにアンケートを行っているので、今後は「何を見て来場したのか」という項目を追加し、計測していこうと考えています。
――動画広告も作られているとのことですが、その内容を教えてください。
越智様:Video BRAIN導入後に、動画広告の施策を始めました。
今まではリスティングやInstagramで静止画の広告を配信していましたが、静止画では入れられる情報が限られてしまいます。イベントごとの違いをわかりやすく伝えることが難しく、「違うイベントの告知なのに似たような広告になってしまう」ことが課題でした。
一方、動画広告ならば入れられる情報量が多く、さまざまな見せ方ができるため、コンテンツに変化をもたせられるようになりました。
最近では、「〇〇の悩みをお持ちの方」など、ターゲットに絞った広告動画を制作しています。今までの静止画広告では、イベントの情報を入れることで精一杯で「誰向けの広告か」という要素を入れられていませんでした。スムーズに動画を作れたこそ、工夫しながら動画広告を配信できたと思います。
――動画で使っている素材は、どのように準備していますか。
越智様:すでに外注でカメラマンが撮影した素材があるので、動画でも活用しています。また、必要に応じて社員自らが該当の物件に足を運び、直接撮影することもあります。
――動画制作時に気をつけていることや工夫している点はありますか。
越智様:動画の尺に気をつけています。長い動画だと最後まで見てもらえる可能性が低くなるため、30秒で収まるように構成を考えて制作しています。また、短い尺の中で伝えたい情報をいかに詰め込むか、文言や見せ方を工夫するようにしています。
――Video BRAINの使いやすい機能やポイントなどはありますか。
越智様:Video BRAINにもとから入っているテンプレートを活用して動画制作を行っているのですが、さまざまな見せ方ができて役立っています。
Video BRAINは定期的に機能がアップデートされ、テンプレートも追加されていくので、その度に一から企画しなくても新しいテイストの動画が作れるのでうれしいです。
――Video BRAINを導入して良かったことはありますか。
越智様:今までは外注で動画を作っていましたが、Video BRAINを導入したことで、動画完成までにかかる工数やスピードが圧倒的に圧縮されたと感じています。今までは年に多くても10本だったのが、今では120本以上の動画を作れているので、制作本数は従来の10倍以上です。
外注する場合、制作会社に伝えるための情報を整理し、上がってきた動画をチェックして修正し、また戻して……という手間が発生していました。さらに撮影も行ってもらっていたので、1本制作するのに2週間はかかっていました。
今では、写真さえあれば自分たちで動画を作れるので、1日あれば終わります。
――Video BRAINのサービスを更新した経緯を教えてください。
越智様:Video BRAINの導入と同時にYouTubeを始めたところ、再生回数が増加傾向にあることと、短い時間で1人でも多くのお客様の目に触れることができるため、やはり動画の活用は必要不可欠であると実感しています。引き続き活用したいと思い、継続利用を決めました。
――今後の展開をお聞かせください。
越智様:社内でも動画の方がわかりやすいという声があがっていることもあるので、お客様向けの営業資料などの紙ベースのものを徐々に動画化していこうと考えています。住宅に関する説明は専門用語も多く、文字だけではお客様に伝わりにくい部分が多々あります。
住宅の購入は一生に一度の大きな買い物なので、動画を活用することでお客様によりわかりやすく伝わるようにできたらと思います。
※ 記事は2021年7月インタビュー時の内容です。
株式会社 幹建設
業種:建設
事業内容:サンエルホーム(注文住宅)、しあわせ住まい松山(建売住宅)、法人事業部、ゴルフ事業部
所在地:愛媛県松山市来住町925-6
https://www.miki-3l.jp/