失敗しないFacebook広告の出し方|設定方法もステップで解説

Facebookを見ているとさまざまな企業の広告が流れてきます。自社においてもFacebookでの広告運用を手がけてみたいと思いながら、実際のところやり方がわからず二の足を踏んでいるパターンも多いでしょう。とはいえ、いつまでも眺めているだけではチャンスを逃してしまいかねません。

こちらの記事では、Facebookにおける広告の出し方を設定のやり方を踏まえながら紹介します。意外と簡単な作業なので、すぐに実践できるでしょう。

Facebook広告とは?

Facebookにおいて表示される広告のことをFacebook広告と言います。SNSでの広告はFacebookの他にTwitterやInstagramでも表示されるので馴染み深いでしょう。

Facebookの月間アクティブ利用者数は2021年の4月28日現在で28億5,000万人となっています。世界中にこれだけのユーザーが存在し、日本でも多くの人が活用しているサービスです。数々のSNSがある中で、未だ人気が途切れることがありません。

また、フェイスブックにはビジネス向けのサポートがあるため、Facebook広告は商品やサービスの認知度を上げるのに活用しやすいといったメリットがあります。

参考:Facebook公式サイト

Facebook広告の課金形態

Facebook広告を作る上でまず気になるのは、広告掲載にかかる費用です。Facebook広告の特徴は、予算を自分で設定できる点にあります。つまり、設定した予算以上はかかることがないので安心して広告を掲載することができるでしょう。

主な課金対象となるのが、投稿した広告をユーザーがクリックするたびに支払いが発生するクリック課金です。クリックをされなければ、費用は一切発生しません。

また、タイムラインの広告枠に表示される回数が1000回を超えることが対象となるインプレッション課金もあります。表示されるだけでクリックされなくても費用が発生されるため、購買層を増やすというよりは商品やサービスを認知させるために利用する企業が多いでしょう。

さらに、広告の表示先を調整し、より効果的なユーザーに届ける最適化インプレッションも一般的に使われる課金形態です。無駄な表示を減らすことができるため、コストを抑えられるといったメリットもあります。

Facebook広告の出し方

Facebookの広告を出すやり方はそう難しくはありません。とはいえ、単純にFacebookに登録するだけで広告が出せるわけではないので、ステップを確認することが大切です。闇雲に広告を出そうとすると、やり方がわからずに頓挫する可能性も否めません。

続いては、Facebookの広告の出し方を4つのステップで解説します。ぜひ、手順を踏みながら実際にFacebook広告を出すところまでやってみましょう。

STEP1:Facebookアカウントを取得する

すでにFacebookの個人アカウントを持っている人は問題ありませんが、まだ持っていない場合は、個人アカウントを取得するのが初めのステップです。

Facebookのサイトを開き、「新規アカウント作成」をクリックしましょう。続いて必要項目を入力していくと、簡単に個人アカウントを取得することができます。PCだけではなくスマートフォンのアプリでも取得は可能です。取得済みの場合は、ログインするところからスタートしていきましょう。

STEP2:Facebookページを作成

続いては、企業アカウントであり商用利用できる「Facebookページ」を作成します。Facebookページは個人アカウントを持っていなければ作成することができません。プライベートな内容は個人アカウントに投稿し、ビジネス目的の投稿はFacebookページで行うのが一般的です。

また、Facebookページは複数人で管理できるため、社内での共有がしやすいといったメリットがあります。さらに、ひとつの個人アカウントで複数のFacebookページを作ることができるので、企業アカウントの他に商品やサービスごとのアカウントを作るのも賢い方法と言えるでしょう。

STEP3:Facebookのビジネスマネージャーを作成

Facebookページができたら、Facebookページを管理するためのツールであるビジネスマネージャーの作成をしましょう。Facebookページと同じく、作成にあたっては個人用のFacebookプロフィールが必要です。

ビジネスマネージャを作成すると、複数のFacebookページの管理が一括でできるようになります。また、広告を出した際の動向を分析することもできるため、ビジネスにおいて大いに役立つツールと言えるでしょう。

Facebookのビジネスマネージャーのページから簡単に作れるので、Facebookページを作ったらすぐに作成することをおすすめします。

STEP4:広告アカウントの作成

いよいよ本題の広告アカウントの作成です。Facebookの広告アカウントはビジネスマネージャーで作成します。広告アカウントが作れるのはビジネスマネージャーの管理者だけです。

また、広告アカウントを作るにあたって、支払い情報の追加が必要となり、使用できるのはクレジットカードのみとなるので取り扱いには十分に注意しましょう。

広告アカウントが完成したら、広告を作成し予算やターゲットなど細かな設定をした上での配信となります。より効果的に広告を出すために、設定は注意深く行うようにすることをおすすめします。

Facebook広告出稿時の注意点

Facebook広告はターゲット精度が高く効率がいいと言われていますが、注意点もあります。例えば、設定の段階でセグメントが適切でなければ、商品を必要とする層に広告が届かない可能性も否めません。そうなると、広告費ばかりが無駄にかかり、肝心な結果には結びつかないでしょう。

また、Facebook広告は審査に通過しないと出すことができません。効能を誇張したり、使用画像が不適切だったりすると、審査に通らない場合もあります。

加えて、広告画像にのせるテキスト量も要注意です。あまりにもテキスト量が多いと、広告のリーチが制限される可能性があり、配信されないというケースも考えられます。

Facebook広告は賢く使えば大きなチャンスをつかむことができるツールです。注意点をしっかりと踏まえて効果的に広告を出すようにしましょう。

Facebook広告出稿後にやるべきこと

Facebook広告は、出稿後に放置することなく続けて運用することが大切です。そのためには、しっかりとした分析を行い広告の効果が出ているかどうかをチェックした上で次のアクションを行う必要があるでしょう。

Facebookには「Facebookピクセル」という分析ツールがあります。例えば、Facebook広告から自社のサイトに訪れたユーザーに対して再び広告を表示させるリターケティング機能もFacebookピクセルの特徴です。

また、Facebook広告経由のユーザーがどのようなアクションを行ったかの記録も行われます。このデータを分析することで、より効果的なFacebook広告を作成することができるでしょう。

まとめ

Facebook広告は、賢く利用すると本当に必要としているユーザーに届けられる可能性を秘めています。そのため、出来るだけ費用や時間を無駄にすることなくスムーズに作成することが大切です。

Facebook広告を出したら放置することなく、すぐに広告の動向をチェックすることが成功の鍵となるでしょう。分析を怠らないことが、効果的な広告を制作するコツです。


 

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