Instagramは、今や世界でもトップクラスの利用者数を誇るSNSです。
自社の公式アカウントから画像や動画を投稿するだけでなく、広告も配信できます。
Instagram広告は2015年に始まった比較的新しい広告サービスですが、旬なSNSでもあるためその注目度は非常に高いです。
当記事ではそんなInstagram広告の費用や、課金方法、最低予算など、料金面について詳しく紹介していきます。
目次
Instagram広告とは?費用面でのメリットは?
2019年6月にInstagramの日本国内の月間アクティブアカウント数は、3,300万人を超えました。
また、日本のユーザーはハッシュタグ検索をする回数が世界よりも3倍多いことからも、情報収集ツールとしても利用されていることがわかります。
また、ショッピング機能も他国に比べると、よく利用されている傾向にあるそうです。
このような状況から見ても、Instagramは、広告プラットフォームとしてもかなりの潜在力があることが伺えます。
それでは、広告費用に関してはどうでしょう。
従来の多くの広告媒体では高い費用を払って広告枠を購入したり、効果に関わらず月額制で費用を支払ったりする必要がありました。
一方、Instagram広告はクリックやビュー単位などで課金されるので、予算を自分で決められる、少額から運用できる、実績に応じて課金されるというメリットがあります。
潜在的に多くのユーザーにリーチできることに加え、運用面・予算面での柔軟性が高い点から小規模事業者でも取り入れやすい広告として注目が集まっています。
参照:Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破 – Facebookについて
運用前にチェックしたいInstagram広告の目的
Instagram広告を出すときには、広告の目的を明確にしておく必要があります。
例えば「自社のブランドや商品を知ってもらいたい」のように認知が目的の場合もあれば、「ユーザーにウェブサイトのリンクをクリックしてほしい」のようにコンバージョンが目的の場合もあります。
Instagram広告では、得たい結果に応じて目的を選ぶ必要があり、それにより課金方式も異なります。
必ず自社がどのような目的でInstagram広告を取り入れるのかを、明確にするところから始めましょう。
現在Instagram広告で設定できる目的は以下になります。
- ・ブランドの認知度アップ
- ・リーチ
- ・トラフィック
- ・エンゲージメント
- ・アプリのインストール
- ・動画の再生数アップ
- ・リード獲得
- ・メッセージ
- ・コンバージョン
- ・カタログ販売
- ・来店数の増加
Instagram広告の課金方法
前述しましたが、Instagram広告の課金方法は従来の広告媒体とは少し違います。
課金の種類も複数用意されているので、違いを知って適切な課金スタイルを選ぶようにしましょう。
なお、Instagram広告の単価は他の広告主との入札で決まります。
下記に紹介している費用についてはあくまでも一つの目安としてご参考ください。
CPM
CPMとはCost Per Milleの略語で、ユーザーに1000回表示されるごとに料金が課金される方式です。
費用は1回の表示につき0.5〜1円くらいが目安といわれています。
CPMは広告を沢山表示させられるので、認知を目的とする広告運用と相性が良い課金スタイルともいえます。
CPC
CPCはCost Per Clickの略語で、ユーザーに広告が表示されリンクがクリックされれば料金が課金される方式です。費用は、1クリックあたり40〜100円が目安といわれています。
認知ではなくサイト流入やコンバージョンが目的の場合は、このCPC課金を使いましょう。
CPI
CPIはCost Per Installの略語です。
アプリがインストールされてはじめて料金が課金される仕組みです。
費用は1インストールあたり100〜250円が目安といわれています。
CPV
Instagram広告では動画広告を出稿できますが、動画に対して採用される課金方式の一つがCPVです。
CPVはCost Per Viewの略で、動画が15秒以上再生されてはじめて課金される方式です。
費用は1回の再生あたり4〜7円が目安といわれています。
Instagram広告を始める際の最低予算と効果を出すために適切な予算とは
実は開始当初、Instagram広告は最低数百万の予算が必要で、一部の企業にしか手の届かない広告媒体でした。
しかし、現在ではどんな規模の企業や個人でも広告出稿できるように1日当たりの予算が100円からでも利用できるようになりました。
とはいえ、さすがに1日100円の予算では効果を期待するには不十分です。
それどころか、1日の予算があまりに低すぎると、広告そのものも表示されなくなってしまいます。
まずは最低でも1日1,000円以上、1か月で10万円くらいまでを目安として運用をスタートするのがおすすめです。
また、前述の通りInstagram広告は入札制ですので、実際に運用してみないとどれくらいの費用をかけるのが適切なのか曖昧な部分があるのは否めません。
しかし、運用を続けていくうちに、適切なコストのコントロールや反応のあるターゲット層が掴めてくるので、タイミングを見計らい改善していきましょう。
まとめ
Instagramは、多くの見込み客に出会える可能性を秘めたプラットフォームでありながら、低予算で始められるのが魅力の広告媒体です。
そのメリットを最大限に活用し、効果をあげていくためには、目的に合わせて広告の種類や課金方法、予算を設定することが重要です。
Instagram広告は、より効果を期待できるクリエイティブとして動画も注目されています。
さまざまな方法を組み合わせて、最大限の効果を引き出すことを目指しましょう。
Video BRAINは「誰でも簡単、AIサポートで動画作り放題」の動画編集クラウドです。
動画撮影や編集の経験が一切なくても、簡単に高品質な動画を作成できます。
特許取得済みの独自AI技術が編集作業をサポート。他社にはない多様な編集機能と数百種類のテンプレートで、思い通りの動画を作成できます。
多くの企業が、SNSや広告、プレスリリース、採用、マニュアル、営業資料の動画化に活用しています。
この記事をシェアする