2020/03/26
アソビュー株式会社 宮本様
動画でCVRが1.2倍アップ!「全員動画編集」できる体制を構築中

休日の便利でお得な遊び予約サイト「アソビュー!」ほか、インターネット広告サービスやレジャー施設向けオンライン予約・チケット販売管理システムなど、「遊び産業」をキーワードに様々な事業を展開するアソビュー株式会社。商品ページに動画を挿入すると、CVRが改善することがわかった同社では、動画編集の時間短縮のために、Video BRAINを導入しました。
目次
動画活用検討の背景
――動画活用を検討した背景を教えてください。
宮本様:ユーザーインタビューをした結果、「体験してみたいけど、具体的なイメージがわかなくて予約までアクションできない場合がある」とお声をいただいたことがありました。安心して予約から体験までいただくには、動画が欠かせないと考えました。そこで、3カ月間で合計100本の動画を制作し、商品ページに動画を入れたところ、コンバージョン率(CVR)が1.2倍改善しました。動画活用の効果を実証できたので、動画制作に本腰を入れようとなりました。
――Video BRAINを導入する前は、社内で動画を制作していたのですか。
宮本様:テスト運用のために制作した100本の動画は外注せずに、自分たちで取材・撮影・編集まで行いました。しかし、編集作業だけでも2時間以上かかるなどコストが高く、本格的に運用するには、生産性を高める必要がありました。
Video BRAIN導入の経緯
ーーVideo BRAINを検討した経緯を教えてください。
宮本様:動画の効果は実感できたので、動画を量産する体制を整えようと思いました。その際、弊社には2つの課題がありました。1つは、動画を作れる・改善できる人員が少ないこと。そして、編集作業に工数がかかっていることでした。その2つを解決できるツールが、まさにVideo BRAINだったのです。
動画制作に投資する上で、「標準化」と「差別化」を考える必要があると考えています。安定した品質の動画を大量に生産するには、フォーマットを「標準化」する必要があります。これには、テクノロジーの投資がかかせません。
一方、動画メディアなど、動画自体で他社と「差別化」する必要があるサービスは、コンテンツの中身だけでなく、エフェクト等の演出にも投資する必要もあります。つまり、外注してプロに依頼したり、内製するために新たな人材採用を行なったりする必要があると思います。弊社の場合、商品ページや記事に動画があること事態が「差別化」であると考えたため、前者の「標準化」を解決するソリューションを探していました。
――Video BRAINの決め手を教えてください。
宮本様:動画の編集経験がない社員が「一定品質の動画が制作できるツール」を探していた弊社にとって、まさに私たちの課題解決してくれるツールがVideo BRAINでした。最初にVideo BRAINの説明を聞いた際、テンプレートの豊富さに驚きました。テンプレートのみではなく、カスタマイズできる自由度の高さにも惹かれましたね。
「アソビュー!」を認知してもらう入り口として、できる限り多くの商品ページに動画を入れたいと考えているのですが、そのためには、同一品質の動画を大量制作することが欠かせません。Video BRAINなら、それが実現できると感じました。
実際の運用
――現在はどのように運用していますか。
宮本様:まずは「アソビュー!」らしい動画のテンプレートを作れるよう、社内の何名かで動画制作を行いました。現在、弊社はユーザー数の多いエンタープライズプランで契約しているので、今後は全員で動画編集できる体制を目指していきます。
営業担当もマーケティング担当も、誰でも動画が編集できれば、よりスピーディーに動画が制作できます。現在は、営業がパートナー様の要望を動画製作の担当者に伝え、担当者が動画を作成してまたパートナー様に確認いただく……とコミュニケーションに工数がかかっています。
営業担当者自身が動画を作れるようになれば、パートナー様と話しながら動画を編集することも可能になります。
――作成した動画はどのように活用していますか。
宮本様:現在は、Instagramのストーリーズで公開しています。今後は商品ページにも組み込んでいく予定です。
――実際にVideo BRAINで動画を制作してみた感想を教えてください。
宮本様:マニュアルを読まなくても直感的に動画が編集できるので、とても助かっています。また、費用対効果は高いですね。専門ソフトを使って動画編集できるように社員を育成する時間とコスト、あるいは動画編集のプロを一人雇うコストを考えると、かなり費用をおさえられたと感じます。
操作感も、Power Pointでスライドを作成する感覚で動画を編集できるので、操作にもすぐ慣れました。最初のうちは、テンプレートを元に素材を入れ替え、動画構成の型を学びながら作りました。動画編集の基本がわからなくても、事前にあるテンプレートを教科書代わりに活用できます。イチから動画を作るのは大変ですが、テンプレートをもとに自社に合った内容にカスタマイズできるので、非常に便利です。
――Video BRAINの機能面はいかがですか。
宮本様:編集のUIが直感的で、機能自体も十分すぎるほど自由度が高いので、満足しています。動画の構成を一度作れば、誰でも同一品質で作れるので、今後は月100本を量産できる体制を整えていきたいです。
動画の効果
――動画を取り入れた効果はありましたか。
宮本様:動画の効果は、Video BRAINを導入する前から数値として結果が出ています。ですので、効果が実証されている動画コンテンツをいかに短時間で、かつ品質を保ちながら、大量に制作できるかどうかが重要です。
専門ソフトを使っていたときは、1本編集するのに2〜3時間ほどかかっていましたが、Video BRAINを使うと1本20分程度で作成できるようになりました。「アソビュー!」らしい動画の構成が固められたら、その後は素材とテキストを差し替えるだけなので、1本10分程度の編集時間で作成も可能だと考えています。
弊社では、1万文字程度ある充実した記事はすでに用意できています。ニーズが顕在している層に深く知ってもらう武器は持っている状態です。しかし、潜在層に興味を持ってもらう“きっかけ”になる武器がなかったのです。「ちょっと気になる」という程度の方に、1万字を読んでもらうのはハードルが高いですし、画像だけでは情報量が少ない場合もあります。その点、動画であれば、1分弱でも多くの情報を伝えることができます。
今後の展望
――今後の展望をお聞かせください。
宮本様:まずは社内の体制を強化していく予定です。最初に導入した際は、Video BRAINのカスタマーサクセスの方に他社の事例や効果的な演出方法についてアドバイスをもらい、スムーズに作成できました。
あとは、動画に使える素材を集めて、日々のルーティーン業務にも動画編集の時間を組み込んでいきます。
現在は、デジタルサイネージや電車の中でも、動画が流れている状態です。インターネットの顧客接点面だけは、まだ動画に変わりきれてないと思っています。偶発的な出会いを演出をするために、動画が必要だと考えています。今後は、動画を有効活用し、“ワクワク”をすべての人に届けていきたいです。
※ 記事は2020年2月インタビュー時の内容です。
アソビュー株式会社
業種:情報・通信業
事業内容:休日の便利でお得な遊び予約サイト「アソビュー!」を運営
業員数:100名
所在:東京都渋谷区神宮前 2丁目7-7 JIKビル 3階
https://www.asoview.co.jp/
