【Instagram】ストーリーズの動画広告とは?特徴や成功事例、コツを徹底解説!

写真や動画を無料で共有でき、さまざまな機能が備わっている「Instagram」。特に「ストーリーズ」は毎日5億以上のユーザーに利用されており、人気の機能です。

利用数の多さから広告出稿の場として注目している企業も多く、毎日400万以上のビジネスアカウントに利用されています。Instagramが行った調査では、ストーリーズ広告を見た半数の人が商品やサービスを購入した経験があり、費用対効果が高いのが特徴です。

参考:Instagramストーリーズ
https://business.instagram.com/a/stories?ref=fbb_stories

現在、「ストーリーズ広告に興味がある」という企業の方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ストーリーズ広告の特徴やメリット、費用について解説します。成功事例や成功のポイントも紹介しているので、参考にしてみてください。

ストーリーズの動画広告とは?

ストーリーズ広告とは、Instagramのストーリーズ枠に配信される広告のことです。

ユーザーがフォローしているアカウントのストーリーを3回再生すると、必ず広告が再生されます。

ストーリーズ広告は、10〜20代の若年層にリーチしやすいため、若年層向けの商品・サービス(ファッションや美容、転職・就職活動など)を宣伝すると一定数の効果が期待できるでしょう。

ストーリーズの動画広告のメリット

Instagramの主要機能であるストーリーズですが、果たしてストーリーズ広告にはどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、ストーリーズ動画広告のメリットについて解説していきます。

若年層へリーチしやすい

まずは前述の通り、Instagramは若年層へリーチしやすいというメリットがあります。

令和2年度の総務省の調査によると、Instagramの利用率は10代が69.0%、20代で68.1%となっています。10〜20代の約7割がユーザーであるため、企業は多くの若年層に向けて広告を発信できます。そのため、若い世代をターゲットにした自社製品やサービスを展開している企業とストーリーズ広告は相性が良いでしょう。

参照:令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書
https://www.soumu.go.jp/main_content/000765135.pdf

スマートフォンに最適な縦型の広告を表示できる

スマートフォンに最適化した広告配信が行えるのもメリットの1つです。

ストーリーズは基本的に縦画面で配信を行うため、スマホユーザーはフルスクリーンで広告を視聴できます。余計な情報が入らずに動画に集中できるので、ユーザーに届きやすいのが特徴です。

TikTokの調査によると、スマートフォンの場合、視聴率は横型動画に比べて縦型動画の方が4倍も高いそうです。

参考:「TikTok広告クリエイティブTips」公開〜横型動画を縦型に編集することで、効果を最大化〜
https://tiktok-for-business.co.jp/archives/8839/

投稿に溶け込みやすく広告感がない

ストーリーズ広告は、ユーザーの投稿の中に混ざって表示されます。

あからさまな広告であると、視聴者は離脱しやすいため、ユーザーから自然に視聴してもらいやすいのが特徴です。媒体によってはどうしても広告感が出てしまい、広告の効果が低くなる可能性があるので、広告感を減らせるのはストーリーズ広告ならではの強みと言えます。

ストーリーズの動画広告にかかる費用

ここまでInstagramのストーリーズ広告に関する特徴やメリットについて解説しましたが、広告にかかる費用も気になるところでしょう。

ここからは、ストーリーズの動画広告にかかる費用について解説します。

費用は予算に応じて自由に設定可能

ストーリーズの動画広告は、予算を自由に設定することができます。そのため、多額の費用をかけなくとも予算にあわせた宣伝が行えます。

もちろん、場合によっては多額の費用が必要になりますが、広告出稿に必要な最低費用は1日1$に設定されており、数千円あれば広告の出稿を始めることができます。

 

 

 

ストーリーズの動画広告の成功事例

ストーリーズ広告のメリットや費用について紹介しましたが、「本当に効果があるのか」疑問に思う方もいるでしょう。実際にストーリーズ広告が成功した例を3つ紹介します。

AirBalticの事例

ラトビアの航空会社であるAirBalticの事例が代表的です。

AirBalticでは、自社のセール情報を拡散するために、Instagramのストーリーズ広告を利用しました。

その結果、セール期間中の売り上げがアップしました。また、のちの調査では、企業自体の認知度が向上していることが判明しました。

Netflixの事例

Netflixは世界的に人気のあるサブスクリプション型の動画配信サービスです。Netflixは、若年層の登録者拡大を狙うために、ストーリーズ広告の出稿を行いました。

