日常で当たり前のように動画があふれている昨今、動画を用いてマーケティングを行いたいと考える方も多くなっているでしょう。しかし、動画マーケティングと一言でいっても、1から学ぶのは難しいと考えていませんか。
動画マーケティングは独学で学ぶことも可能です。多くのインターネットサイトで勉強をすることもできますが、やはり1冊は本を手元に置いておいた方が便利です。
そこで本記事では、動画マーケティングを学ぶのに最適な本の選び方、おすすめの本を7冊ご紹介していきます。
目次
動画マーケティングとは?
そもそも動画マーケティングとは何を指すのでしょうか。簡単に答えるのなら、動画マーケティングは映像を用いたマーケティング手法を指します。
・食品、化粧品やサプリなど商品PR動画
・不動産物件のバーチャル内見動画
・企業周知のためのブランディング動画
上記のような動画を指し、企画構成から動画作成だけで終わらず、動画配信後に視聴数や動画再生の時間などを、分析・効果検証まで一連の工程、すべてを含めて動画マーケティングと呼びます。
動画マーケティング本の選び方
独学で動画マーケティングを学ぼうと考えるのなら、インターネットサイトを参考にするのと同時に、本や参考書を利用するのがおすすめです。
インターネットサイトはマーケティングのプロだけではなく、初心者も簡単にサイトを作れるので、すべてのサイトが信用できるとは限りません。したがって、正確な知識を正しく学ぶためにも、1冊は本を用意しておくことが大切です。
ここでは動画マーケティングの本を選ぶ際のポイントについて解説していきます。
発売日
動画マーケティングを本で学ぶ際の1つの基準は、本の発売日に注目する方法だといえるでしょう。動画マーケティングはまだ新しい分野であることから、今現在も新しい手法が提唱されつづけています。
したがって、古い本を選んでしまうと、結果的に動画マーケティングの知識そのものも一昔前のものになってしまう恐れがあるのです。マーケティングに限らず、ネットを利用する際には、ネット独自の流れの速さに乗る必要があるでしょう。
できるだけ発売日が現在に近い本を選ぶことで、流れに遅れるリスクを下げることができます。
読者レベル
次に見るべきポイントは、選んだ本のレベルと自身の読者レベルが同じかどうかを確認することです。動画マーケティングに興味を持ったばかりの方が、専門性の高い参考書を選んでも理解しきれないでしょう。
このポイントは、動画マーケティングに限らず、独学で何かを学ぶ際の、本の選び方にも共通する点です。本を選ぶ際には、自身のレベルと同じか、少し上のレベルの本を選ぶと、比較的スムーズに内容を理解できるでしょう。
「知識ベース」か「実践ベース」か
動画マーケティングの本には大きく分けて「知識ベース」の本と「実践ベース」の本があります。それぞれ名前の通り、まずは知識を把握するための本、実践できる下地がある方向けの実践しながら学べる本となっています。
自身が今置かれた状況によって、両者どちらの本がわかりやすいか確認しましょう。また実践ベースの場合は、動画マーケティングすべてを網羅しているものではなく、工程ごとに詳しく解説している本の方が、理解度が高くなるためおすすめです。
動画マーケティング事例の有無
続いて注目すべき点は、動画マーケティングの本を執筆している著者の実績、事例の有無です。実績があって、かつ事例の紹介もしていれば、信頼度が高いといえるでしょう。
動画マーケティングを学ぶだけではなく学び終わった後、実践するのを考えれば、より具体的に学べる事例が記載されている本がおすすめです。
特定の媒体を使った動画マーケティングか否か
動画マーケティングの本のなかには、マーケティング全体ではなく「YouTube」や「Instagram」など、特定の媒体に特化したものも多くあります。
実際に動画マーケティングをする媒体が決まっている際には、その媒体に特化した本がおすすめです。
しかし、まずは理論を学びたいと考えるのならば、媒体を特定してしまうのは知識を偏らせてしまうリスクがあります。また実際に動画マーケティングを始めた後に、学んだ媒体では都合が悪いとなってしまえば二度手間となってしまうので、この点も本を選ぶ前に確認しておきましょう。
おすすめの動画マーケティング本【厳選7選】
