1990年代まではテレビCMと新聞・雑誌、そして街頭広告がメインだった広告市場ですが、2000年代以降はインターネット広告のシェアが急増しています。また、2010年代後半からはインターネット広告のなかでも「動画広告」の出稿数が伸びています。
なぜ現在において動画広告が支持され、今後も市場が拡大すると目されているのでしょうか。この記事では、動画広告の概要を説明しつつ動画広告が持つメリット、そして課題や注意点についてもご紹介します。
参照:2019年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析 – ニュースリリース一覧 – ニュース – 電通
参照:脱マスメディア時代のお客様へのアプローチ|株式会社日本マーケティング研究所
目次
動画広告とは
動画広告とは、その名の通り動画を用いた広告のことです。従来のインターネット広告と言えば、テキストに静止画を添えたスタイルが中心でした。しかし近年、YouTubeをはじめとする動画視聴サイトの盛り上がりにともない、映像と音声で構成されるテレビCMのようなスタイルの「動画広告」が業界の大きな波となっています。
動画広告のそれぞれのメリット・デメリット
動画広告は、その表示形式に応じておもに3つの種類に分けられます。ここでは、3つの動画広告の種類をご紹介しながら、それぞれのメリット・デメリットについてもご説明します。
インストリーム動画広告
動画サイトのプレイヤー画面(動画が再生される場面)中に表示される動画広告です。動画コンテンツの再生前、再生途中、再生終了後に表示され、途中で見ることを止めてスキップできる「スキッパブル広告」と、必ず全編が再生される「ノンスキッパブル広告」があります。
動画プレイヤーに表示されるため、大画面でアピールできるメリットがありますが、スキッパブル広告の場合は最後まで視聴してもらえない可能性が高くなる点はデメリットになり得ます。
インバナー動画広告
Webサイト上の「広告枠(バナー枠)」に、動画の形で表示される広告です。基本的に静止画メインのWebサイト上に動画が表示されることで、目を引きやすいメリットがあります。ただし、あくまで広告枠上での表示となるため、クリックなどのアクションに至るのはその内容に興味を持ったユーザーに限られる点はデメリットといえます。
インスクロール動画広告
ユーザーがWebサイトを見るために画面をスクロールし、広告が表示された時点から再生が開始される動画広告です。表示された段階で動画が始まるためユーザーの目を引きやすく、動きが大きくインパクトのある内容の動画はさらに注目されやすいというメリットがあります。その反面、興味を持ってもらえなければすぐにスクロールして閲覧をやめられるため、全編を視聴されにくいというデメリットもあります。
動画広告を低コスト・高品質で作成するには
動画の作成経験がない場合、「動画広告を作ること自体が難しいのでは」と考えがちです。また社内に動画作成経験のある従業員がいなければ、外注することを検討するかもしれません。
しかし、安易に外注に頼ってしまうと出稿のハードルが低く、コストを抑えて効率的な広告展開ができる動画広告の良さが生きてきません。可能ならば自社で広告を作成し、効率的な広告戦略につなげましょう。
動画広告の盛り上がりとともに、初心者のユーザーでも動画を簡単に作成できる便利なツールを活用して社内で動画を作成するケースも増えています。AIのアドバイスで、動画未経験者でもハイクオリティな動画を作れる「VIDEO BRAIN(ビデオブレイン)」もその一つ。
以下のサンプルで紹介されている数々の動画広告やPR動画は、すべてこのツールを使用して作成されたものです。
サンプル動画はこちら:https://video-b.com/samples/
導入事例では、実際に「VIDEO BRAIN(ビデオブレイン)」を使用して作成した動画広告を展開した広告主企業の生の声も読むことができます。
導入事例はこちら:https://video-b.com/case/
まとめ
今後ますます出稿数を伸ばしていくことが予測されている動画広告。これから本格的に、参入を検討している企業も多いことでしょう。
モバイル通信の高速化が進むとともに動画の再生プラットフォームも増え、現在では幅広い世代のユーザーが動画視聴に親しんでいます。制作や出稿の方法次第では、テレビCMよりも低コストで展開が可能な動画広告を、自社や商品の効果的なPRに活用してみてはいかがでしょうか。
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