ストーリーズに出稿した広告は、画面の中央に「Netflix」と大きな赤文字で表示されるのが大きな特徴。ひと目でユーザーの印象に残る工夫がされています。

ユーザーの興味を引き付けられたことにより、Netflixの認知度とともに、登録数のアップにもつながりました。

キャリトレの事例

「キャリトレ」は転職支援を行うビズリーチが運営する20代向けの転職サイトです。まさに若年層向けのサービスであるため、キャリトレの認知度をアップさせ、登録者を増やすためにストーリーズ広告を出稿しました。

配信した動画は「15秒間でキャリトレの使い方を解説する」という内容で、「キャリトレとはどのようなサービスか」をイメージしやすい設計となっています。

その結果、登録数が増加し、アクティブユーザー率も上昇しました。

参考:Instagramストーリーズ広告を5社の事例とポイントで解説(https://kaizenplatform.com/contents/instagram-stories-ads

ストーリーズの動画広告を成功させるポイント

ストーリーズの広告は手軽に掲載できる一方、明確な目的や戦略がない場合には失敗するケースが少なくありません。

ここでは、ストーリーズ動画広告を成功させるためのポイントについて解説します。

動画の冒頭で興味を引く構成にする

Instagramのストーリーズ広告を成功させるには、まずは動画の冒頭で興味を引く構成にすることが重要です。

最初にユーザーから興味を持ってもらうことで離脱率が減少し、商品やサービスのコンバージョンにつなげやすくなります。

ストーリーズ広告では、ユーザーが動画を自由にスキップし、好きな動画を視聴できます。そのため、冒頭でインパクトがないとスキップされてしまい、広告の持つ効果が薄くなる可能性があります。

「インパクトのある配色にする」「視聴者に疑問を投げかける」など、冒頭で興味を持ってもらえるように工夫しましょう。

たとえば、資格学校が大学生に向けて、公認会計士の宣伝を行った動画では目立つ配色を用いながら、視聴者の興味を引き付ける工夫がなされています。

字幕やテロップを入れる

動画の中に、字幕やテロップを入れることも重要です。

字幕やテロップがあることで、マナーモードでスマートフォンを利用しているユーザーにも訴求しやすくなります。2017年にデイリサーチが調査した結果によると、スマートフォンをマナーモードにして使っているユーザーが、全体の半分以上を占めていました。

動画では映像や音声だけに頼るのではなく、テキストも活用して訴求しましょう。

参考:デイリサーチ(https://research-panel.jp/rpdr/view.php?eid=480453&aid=2042547

投稿に溶け込ませることを意識して動画を制作する

ストーリーズ広告では、ユーザーの投稿に溶け込むような動画に仕立てるのも効果的です。

基本的にストーリーズはフォロワーに情報共有する場として使われます。そのため、あからさまな広告が入ると、見向きもされずスキップされる可能性が高くなります。そのため、なるべく投稿に溶け込ませる工夫が必要です。

動画をスマートフォンで撮影したり、手書きの字幕をあえて入れたりするなどし、できるだけ広告感を打ち消しましょう。

まとめ:ストーリーズの動画広告を活用してみよう

Instagramのストーリーズ広告は、10〜20代の若者が多く利用しており、若年層に向けた商品やサービスを販売している企業にはおすすめです。

また、スマートフォンユーザーにアプローチしやすく、広告感が出にくいというメリットがあります。

ただし、あくまでも広告であることには変わりないので、効果を出すためにはそれなりにクオリティの高い動画を作ることが肝心です。自社で作れない場合、動画制作を外注するとなるとかなりの費用がかかってしまうのがネックでしょう。

そこでおすすめなのが、動画編集ツールである「Video BRAIN(ビデオブレイン)」です。Video BRAINでは、AIがテキストと素材を自動でマッチングする機能があるため、誰でも簡単に動画が制作できます。

 


 

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