2020/05/20

WILLER株式会社 福島様 渋谷様

動画広告でCPA88%削減。1人で動画広告のPDCAサイクルを確立

バス・鉄道・マーケティング&テクノロジー事業など「移動」を軸に、さまざまな事業を展開しているWILLER株式会社。高速バス事業では、日本全国243 路線・2,197便を取り扱い、年間約405万人のお客様にご利用いただいています(2019年12月時点)。特に女性の平均利用率は約59%にのぼり、 寝顔を見られずにすむカノピー付きシートなど、女性に嬉しい快適なシートや機能が充実しています。

今回、より多くのお客さまにWILLERの高速バス(WILLER  EXPRESS)を知ってもらうために、Video BRAINを導入しました。

動画活用検討の背景

――動画活用を検討した背景を教えてください。

福島様:高速バス「WILLER EXPRESS」をより多くの方に認知いただくため、広告の配信面を広げたいと考えていました。弊社のメインターゲットは、高校生〜26歳くらいまでの若年層です。ターゲット層の中でも、特に10代の女性の認知を優先的に獲得したいと考え、10代かつ女性ユーザーが比較的多いSNSで動画広告を配信するために、動画活用を検討しました。

――Video BRAIN を導入する前は社内で動画を制作していたのですか。

福島様:これまでも別の編集ツールを使って、社内で動画を制作していました。その際は、サイトコンテンツや SNS 投稿の動画化に取り組んでいましたね。きれいなデザインの動画が簡単に作れる一方、テンプレートやフォーマットが固定されていたため、なかなか思い通りの動画を作れませんでした。例えば、弊社の商品である「バス」を目立たせたいと思っても、最適なテンプレートがありませんでした。また、横長の動画しか作れないため、スマートフォン用の縦長の広告は作成できませんでした。

Video BRAIN導入の経緯

――Video BRAINを検討した経緯を教えてください。

福島様:動画広告の配信に本腰を入れようと考え、表現の自由度や柔軟性が高い動画編集ツールを探していました。参加したマーケティングイベントでVideo BRAINを知り、実際に説明を聞かせていただきました。

――Video BRAINの決め手を教えてください。

福島様:自由度は高いのに、簡単に動画が作れるという点です。他の動画編集ツールも検討したのですが、Video BRAINは静止画の大きさなども含めて細かく調整できる点や、文字数の制約がない点に魅力を感じました。レイアウトも変更できるため、以前のツールでは課題だった「商品のバスを目立たせる」ということも、簡単にできそうだと感じました。
またVideo BRAINの提供会社が、お出かけ動画メディア「ルトロン」も運営しているため、弊社と相性が良いなと思いました。

渋谷様:あらかじめ用意されているテロップデザインやトランジションを組み合わせれば、簡単に動画が作れそうという点も決め手でした。また、テロップデザインや文言など細かい点も数クリックで変更できるため、広告のABテストに最適だと感じました。

実際の運用

――現在はどのように運用していますか。

渋谷様:私がメインで担当しており、月10本ほど動画を制作しています。テンプレートのベースができていれば、動画を4本作るのも10〜15分で完了します。広告の戦略や運用、サイトの方針決めなども私が行っているため、短時間で動画が作れるのはとても助かります。
私たちの部署では、さまざまな部署の人から依頼をうけて広告出稿することもあります。今回、Video BRAINの導入をして以来、会議の場などで作った動画を共有すると「こんな動画も作れないか?」と相談を受ける機会も増えました。また「もっとこういう訴求をしてほしい」などリクエストをいただくこともあるので、それぞれの部署の想いを汲み取りながら、動画制作をしています。

渋谷様:動画編集経験がない私でも、簡単に動画を制作できました。機能面では、「複製」と「共有URL」がとても助かっていますね。広告配信では複数パターンを出稿し、ABテストをしながら、細かく広告をチューニングすることが必要になってきます。そんなときに、一度作った動画を一瞬で複製できるのは助かっていますね。作った動画を共有URLで簡単に確認できるのも、ありがたいです。共有URLがあれば、さまざまな部署にすぐに共有でき、確認する側もURLをクリックするだけで、ダウンロード不要で動画をチェックできます。手間が省けたことで、確認時間も短縮されたように感じます。

――制作した動画はどのように活用していますか。

渋谷様:Facebook、Instagram、Twitterなど各SNSの動画広告配信として活用していました。現在はコロナウイルスの影響で広告配信をストップしていますが、短期間で動画広告配信のPDCAを検証できたのも、社内で動画編集をできる体制を持てたからだと思います。

動画の効果

――動画を取り入れた効果はありましたか。

渋谷様:動画クリエイティブでCPAが88%も削減されました。導入して1カ月ではありますが、最も効果の良かった動画では、静止画より88%もCPAを抑えることができたのです。また約1カ月で 13本の動画を入稿し、スピーディにPDCAをまわせました。動画広告では、冒頭の2秒が大切だと言われています。複製機能を用いれば、冒頭の写真やテロップを変えるなど、複数パターンを簡単に制作できます。最適な勝ちクリエイティブを生み出すことができた点も、Video BRAINを導入して良かったポイントです。

今後の展望

――今後の展望をお聞かせください。

福島様:現在はコロナウイルスの影響で本格的な運行ができていませんが、状況が落ち着いたら「コロナ対策の取り組み」などを動画で伝えたいと考えています。それまでは、WILLER EXPRESSへの理解が進む動画をはじめ、お客様が予約するまでに抱えている課題の解決に繋がる動画などの制作を行なっていきたいです。また、バスの待合室に設置されたサイネージや、バス内のプライベートモニターにも動画を流せればよいなと考えています。例えば、バス内のプライベートモニターでバスの設備や使い方などを動画でお伝えすれば、移動をより快適に楽しく過ごしてもらえます。このように、動画で様々な工夫をしていきたいと思います。

渋谷様:これまでは動画広告の配信がメインでしたが、プレスリリースに動画を入れたり、SNSなどでの発信でも、積極的に動画活用をしていきたいと考えています。また、弊社では「ウィラコレ」というオウンドメディアも展開しています。すでに多くの記事を掲載しているので、記事コンテンツの動画化や、記事誘導への15秒程度のダイジェスト動画なども作成していきたいです。

WILLER株式会社

業種:移動サービス事業
事業内容:運輸事業(高速路線バス事業・鉄道事業)・ITマーケテイング事業
従業員数:847名(グループ合計)
所在地:大阪府大阪市北区大淀中 1-1-88-600 梅田スカイビルタワーイースト6階 https://www.willer.co.jp/

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