SNSやWebサイトなど、動画広告が出稿できるメディアはここ数年で非常に多くなりました。
しかし、商品やサービスを販促するときにどんな動画を用意すれば効果を発揮できるのか、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、販促に動画を活用するメリットや制作ポイントを紹介します。
目次
動画を販促に使おう
私たちが動画コンテンツに触れる時間は世代を問わず増え続けています。
メディアリサーチ事業などを手掛けるニールセンが行った調査では、スマートフォンの利用者数は2017年5月から2018年5月の1年間で約10%増加して6,752万人となり、スマートフォンの利用に費やされた時間は58億時間から68億時間と、約18%も増えたことが報告されました。
またこの調査は18~34歳、35~49歳、50歳以上の3つの年代別に行われましたが、スマートフォンの利用時間におけるYouTube視聴の割合がすべての年代において5位以内に入っていることから、動画が多くの人にとって非常に関心の高いメディアであることが伺えます。
このことからも、販促において動画の活用が非常に有効であることがわかります。
参照:ニールセン 年代別のスマートフォン利用状況を発表 | ニュースリリース | ニールセン デジタル株式会社
販促に動画を活用するメリットを3つ紹介
次に、販促に動画を活用するメリットを3つ紹介します。
伝えられる情報量の多さ
動画はテキストや静止画よりも多くの情報を伝えられます。
商品やサービスを実際に使用する様子や体験した人の感想、自社にしかない特徴など、テキストにすると長くなってしまうことも、動画なら短時間でわかりやすく伝えられます。
具体的なイメージを伝えることが可能
映像と音声を組み合わせることで、より具体的にイメージを伝えることが可能です。
例えば「この傘は雨に濡れると模様が浮き出る仕組みです」とテキストで説明しても、具体的な模様を思い浮かべるのは難しいかもしれません。
しかし、動画で実際に傘が雨に濡れる様子を紹介すれば、具体的なイメージをもってもらいやすくなります。
理解をより深められる
視覚と聴覚の両方に同時に訴えかけることができるため、ユーザーの記憶に残りやすくなり、商品やサービスへの理解をより深められます。
ユーザーに商品やサービスへの信頼感を持たせるため、利用者の声を集めたインタビュー動画を制作するのも有効です。利用者本人が実際に使用感を語る動画は、テキストで読む口コミよりも大きな説得力があります。
効果的に動画販促を行う5つのポイントとは
続いて、動画販促を効果的に行うためのポイントを5つ紹介します。
ターゲットを明確にする
まず、どんなユーザーに対して商品やサービスを販促したいのか明確にする必要があります。
ターゲットが曖昧だと誰に何を訴えたいのか分かりにくい動画となり、訴求効果が薄れてしまうためです。
商品購入への導線をわかりやすくする
動画の視聴後、商品に興味を持ったユーザーが購買行動を取りやすくなる導線を意識することが大切です。
例えば自社のWebサイトの場合、動画の周辺に商品購入ページへのリンクを設置したり、ボタンを目立たせたりするなどの工夫をすることで、商品購入につなげやすくなります。
A/Bテストを絶やさない
A/Bテストとは、最初に仮説を立ててある1ヶ所のみを変更し、その効果の違いを検証することです。
例えば、動画の最後に予約用の電話番号を記載するとき、「画面の中央に配置した場合と下部に配置した場合ではどちらの方がより高い効果を得られるのか」という検証を行うなどします。
A/Bテストで得られた結果をもとに動画を改善し、さらに新たな仮説を立ててA/Bテストを繰り返すことで、より訴求力の高い動画に仕上がります。
有効なプラットフォームを見極める
ターゲットが訪れない場所に動画を展開しても、十分な効果は期待できません。
ターゲットがどのようなプラットフォームをよく使うのか見極め、適切な場所に動画を出稿することが大切です。同じSNSでもメディアによって主要な年齢層が異なるため、事前にリサーチして適切な出稿先を見極めましょう。
他社との差別化を図る
自社の商品やサービスがユーザーにどのようなメリットをもたらすのか、他社と差別化して伝えられる動画を制作すると良いでしょう。
実際に商品を利用している様子を映像で紹介したり、自社の商品だけが持つ情報を解説に織り交ぜるなどの方法も有効です。
動画の出稿先別にメリットを紹介
動画の出稿先は、商品やサービスによって適切に使い分けることが重要です。
ここでは、代表的な動画の出稿先とそのメリットを紹介します。
WEB
自社のWebサイトやYouTubeなどの動画配信サイトで商品やサービスの販促動画を公開することで、認知度の向上やユーザーに購入を促す効果が期待できます。
商品やサービスの紹介はもちろん、マニュアル代わりに使い方の動画を制作し、ユーザーへの販促とアフターフォローを同時に行うなどの使い方も有効です。
SNS
FacebookやInstagram、TwitterなどのSNSも積極的に活用しましょう。
拡散力が魅力のSNSは、ユーザー同士がコンテンツをシェアできるため、多くのユーザーに動画を視聴してもらえるチャンスが広がります。
また、SNSへ動画を出稿する場合は、他社と差別化するためにハッシュタグを上手く利用することも大切です。
店頭
モニターなどを利用して店頭で動画を活用する方法もおすすめです。
店員が呼びかけなくても自然と足を止めてもらえるため、ユーザーに入店を促すきっかけとなります。
店頭でよく使われる販促動画は、デモンストレーション動画や商品・サービスに関するユーザーの口コミ紹介動画などです。
販促動画を活用する際は、商品と動画をセットで扱うと効果が高まります。
陳列している商品のすぐ隣に小型のモニターを設置し、関連する動画を流すといったような方法です。
導線が明確になるため、ユーザーが商品を購入しやすくなります。
まとめ
ここまで、販促に動画を活用することのメリットや制作のポイントについて解説してきました。
動画の制作は、さまざまなツールの普及に伴い、以前よりも格段にハードルが下がってきています。
しかし、センスの良い動画を制作するのは難しいと考えている方も少なくないでしょう。
そこでご活用いただきたいのが「VIDEO BRAIN(ビデオブレイン)」です。
動画制作の経験がない方でも直感的な操作とAI技術によってクオリティの高い動画を簡単に制作できますので、ぜひ導入をご検討ください。
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