2021/02/01
株式会社阪急阪神百貨店 松尾様、山中様、東原様
採用活動に動画を取り入れたことで、「伝達力」が向上!

大阪市に本社を構える「株式会社阪急阪神百貨店」。「お客様の暮らしを楽しく、心を豊かに、未来を元気にする『楽しさNo1.百貨店』」というビジョンを掲げ、顧客の心を動かす体験価値を創造する取り組みを行っている会社です。また同社は、「地域住民への生活モデルの提供を通して、地域社会になくてはならない存在であり続けること」を企業理念に掲げ、特に関西エリアでの多彩な顧客接点を数多く持つH2Oグループに所属しています。
今回、新卒採用活動において動画を活用したいと考え、Video BRAINを導入しました。
目次
学生目線で考え、動画を活用することに
――もともと動画制作は行なっていましたか。
制作会社に外注して、制作していました。動画の内容は弊社のイメージ動画です。数年に1本のペースで制作をお願いしていました。
――動画活用を検討した背景を教えてください。
採用活動において、「もっと動画を活用するべきだ」と感じたことがきっかけです。ここ1〜2年、内定者にアンケートを行なった際、弊社の採用サイトをあまり見ていないということがわかりました。外注で作った動画はサイト内に掲載していたので、こちらも見られていないということになります。
その代わり、学生が普段見ているものはLINEやInstagramなどのSNSです。昨年から弊社でも公式のInstagramとLINEを始めたのですが、基本的に静止画しか配信していませんでした。ですが、多くの学生は文字を読むよりも動画を見て情報を得る方が普通になってきているので、動画は我々の思いをより伝えられるのではないかと考えました。
そこで、SNSで動画を発信しようと思ったのですが、数年に1回ベースの制作では間に合いません。とにかく動画の本数が必要でした。そこで簡単に低コストで動画を多く制作できる方法はないかと検討を始めました。
――Video BRAINを導入した経緯を教えてください。
Instagram広告を見て、“誰でも簡単に動画制作が可能”というコピーに目が留まりました。その後、機能面を調べていくうちに、用途の幅広さにも惹かれました。採用活動にて動画を活用しようと考えていたのですが、たとえば教育・育成など、採用以外の場面でも活用できるのではないかと考え、導入することになりました。
――導入の決め手になったことはありますか。
他の動画編集ソフトなども調べたのですが、Video BRAINが一番「これなら弊社で使える」と思えたことが導入の決め手でした。要因として大きかったのは、誰でも使える簡単さ、そしてクオリティの高い動画が制作できるところです。とくに後者は、百貨店という業種上、重要なポイントでした。
未経験でも一定のクオリティを保てる動画編集
――現在はどのように運用していますか。
採用チームの社員3名で運用しています。全員、動画編集の経験はありませんでした。「メンバー全員が同じクオリティで動画制作できるようにしたい」と考えていたので、初めにひとりの担当者がいくつかパターンの動画を作り、他のメンバーがそれを参考にしながら制作しています。
作り続けていくことで完成度がだんだんと高くなり、バリエーションも増えているように感じています。
――動画の素材等はどのようなものを使用していますか。
基本的にスマートフォンで撮影しています。動画の内容は、主に社員のインタビューや実際に働いているようすなどです。
Video BRAINならば、スマートフォンで撮影した素材を使用しても、編集すれば高品質な動画を作れるとわかり、手軽に動画を作れた点は良かったです。
――制作した動画はどのように活用していますか。
基本的にはYouTubeにアップしていますが、InstagramとLINE、Twitterへの配信と、サイトの掲載も行っています。
ほかにも、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、2020年度の内定式をウェブ上で行った際、先輩社員からのメッセージをVideo BRAINで編集し、内定式で流しましたところ内定者からは好評でした。
――Video BRAINの中で、使いやすい機能やポイントはありましたか。
アプリやソフトとは違い、クラウドサービスなのでとても使いやすいです。ネット環境さえ整っていれば、場所を選ばずに編集できる点がありがたいですね。
また、バージョンアップする度に、使いやすい機能が増えていることを実感します。たとえば、画面内に入れる文字の自由配置機能が追加され、便利になりました。
――動画を取り入れた効果はありましたか。
Video BRAINを取り入れたことにより、我々の思考の方法が変わりつつあります。今まではテキストベースで考えて、情報を伝えるような流れでした。しかし、動画ベースで考えるようになったことで、異なる効果が生まれたことを感じます。
たとえば、採用活動では、できるだけリアルな動画を制作し、学生にいかに共感してもらえるかということを考えるようになりました。高度な撮影テクニックが必要なイメージ動画は引き続き外注で作りますが、それとは別に、タイムリーに学生に寄り添うような動画の重要性に改めて気づきました。そういった動画を多く制作するには、Video BRAINで作るのが一番だと思っています。
――今後の展開をお聞かせください。
採用活動においては、学生に向けた動画を制作します。しかし、それだけではなく、リクルーターの社員向けに採用業務のマニュアルも動画化したいと考えています。そのほか、人事から従業員向けへのメッセージや教育研修も動画で発信することも検討中です。
百貨店である当社も、動画をベースにした情報伝達はますます重要になってきます。その元となる動画を制作するツールであるVideo BRAINの存在に、可能性を感じています。
※ 記事は2020年12月インタビュー時の内容です。
株式会社阪急阪神百貨店
業種:小売・流通
事業内容:百貨店業
従業員数:3,380名(2020年3月現在)
所在地:大阪市北区角田町8-7
https://www.hankyu-hanshin-dept.co.jp/
