シネアド(映画CM)とは?メリットや効果、活用ポイントについてご紹介

シネアドは、映画館などで上映するCMのこと。大きなスクリーンを利用してプロモーションする広告で、映画館に来館するユーザーに効果的な訴求が可能であるといわれています。 自社の商品やサービスを宣伝するにあたり、シネアドを検討している担当者の方へ向けて、シネアドの概要やメリット・効果、活用する際のポイントについて詳しく解説します。

シネアドとは?

シネアドとは、「シネマ・アドバタイジング」の略で、映画館で作品の本編が始まる前に上映される広告を示しています。シネアドで上映できる広告は映画の予告動画だけでなく、テレビCMでも流れる商品などの予告もあります。映画館ならではの環境を活用して、プロモーションを行うことができます。

シネアドの特徴

シネアドの特徴 シネアドは作品の本編が始まる前のタイミングで上映されるため、他のネット動画広告のように、ユーザーの意思でスキップされることはありません。また、映画館ならではの独特な雰囲気の中でプロモーションができることも、魅力の一つです。

シネアドの料金

シネアドの料金は、出稿パターンや上映時間、上映する映画館の数などによって異なります。ここで、映画館広告に関わる業務を行っている 株式会社サンライズ社のシネアド料金例をご紹介します。 例①自動車メーカー 出稿パターン:シネアド・作品指定上映 CM秒数/期間:30秒/2種間 上映時間:全国70館 実地費用:約1,500万円 例②自治体 出稿パターン:シネアド・全スクリーン上映 CM秒数/期間:15秒/2種間 上映時間:県内5館 実地費用:約150万円 このように、条件によって実地費用が変わります。いずれにせよ、映画館で広告を出稿する際はある程度まとまった広告費を事前に確保しておく必要があるといえます。 参照:シネアド料金例

シネアドを活用するメリット

ここでは、シネアドにどのようなメリットがあるのか具体的にご紹介します。

ターゲットが絞り込める

シネアドは全国の映画館で広告を流す以外だけではなく、特定地域の映画館に絞り込み、効率よくプロモーションが行えます。自社で地域に限定した商品やサービスを扱っている場合、エリアを絞り込むことで費用対効果を高められるでしょう。また、映画館だけではなく広告を流す作品を選ぶこともできるため、ユーザーの興味・関心に合わせることができます。 例えば、ブライダルフェアの告知を流すとします。映画のジャンルが恋愛系の場合、視聴者は比較的カップルが多いので、広告の効果が期待できます。

来場したすべてのユーザーが視聴する

シネアドはYouTube動画広告などのように、ユーザーによって途中で広告がスキップされることはありません。そのため、来場した視聴者の目に自然と広告が入ります。 また、映画館の来場数は年々増加しており、「一般社団法人日本映画製作者連盟」のデータによると、2000年の入場者数は1億3,539万人、2019年の入場者数は1億9,491万人と伸びていることが分かります。シネアドを活用することで、多くのユーザーにアプローチができるでしょう。 参照:一般社団法人日本映画製作者連盟

汎用性が高い

シネアドを上映する映画館の中には、大型ショッピングモールと併設されているものもあります。そのため、シネアド動画で商品やサービスを宣伝し、ショッピングモールの売り場に誘導することができます。さまざまな目的にあわせた広告戦略を考えることができるのも、シネアドの大きな魅力の一つです。

ユーザーの印象に残りやすい

シネアドは他の広告と異なり、迫力のある音響や照明を活用してプロモーションができます。スマホ画面で見る広告よりも印象にも残りやすいため、商品の認知度アップにつながります。 例えば、結婚式場の告知を考えてみます。映画館の大きい画面で会場の様子が綺麗に映し出されると、本当に結婚式場にいるかのような臨場感をユーザーに与えられます。

シネアドで効果を上げるためのポイントとは?

シネアドで効果を上げるためのポイントを2点ご紹介します。

ポイント1.適切な上映スケジュールを決める

シネアドを効果的に流すためには、ターゲットに合わせた上映スケジュールを決める必要があります。 例えば子供向けの商品を訴求したい場合は、親子で出かけることの多い週末のお昼に、子供向けのアニメ映画でシネアドを流すと効果的です。誰に向けてプロモーションを行うのかターゲットを明確にし、適切な上映スケジュールを検討しましょう。

ポイント2.広告導線を考える

先ほども触れましたが、映画館はショッピングモールと隣接していることが多いです。そのため、シネアドを上映するだけでなく、積極的に実店舗に誘導するのもシネアドで効果を高めるためのポイントです。 シネアドを視聴したユーザーがどのような行動をとるのか具体的にイメージし、魅力的なキャンペーンを考えましょう。

シネアドの事例

それでは最後に、シネアドの活用事例をご紹介します。 2018年8月10日(金)〜8月23日(木)までの期間中、ポルシェ ジャパン株式会社は「3.9sec Experience」のシネアドを上映しました。動画の内容は、新型カイエンが3.9秒の間に時速100kmまで達するというものです。視聴者にこのスピードを体験してもらうことを目的に上映されました。 参照:3.9sec Experience公式HP

まとめ

シネアドは、映画館ならではの音響や照明で魅力的なプロモーションができるため、印象に残りやすいです。事前にターゲティングを明確にし、上映スケジュールを決定することが、シネアドを成功させるためのポイントです。


 

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