App Storeのプレビュー動画を活用して、効果的にアプリを宣伝しよう

iOS8から対応が始まった、Appプレビューですが、App Store内で動画を掲載できる機能のことで、効果的にアプリの訴求がおこなえます。

当記事では、Appプレビューについて解説していきます。
Appプレビューを使用するメリットや動画制作の際のポイントを紹介していくので、参考にしてください。

Appプレビューとは?

Appプレビューは、アプリの特徴や機能などを動画でユーザーに伝えられる機能で、最長30秒ほどの動画を3つまで掲載できます。
App Store内で自動で再生が始まるため、ユーザーの目を惹くだけでなく、スクリーンショットやテキストだけでは伝わりきらないアプリの魅力を伝えられるのが特徴です。

Appプレビューを活用するメリット

次に、Appプレビューを活用するメリットを紹介していきます。

魅力が伝わりやすい

先述の通り、AppプレビューはApp Store内に掲載される短い動画になります。
動画はテキストやスクリーンショットよりもユーザーに伝えられる情報量が多いため、ユーザーへアプリの魅力を伝えるのに最適です。

例えば、ゲームアプリの臨場感や実際の操作感などは、テキストなどではなかなか伝わりにくいですが、実際にアプリを操作している動画を掲載することで、ユーザーへアプリ内のイメージや魅力を伝えられることができます。

他のアプリとの違いがわかりやすい

アプリには、どうしてもカテゴリ内において代替え可能な製品がでてきてしまいます。
例えば、3つのブロックを合わせて消す「マッチ3ゲーム」は、パズルゲームの中でも主流なジャンルで、たくさんのアプリが配信されています。
テキストだけではそのアプリ特有の魅力を伝えることが難しく、他のアプリとの差別化を図るのが困難です。

しかし、動画を使えば、そのアプリの特徴を的確に伝えることができます。
同じマッチ3ゲームでも、グラフィックや操作感はアプリによって異なります。
そこを、動画によって伝えられれば、ユーザーはアプリに興味を抱いてくれるかもしれません。

動画のフォーマット

動画のフォーマット

Appプレビューに使用できる動画は、規定内でなければいけません。次の項目を守って動画を制作しましょう。

  • ・長さは15秒から30秒
  • ・アプリのキャプチャのみを使用する(操作している手を映すなどはNG)
  • ・著作権や肖像権を侵害しない(BGMの無断使用などをしない)
  • ・成人向けのテーマ、暴力、不快なコンテンツ、冒涜的な表現などを避けた、4歳以上に適した内容にする
  • ・アプリ内購入でのみ利用できる機能は、その旨を明記する

その他、規約に違反しないようにしっかりと確認しておきましょう。

参照:App プレビューの仕様 – App Store Connect ヘルプ

参照:アプリのプレビュー-App Store-Apple Developer

魅力的な動画を作るためのポイント

最後に、アプリの魅力を伝えられる動画を作るポイントを紹介していきます。
動画を作る際の参考にしてください。

インパクトを強くする

動画はインパクトが大切です。
アプリの詳細な説明は後半におこない、はじめの数秒は視覚的にインパクトのある映像を使うと良いでしょう。
他のアプリにはない、そのアプリの特徴をアピールすることが大切です。

動画の向きも考慮する

横向き画面で操作するアプリの場合は、Appプレビューに使用する動画も横向きにあわせ、縦向きで操作するアプリの場合は縦向きなど、実際に使用するアプリの向きを考慮して動画の作成を行いましょう。

ポスターフレームも適切に決める

ポスターフレームとは、動画が再生されていないときに表示される、動画内の1コマのことです。Appプレビューは基本的に自動再生されるのでポスターフレームを軽視しがちですが、以外にもポスターフレームもユーザーは見ています。
そのため、ユーザーにとって魅力的なポスターフレームを選ぶようにしましょう。

音声に頼らない

Appプレビューは自動再生される際、ミュートで再生されます。
そのため、ボイスやBGMを使った説明や訴求は避け、視覚的に魅力を伝えられるようにしましょう。
アプリのポイントや特徴を動画内の文字で魅せるなど、工夫をすると良いでしょう。

まとめ

ユーザーにアプリの特徴や機能を動画で伝えることができるAppプレビュー。
アプリの魅力や他のアプリとの違いなど、さまざまな情報をユーザーへ伝えられるというメリットがあります。
動画を制作する際にはポイントに気をつけながら、動画を作成してみてください。
また、自社で動画を制作するのであれば、動画編集ツールがおすすめです。簡単に高品質の動画作成ができるツールもありますので、ぜひ導入を検討してください。


 

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