Twitter広告の効果を上げるサムネイルのポイントとは

SNSを使った情報の発信や収集が盛んになり、インターネット上にコンテンツが溢れている現代。
ユーザーは日々大量の情報に触れています。
そのような環境化でユーザーの目を引き、行動を促す広告を作るためには、サムネイルを工夫することが重要なポイントとなります。

この記事では、数あるSNSの中で特に人気の高い媒体の一つである、Twitter広告のサムネイルの作成ポイントについて解説します。

Twitter広告のサムネイルとは

世界中の多くの人に利用されているTwitter。
ユーザーは個人のツイートだけでなく、情報の取得を目的にTwitterを利用しているため、広告の効果が期待できる媒体です。

サムネイルとは、「縮小された見本・画像」のことを意味し、情報の内容が一目で分かる、視認性を高める役割を持ちます。
広告のサムネイルには、ユーザーの目を引き、興味を持たせる役割があるため、動画の視聴完了率やCTR(クリック率)を上げる、という重要な役割があります。

Twitter広告のサムネイル作りに成功すれば、自社の製品・サービスを多くのユーザーに知ってもらうことや多くの購入機会を得ることが可能です。

Twitter広告のクリエイティブフォーマット

Twitterの広告クリエイティブフォーマットには、形式別にいくつかの仕様があります。
それぞれのクリエイティブフォーマットの特徴と、仕様詳細をご紹介します。
自社の製品・サービスの魅力を伝えることができる、最も適切なものを選択しましょう。

※Twitterはリアルタイムの情報を発信する性質上、スマートフォンからの利用がほとんどですので、ここで紹介する仕様詳細はモバイル向けの仕様規定としております。

1)プロモツイート

通常のツイートと変わらない見た目のクリエイティブフォーマットです。
シンプルな文字のみのもの、通常のツイートに画像を1枚もしくは複数枚添付したもの、動画を添付したものがあります。

文字数制限はリンクの24文字も含めて140文字以内のため、残りの116文字で、端的に製品・サービスの魅力を訴求する必要があります。

レスポンス力が非常に高いキャッチコピーを持っている場合以外は、文字のみではなく、画像・動画付きのツイート広告をおすすめします。

【仕様詳細】

画像付きツイート※画像は1枚でも複数枚でも対応可能
文字数制限140文字以内(つまり116文字)
画像サイズ600×335px以上
縦横比16:09
対応ファイルjpg・png・gif
動画付きツイート
文字数制限140文字以内(つまり116文字)
縦横比2:1〜1:1の間
ファイルサイズ最大1GB
動画の長さ2分20秒
ファイル形式MP4またはMOV
Twitter推奨ビットレート1,080pの動画で6,000k〜10,000K、720pの動画で5,000k〜8,000k
推奨フレームレート29.97fpsまたは30fps

参照:プロモツイート – Twitter Marketing

2)ウェブサイトカード

Twitter広告でいう「カード」とは、サムネイル画像や記事のタイトルなど、ツイートを魅力的に見せる機能が一体となった広告形式のことです。

ウェブサイトカード形式の広告には「ビデオウェブサイトカード」と「イメージウェブサイトカード」の2つの種類があります。
動画を使用する場合にはビデオウェブサイトカード、静止画を使用する場合はイメージウェブサイトカードです。

ウェブサイトカードは、Twitterから任意のウェブサイトやキャンペーンページへの誘導機能を持ったカードです。
ウェブサイトへのアクセス数アップが目的の場合はこのカードを利用するといいでしょう。
画像を添付した通常のプロモツイートでは、画像をクリックしても拡大表示されるだけですが、ウェブサイトカードは画像をクリックすると、指定URLへ遷移します。

【仕様詳細】

タイトルの文字数制限50文字(PC仕様では70文字)
サムネイル画像の最大サイズ5MB

参照:ウェブサイトカード – Twitter Marketing

3)アプリカード

アプリへのアクティブ性を高める広告です。
ウェブサイトカード同様、動画を活用する場合には「ビデオアプリカード」といい、静止画の場合は「イメージアプリカード」といいます。
アプリのインストールに誘導するボタンが備わっており、クリックするとアプリのダウンロード画面に遷移させる、または、既にアプリをダウンロードしているが起動していない休眠ユーザーを呼び起こすために、アプリを起動を促進させることができます。

参照:アプリカード – Twitter Marketing

【仕様詳細】

縦横比1.91:1縦横比1:1
画像比率800×418ピクセル(最大3MB)800×800ピクセル(最大3MB)
ツイート本文280文字(注記: リンクは23文字分に相当するため、たとえば、ツイートにリンクを1つ含める場合、ツイート本文に使える文字数は257文字です。
日本語の全角文字の場合、使用できる文字数は半分になります(140文字))

4)ダイレクトメッセージカード

Twitterのダイレクトメッセージ機能を有効活用できる広告フォーマットです。
動画を使用する場合には「動画ダイレクトメッセージカード」といい、静止画の場合には「画像ダイレクトメッセージカード」といいます。
企業のブランドのチャットボット(人口知能を活用した自動会話プログラムを活用し、ターゲティングした利用者と特定の目的に合わせたプロモーションなどの会話をスムーズに行うこともできます。
企業やブランドの支持者をつくる、利用者のニーズを発見できる効果が狙えます。

参照:ダイレクトメッセージカード – Twitter Marketing

4)カンバセーショナルカード広告

カンバセーショナルカードの特徴は、コールトゥアクションボタンにハッシュタグとメッセージを設定できることです。
クリックすると、設定されたハッシュタグとメッセージが投稿入力画面に表示されるため、ユーザーのアクションに結びつきやすくなり、2次拡散効果が期待できます。

参照:カンバセーショナル広告形式

CTRを向上させるTwitter広告のサムネイル

CTRを向上させるTwitter広告のサムネイル

どのクリエイティブフォーマットを選んでも、CTR向上にはサムネイルが重要です。
Twitter広告でクリックされるサムネイルのポイントを2つご紹介します。

1)伝えたい内容が一目で直感的に理解できること

冒頭にお伝えしたように、日々大量の情報を触れているユーザーは、ほとんどの情報を読み流しています。
目に入った1秒間程の間に、製品・サービスの魅力や強みを伝える必要があります。

2)スマートフォンのスクリーンを意識すること

Twitterはスマートフォンで利用されることが多いので、小さなスクリーンでも目立つように文字の大きさや量に注意しなければいけません。
掲載するSNSによってサムネイルのポイントも異なるため、CTRを向上させるためには、その媒体特性を理解することも大切です。

まとめ

Twitterには多くのクリエイティブ形式があり、その中から自社の広告効果を最大限に引き出せるフォーマットを選択する必要があります。
そしてどの広告においても、サムネイルのインパクトがCTRに大きく影響します。

ポイントをおさえたサムネイルでユーザーにクリックをしてもらっても、広告内容によっては肝心の製品の購入やサービスの登録に結びつきません。
飽きさせないインパクトと、多くの情報量を持つ動画広告を制作してCVRの向上を目指しましょう。 


 

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