LINE公式アカウントのリッチビデオメッセージの活用方法とは

LINEは多くのユーザーにより日常的に使われているコミュニケーションアプリです。
そのため、ビジネス用のLINE公式アカウントを開設することで、企業が直接ユーザーとコミュニケーションを取りやすくなります。

メッセージを配信するとユーザーにすぐに情報提供ができるというメリットがあり、LINEは広告を出稿するプラットフォームとして注目を集めています。
今回は、LINE公式アカウントで送れるリッチビデオメッセージのメリットや活用方法についてご紹介します。

 

LINE公式アカウントで送れるメッセージの種類

LINE公式アカウントでは、無料の基本機能や便利機能、そして別途申し込みが必要なオプション機能などが利用できます。
基本機能のメッセージ配信を活用することで、自社アカウントに友だち登録をしてくれたユーザーに向けて、さまざまなメッセージを配信することができ、効果的に広告を投稿できます。

メッセージの種類には、以下の種類があります。
 

  • テキストメッセージ
  • リッチメッセージ
  • リッチビデオメッセージ
  • カードタイプメッセージ
     

通常のテキストメッセージでは、テキストだけでLINEメッセージ枠の1枠を活用することを指し、リッチメッセージでは、画像にリンク先を指定することができるメッセージ、リッチビデオメッセージは、動画をユーザーに届けることができます。
今回は、このリッチビデオメッセージの機能についてより詳しく見ていきます。

 

 

リッチビデオメッセージの特徴・メリット

リッチビデオメッセージを使うメリット

リッチビデオメッセージは、配信されると自動再生されるのが特徴です。クリックをしなくても動画が進んでいくため、興味深い内容の場合、ユーザーに最後まで見てもらえる可能性が高くなります。
また、クリックをするまで音は出ず、画面の形態は縦型、横型、正方形などさまざまなタイプに対応しています。

ここからは、リッチビデオメッセージを使うメリットをご紹介します。

 

動画では多くの情報を伝えられる

LINEユーザーの多くは、スマートフォンでLINEを使用しています。
そのため、文字だけでメッセージを配信するには、伝える情報量に限界があるだけではなく、文章が長くなるとユーザーに読んでもらえない可能性もあります。

リッチビデオメッセージでは動画により一度に多くの情報を伝えることができます。
動画では文字だけでは伝わらない商品の良さを多角的に表現することができるため、ユーザーの印象に残る広告を運営することが可能です。

 

動画再生終了後にCVを促すボタンが表示できる

リッチビデオメッセージでは、動画に対するリンク先を設定することができます。
メッセージ画面で対象の動画をクリックしたときには右上にCTAボタンが表示されますし、メッセージ画面で最後まで動画を視聴した時にもアクションを促すことができるのもメリットです。

インストールや購入、予約などさまざまなアクションボタンを着けることができます。
ユーザーは簡単な操作でアクションに移ることが可能です。ユーザーに興味・関心を持ってもらえるような動画を作成することで、コンバージョンにもつながりやすくなるでしょう。

 

リッチビデオメッセージで使用できるファイル形式とサイズ

動画のファイル形式はMP4、MOV、WMVから選択することができ、推奨されるファイルサイズは200MB以下とされています。
動画が長すぎるとユーザーに最後まで見てもらえない可能性があるので、30秒から1分程度の長さを目安に作成するとよいでしょう。動画では短い時間でも多くの情報を伝えることができます。

参照:LINE for Business「リッチビデオメッセージ」

 

リッチビデオメッセージの活用方法

リッチビデオメッセージはアクションを促すことができるため、さまざまな活用の方法があります。
CMのように短い動画で商品の紹介をして購入ページに誘導したり、期間限定キャンペーンなどの情報を配信して応募画面への移動を促したりすることができます。

また、イベントやセミナー、オンラインコースなどの宣伝にも有効です。
概要を動画で説明し、最後に申し込み画面へ誘導すると効果的でしょう。
YouTubeなどの他のメディアで動画を見てもらいたい場合に、抜粋した動画を紹介して本編の視聴を促すという活用方法もあります。

 

まとめ

LINEは日常的にコミュニケーションツールとして使っているユーザーが非常に多く、広告を投稿することで大きな宣伝効果が期待できるプラットフォームです。
LINE公式アカウントで配信できるメッセージの中でも、リッチビデオメッセージを使うと動画によってより多くの情報を一度に伝えることができます。

配信先や配信日時などによってもメッセージ配信の効果に違いが出てきます。
より効果的に広告を運用するためには、PDCAを回して試行錯誤しながらコツを身に着けていくことが重要です。

 


 

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