CTAを改善する方法は?LPの効果を高めてコンバージョン数を最大化

デザインやSEO対策を意識したキーワードを使い、苦労して完成させた販売用ホームページ。
しかし、PVは伸びているのにCVが伸びてこない…。
そんな経験をされた方も少なくないのではないでしょうか。

この記事では、そんなお悩みをお持ちの方のためにCTA改善のポイントをご紹介します。

そもそも「CTA」とは?

CTAとは「Call to Action」の略です。
こちらの呼びかけに対し、消費者にいかに能動的なアクションを起こしてもらうかを意味しています。
ウェブサイト上では、「購入する」「予約する」などの文言を乗せたボタンをCTAボタンと呼び、色やサイズ、配置を改善することでより高い効果を狙います。

CTAの改善は、いかにユーザーの興味を引き付け、行動喚起から決断までスムーズに行動させられるかに直結します。言い換えれば、どんなに魅力的な商品やサービスでも、CTAが改善されていなければ理想とするCVを実現することはできないということです。

CTA改善に向けた具体的な方法とは

CTA改善に向けた具体的な方法とは

CTAを改善していくために注目すべきポイントは、CTAボタンにまつわる「言葉(コピー)」と「デザイン」への工夫や配慮です。
今回はその中でも特に重要なポイントを、言葉(コピー)とデザインの2つに分けてご紹介します。

言葉(コピー)編

わかりやすい場所に設置する

あなたが制作した商品販売ページをユーザーが閲覧し、興味や関心を抱いたとします。
しかし、次のステップに移るためのCTAボタンがページの下のほうに用意されていたり、いくつかのページを遷移しないと辿り着けないような場所に設置されていたりしては、ユーザーはそこにたどり着くまでにアクションを諦めてしまいかねません。
そうした事態を避けるためにも、CTAボタンはユーザーにとって最初に目につく場所に設置することをおすすめします。

CTAを促すコピーを設置する

あなたが期待するCTAをユーザーが行わなかった時、ユーザーには以下のような心理が働いていると思われます。

  • ・まだ決意が決まっていない
  • ・面倒臭い
  • ・そこまで得する情報とは思えない
  • ・胡散臭い など

そうした気持ちを払しょくするためには、「簡単」「信頼」「低いハードル」「お得」を意識したコピーをさりげなく設置する必要があります。
CTAボタンの周囲に「○○秒で登録完了!」「今なら全国送料無料!」などの表示をつける工夫をしてみましょう。

行動を促す語句に変える

CTAボタンに乗せる文言は名詞ではなく動詞にしましょう。
「購入」ではなく「購入する」、「資料請求」ではなく「資料を請求する」といった文言に変えることで、ユーザーの行動心理に訴えることができます。
また、「資料を請求する→」など矢印を加えると、ユーザーは次への展開がイメージしやすくなります。
名詞から動詞に変更するだけではなく、よりハードルを下げる為に、「ダウンロードする」を「ダウンロードしてみる」に、「申込をする」を「申し込んでみる」などに変えることでも、ユーザーにとってハードルが下がり、次のステップへの行動が取りやすくなります。

デザイン編

デザインを変更しCTAを強調する

デザインを考える上でまず工夫したいのが「色」です。
CTAの効果を高めるためには、行動を喚起する「赤」もしくはそれに近い暖色系が適しています。
Amazonの購入ボタンもオレンジ系の色で統一されており、購入を促す工夫が施されています。

また、CTAボタンに影をつけて立体的にデザインすることにより「押せる感」を演出するのも有効です。
ただし、あまり極端に目立つように表示してしまうとユーザーに対して心理的障壁を作ってしまうこともあるため、A/Bテストで数値を見ながら改善を繰り返すことをおすすめします。

固定表示する

ユーザーが商品説明ページを閲覧する途中で、急に「購入したい」と思う瞬間があったとします。
しかし、すぐにCTAボタンを見つけることができなければその気持ちが失せてしまう可能性があります。

そうした離脱を防ぐ方法としてよく用いられるのが、CTAボタンをヘッダーやフッターに固定させておく方法です。
スクロールしても常にボタンが表示されていることにより、瞬間的な意識の変化に対応することができます。

まとめ

ここまで、CTAを改善するための有効な方法を紹介してきました。

CTAを改善するためには、改善案の実施と効果測定を繰り返し、WEBページごとに最適化を図る工程が必要です。今回の記事でまだ試していない方法があれば、検証してみることをおすすめします。

また、CTAの改善において近年大きな役割を果たしているのが動画コンテンツです。
短時間で多くの情報を伝えられ、視聴後にCTAボタンに遷移するという流れも自然で、CTA改善における新たな手法となっていくことが考えられます。


 

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