ではここから実際に、おすすめしたい動画マーケティングの本について紹介していきます。いつでも手元に置いておくことで、動画マーケティングを始めた後でも壁に突き当たったときの参考書として便利に使えるでしょう。
売り上げ・集客に繋がる 動画マーケティング トーク術&撮影・制作テクニック
著者は中学卒業後からフリーのエンジニアとして活躍された「久松慎一さん」と、フリーアナウンサーを経て通販スペシャリストとなった「江見真理子さん」です。全頁フルカラーで作られており、カラフルで読みやすい教本となっています。
動画の作り方と動画内におけるトーク術に特化した本なので、動画マーケティングのなかでも商品アピールについて学びたい方におすすめです。
デジタル時代の実践スキル 動画広告 作成&活用 売上・ブランド価値を高めるビジュアル手法
著者はクリエイター歴30年、200社以上のクライアントを担当した実績を誇るクリエイティブ・ディレクター「中澤良直さん」です。基本的にフリーランスや中小企業の動画マーケティング担当者に向けた教本となっています。
スマホ1台で動画作成を完了させられる紹介となっているので、知識がない方でもすぐに動画作成・マーケティングに挑戦できるでしょう。
KPI・目標必達の動画マーケティング 成功の最新メソッド (成功の最新メソッドシリーズ)
本書は動画広告プランナーや中小企業コンサルなど、動画マーケティングに関して詳しい方々が共著したものです。
動画マーケティングにおける基本的な知識から、外注の仕方まで知っておきたいことを網羅した教本といえるでしょう。
YouTubeだけではなく、各SNSでの動画活用方法について詳しく解説されています。
バズる動画・ライブ配信 確実に拡散するしくみ インフルエンサーマーケティングの基本がわかる本
著者は学生時代からニコ生やネットラジオで配信者として人気を集めた「飯田祐基さん」です。自身の経験から学んだ受ける動画の作り方、バズらせ方について語ってくれている教本です。
動画マーケティングのなかでも、インフルエンサーを起用したいと考えている方におすすめできる本だといえるでしょう。
これからの中小店は「動画」で販促・集客しよう!
著者は「有限会社ミズコシ」の代表取締役「水越浩幸さん」です。自身で配信している「どんどん夢が叶う・メディカツ」の運営から学んだノウハウを語っています。
実際に動画配信をされてきたからこそ、実践的な内容を学ぶことができる本になっています。
改訂 YouTube 成功の実践法則60
著者はインプリメント株式会社取締役社長である「木村博史さん」です。動画の取り方はもちろん、動画マーケティングの考え方から詳しく解説されているので、動画マーケティング初心者の方でもスムーズに理解できるでしょう。
タイトル通り、YouTubeに特化しているので、動画媒体としてYouTubeを考えている方におすすめです。
いちばんやさしいInstagramマーケティングの教本 人気講師が教える「魅せるマーケ」勝利の法則
著者は株式会社パスチャー代表取締役である「甲斐優理子さん」です。本書以外にもFacebookで多数の参加者を誇る「Instagramマーケティング勉強会」を主宰するなど、Instagramの魅せ方や運用の仕方を熟知された方の教本だといえます。
Instagramの活用を考えている方はもちろん、動画マーケティングのターゲットが若年層の方にもおすすめできるでしょう。
まとめ
実際に独学で動画マーケティングについて学ぶとなると、ネットだけでは難しい部分もあるので、1冊は手元に置いておくと心強いでしょう。
実際に動画を作成、運営していく際には「Video BRAIN」などの動画編集ツールの導入がおすすめです。本で学ぶ学習コストをかけなくても、「商品・サービス紹介」「採用」「マニュアル」「PR・広告」といった用途に合わせた動画テンプレートが2700種類以上も用意されており、お手持ちの素材を入稿して、テロップやアニメーション、BGMなどの入れるだけで簡単に動画が完成します。お手持ちの素材がなくてもツールを契約していれば、商用でも配信ができる900万点以上の静止画、動画、BGM、スタンプが利用できます。
動画制作会社へ依頼する場合も、社内で内製化する場合も一度動画編集ツールを検討してみることをおすすめします。
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