「三大SNS」の一つとして数えられることの多いFacebook(※三大SNSはFacebook、Instagram、Twitterの3つが挙げられることが多い)。長文の投稿が主体で、従来あったインターネット日記やブログの機能をSNS化したような特徴を持っています。
またFacebookのタイムライン上には、さまざまな広告も表示されます。なかでも2020年現在急増しているのが、「動画広告」です。
Facebook上の動画にはサムネイルが設定されますが、以前はこのサムネイルはFacebook側が自動で設定するものでした。
しかし最近では「カスタムサムネイル」機能が実装されたことで、オリジナルのサムネイルをユーザーが設定できるようになっています。
この記事では、Facebook上にアップした動画について「カスタムサムネイル」を設定する方法を、詳しくご紹介します。
目次
Facebook動画でカスタムサムネイルを設定するには
Facebook上にアップした動画の注目度をさらに高めるには、オリジナルのサムネイルを設定することも有効です。特に動画広告を出す場合などは、一番見てほしい部分をサムネイルに設定することでより成果を上げやすくなるでしょう。
ここでは、Facebook動画にカスタムサムネイルを設定する手順をご紹介します。
Facebookに動画をアップロードする
まずは見てもらいたい動画を、Facebookにアップロードします。
動画の編集機能で設定を行う
動画をアップロードできたら、「動画を編集」メニューを選択して開いた画面の「サムネイル」の項目横に表示される「カスタムサムネイルを追加」をクリックします。
サムネイルにできる10点の静止画が表示されますので、その中からサムネイルにしたい画像を選択します。
動画内の場面以外のオリジナルサムネイルを設定するには
先にご紹介した「動画の編集」機能で設定できるカスタムサムネイルは、Facebookが表示した投稿動画中の場面10点からの選択となります。しかし、動画内の場面以外のサムネイル画像を別途用意してサムネイルに設定する方法もあります。
「動画の編集」メニューの画面内に表示される動画プレイヤーの右上に、「カスタム」というボタンがカメラアイコンと一緒に表示されます。そこをクリックし、動画とは別に用意した静止画をアップロードして設定することでオリジナルサムネイルを設定することができます。
目を引くサムネイルや字幕テキストを作るポイント
Facebookに広告を出稿して成果を上げるには、サムネイルや投稿テキストの内容を工夫することも大切です。続けて、Facebook動画広告でクリックやCVにつなげるサムネイルやテキストを作るポイントについて、ご紹介します。
目を引くサムネイルを作るには
動画そのものの見ごたえはもちろんですが、まずは動画を見てもらう掴みとなるのがサムネイルです。サムネイルを印象的にすることで、動画を視聴するためのきっかけ作りをしましょう。
目を引くポイントは、サムネイル画像だけで多くの情報を伝えすぎないことです。できれば「もっと詳しく内容を知りたい」「この続きを見たい」と思ってもらえる画像にすると良いでしょう。
また、画像だけでなく、効果的な字幕テキストを添えることもサムネイルの注目度をアップさせるコツです。
字幕テキストは「要点をわかりやすく」
サムネイル内にテキストを追加できるからといって、情報を詰め込みすぎると要点がぼやけます。「どんな広告なのか」「どれだけ見てほしいのか」が伝わるよう、テキストを入れる際にはできるだけ簡潔で要点がまとめられた文言となるよう工夫しましょう。
サムネイル表示でトラブルが起きたときは
「Facebookに動画広告を出し、シェアしたのにサムネイルが表示されない」というトラブルがまれに発生することがあります。オリジナルサムネイルを設定したのに、表示されないという事態は避けたいです。
、この場合はシェアした投稿の日時部分をクリックして個別の投稿ページを開きます。
次に、右上の記号をクリックしてプルダウンメニューを表示させ、「シェアした添付ファイルを更新」を選択します。
添付ファイルの更新について確認画面が新たに開くので、「保存する」をクリックします。これで添付ファイルを更新すると、サムネイル非表示の問題を解決することができます。
またFacebookをある程度使い慣れているユーザーの場合は、Facebookに実装されている「Facebookデバッガー」という機能を用いてFacebookのバグを修正する方法もあります。
まとめ
Facebookに動画広告を出す際にオリジナルサムネイルを設定する方法についてご紹介しました。
Facebookの動画広告で成果を上げるポイントは、「動画をしっかり見てもらうこと」。そのためにも、注目してもらえるサムネイルの設定は大切になります。
ぜひインパクトのあるFacebook動画広告を、新たな手法として加えてみてはいかがでしょうか。
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